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モスアゲートは基本的に自己反省を迫るパワーストーン。ちょっと手厳しいところがありますが、時には必要なアイテム。

モスアゲート・大胆に行動できる・2019年2月21日

 

モスアゲート(Mos-agate)
モスアゲート(Mos-agate)

モスアゲート・大胆に行動できる・2019年2月21日

モスアゲートが出ています。

モスアゲートに求めるのは「自分を振り返ること」。

早い話、モスアゲートは自己反省のストーンですね。

とは言っても元々は癒し系の要素が入っています。

その働き方は、感情の乱れをおさめて素直になれるということがあります。

反応的な感情をしずめ、より的確に物事を判断できるようになるでしょう。

カード:皇帝

良いカードです。

計画の成就や願望達成が約束されているようです。

それが実現するためには、素早い決断と行動が大切。今はそれができそうな雰囲気ですが。

同時に、チャンスを待つような姿勢でなく、自分から動くことが大切。

決断と実行が大切なわけですが、決してワンマンにならないように。

その意味で今回はモスアゲートを取り上げておきました。

正義に関していくつかの観点(その2)

前回は罪のメカニズムの一部を復習的に記しました。

今回はその続き。

さて、正義とか罪と言っても、それは持っている知識に左右されそうなことがお分かりと思います。

例えば、昔は環境汚染に対する知識とか医学的な常識、人権意識などということはありませんでした。

ですから知識の幅によって倫理観や罪も左右され、知識が増えるほどに、より罪を犯す可能性は減り、自らの生存性を高めることができるようになります。

で、あまりに知識がないと「生存の多重円」の性質に従って、その文明は衰退し、そして崩壊します。

ですから、自分自身と社会や世界の生存のためには、知識は非常に重要なんですよ。

このように書きますと社会なんていう大きな視点だけのことに見えるかもしれませんが、単に一対一の人間関係にとっても同じこと。

非常にシンプルに「誰かの生存を脅かしてはいけない」また「誰かの生存が脅かされているのを放っていてはいけない」ただこれだけのことです。

彼や彼女が痛い目にあってはいけない。彼や彼女が悲しんではいけない。

誰かが困っていたら助けてあげなければならない。

ただそれだけです。

さて、次回は「罪の意識」についてを書く予定です。

明日が良い日でありますように。

モスアゲート・気分転換しよう・2019年2月14日

モスアゲート(Mos-agate)
モスアゲート(Mos-agate)

モスアゲート・気分転換しよう・2019年2月14日

モスアゲートが出ています。

モスアゲートに求めるのは「気分転換」。

これはある意味癒し系としての扱い。

思いつめたり煮詰まったり、とにかくストレスフルな気分をほぐします。

そうすることでポジティブな部分を呼び起こし、再起する原動力を得ることができます。

このあたり、意味辞典では触れられていない使い方。

カード:ワンドの10/リバース

うわ、これはちょっと逆境を意味するカード。

ダメとわかっていても取り組まざるを得ない状況とか、これまでのど努力がムダになるといった感じ。

しかし、ここで弱気になることがないように!

いやいや、長い人生の中ではそんな事もありますって。ないわけがありません。

そうそう、何かしている人にとっては避けられないことではないでしょうか?

ここは気分転換。

気分を新しくしてことに当たりましょう。

受け取りようで変わること

うわ、今回のカードはなんだか昨日とは真逆っぽいですね。

でもねえ、ありますよこんな事も。ゲームなんだから。

さてさて、だんだん板についてしまった格言シリーズを・・

一羽のツバメが来ても夏にはならないし、一日で夏になる事もない。
一日もしくは短い時間で人は幸福にも不幸にもなりはしない。
(アリストテレス)

さて、注釈です。

この格言には様々なことが含まれているようです。

非常に単純には、目の前のこと(短い期間)に一喜一憂するな。人生をもっと長い目でみよ。

そして、日々の積み重ねによって人は幸福にも不幸にもなる。

こんな感じでしょうか。

それから、目の前で起こっていることについて、その時の気分によって受け取り方が異なるでしょう。

今回のカードのように逆境が予想されたとしても、それに立ち向かうか、屈服するかはその時の気分次第ということがあります。

また、同じ現象に対して人それぞれで受け取り方が全く違うのですよね。

ちなみに、その人が感情のレベルのどこにいるかで全く受け取りようが違いますよ。

やっていることにうんざりしたり、疑問が生じてやる気を失ったとしたら、気分を変えて、考えを変えるのが吉。

明日が良い日でありますように。

モスアゲート・執着を捨てる・2018年12月11日

モスアゲート(Mos-agate)
モスアゲート(Mos-agate)

モスアゲート・執着を捨てる・2018年12月11日

モスアゲートが出ています。

モスアゲートに求めるのは「執着心を捨てること」。

ひと口に言って「自己反省のストーン」です。

自分自身のまずいところを再確認・・・これを強制的にするという、それは恐ろしいストーンですね。

ところが改めようと思えばこうしかない、ということもままあります。

まあ、そう大きく考えることでなくとも「このままではまずいよなあ」と思い当たるフシがあるなら、モスアゲートで少し具体的に掘り下げてみましょう。

さて、カードは「悪魔」。

悪魔です、アクマ、あくま。

一体どういうことでしょうね。

何かまずいことが起こるのではないかと心配するには及びません。

悪魔のカードが意味するところは「自分自身の心にある悪魔の発動」です。

ですから自分自身が何とかすれば何とでもなるということです。

心の中にある悪いことを列挙してみてはいかがでしょうか?

嫉妬、偽善、嘘、堕落、怠け心、他人を顧みない言動、暴力的な考え、詐欺、言い訳、無責任、とりあえず悪意・・・

まあこんなところでしょうか?

これらって自分で治そうとすればどうにかなります。

これらはすべて間違った執着心から起こることのようです。

執着を捨てれば、非常に晴れ晴れとした気分になりますよ。

執着についての考察

悪魔のカードに関連して執着について記します。

突然ですが、お釈迦様の教えの中枢にあるのが「執着を捨てる」ですね。

普通に執着といえば、大辞林としてはこのように・・・

ある物事に強く心がひかれること。心がとらわれて,思いきれないこと。

これ、良いことに心を強くひかれるならばそれで良いのですが、悪いことにも心ひかれるのが人間です。

非常にシンプルな例えとして「窃盗犯」。

働くよりも窃盗する方が良い、というおかしな執着があるわけです。

こんなのはもう単純に判断ミスですよね。そりゃマズイだろ、ということがわかっていない。(わかっているならもうヤケクソですね)

しかしながら、ダメとわかっていながら心が突き動かされるような執着もあります。

例えば嫉妬とか。「嫉妬の炎」と言った表現でこれを表していますね。

いじめは悪い、とわかっていても弱い者いじめしてしまう、ということもあるでしょう。

このように、心が突き動かされてしまう執着のタイプの原因として、その人の人生の過去の出来事が大きく関係することがわかっています。

その出来事の中で、自分で理解できるような場面ならその影響から脱することは比較的簡単なのですが、なかなか難しいのがかなりな意識低下があった時に刷り込まれたような「人格の規定」です。

これ、ほとんど催眠と同じに働きます。

(このことはこのコラムでも幾度となく触れています)

さて、例に挙げた窃盗犯ですが、悪いこととわかっていても心が突き動かされるようにやってしまう、という人がいるのは確かです。

このような場合、どうも過去の人生の中に刷り込まれた「窃盗犯の人格」というようなことがあると思えます。

例えば・・・「お前は働けないよ」とか「〇〇ならば窃盗犯になっちゃうぞ」とかという台詞が意識朦朧とした状態でささやかれると、それがまるで催眠術のような効果をもたらし、後になって反応的に働きます。

このような催眠効果は理性の検閲を簡単に突破し、反応的な行動に移ります。

これが窃盗という実質的な行動でなくとも例えば感情的には「嫉妬」や「憎しみ」という感情の発動にも現れます。

これ、各自にそんな催眠状態がないか、個人的に探すのはかなり難しいとは思います。

が、ひとつのヒントとして、何か衝動的にしてしまう理不尽な反応(行動や感情)があるとすれば疑ってみても良いでしょう。

これに関して過去に一体何があったのか?・・・

これを探し出しておぼろげながらでもその物語がわかれば、その分だけ「反応の力」は緩くなります。

「何があったのか」これって壮大なドラマでなく、超くだらないことの方が圧倒的に多いですよ。

それから、これらの執着を消す他の方法として・・・

理性と倫理観を徹底的に増強させる・・・これも方法です。(みもフタもないかもですが)

お釈迦様的には、どちらかと言えばこれではないかと思われます。

明日が良い日でありますように。

モスアゲート・協調性を忘れずに・ 2018年9月28日

モスアゲート(Mos-agate)
モスアゲート(Mos-agate)

モスアゲート・協調性を忘れずに・ 2018年9月28日

モスアゲート

モスアゲートに期待するのは「協調性」。

モスアゲートは基本的に自己反省のパワーストーンと言えますが、その根底にあるのは協調性を高めることです。

周囲の人と上手く接していけなかったり、心にもない事を口にしたり、嫌な行動をとったりして後で後悔する事が多いなら、是非ともモスアゲートを使っていただきたいですね。

さて、今回のカードは「皇帝/リバース」。

ちょっと注意です。

前回も要注意系でしたが、もしかしたらその延長に。

このカードが出ているときは「あきらめ」があるか、逆に「力」を無茶に使って独断と偏見に満ちた行動に出やすいことを暗示します。

「力」を使うことを放棄するか、または良くない使い方をする傾向にありということですね。

これ、戒めと取りましょう。

力を使うなら、正しく、そして誰にも理解できるよう、協調性を念頭におくことが大切。

だからモスアゲートなんですね。

協調性の根本原理

このコラムでは何度も「力づくではダメだろう」と書いています。

もちろん、あることを成すにはどこかで「力の行使」が必要になることはあります。

土地を平らにすることが決定されたなら、それはブルドーザーのような力を使うのが手っ取り早いのは確かです。

で、このような力の使い方の範疇は「努力」の分野。

そして人がすることはその前提にあるところの「それをしよう」という意図です。

さて、次にこの力の行使の前にある意図の次に協調性ももちろん大切。

先に挙げました「土地を平らにする」ことに関して人々の賛同を得ていなければなりません。

もちろん、反対する人もいるでしょう。でもその人たちにも渋々でも賛同を得られていなければなりません。

これが協調性となります。

さて、この協調性ですが、最終的、根源的なエッセンスとして、「その相手になる」というつもりが大切です。

これは実のところコミュニケーションの根源的なエッセンスでもあります。

これをもうめちゃくちゃ普通の表現で書きますと「相手の立場になる」です。

そして究極的には、立場どころかその相手そのものになる、ことです。

相手が人間であろうと動物であろうと、無生物であろうと、それらとコミュニケーションをとるには「その対象物になる」が根本原理です。

これわかりにくいかもですが、以下のことをちょっと試してみてください。

例えば、目の前に「コップ」があるとします。

あなたがそのコップのことを知りたいなら、あなたはそのコップになることです。

もちろん、目の前にあるボールペンでも机でもいいですよ。

これ、変な話だと思われるでしょうね。でも本当ですよ。

試しに、身の回りにある様々な無生物をピックアップして、その物になってみることをしてみてください・・・

と言ってもわかりにくいですよね・・・

ならば、例えば、目の前にあるコップに「なったつもりになってみてください」。

これ、できる人とできない人がいるかもです。

そのことについて知りないなら、その究極は、その対象物になること。

本当ですよ。

これができる気がする人は、相手が無生物の物体であればそれを扱うのが上手で、そして人や動物が相手なら良いコミュニケーションが取れているはずです。

協調性とは、「相手になれるかどうか」の程度に依存しています。

ちなみに、無生物、無機物を対象として、それになれない人は、対象物が機械なら、その扱いが上手くいかず、壊してしまいやすい傾向にあり。

さて、今週も最後のコラムになりました。週末には台風が通過するエリアがありそうです。厳重注意を!

ではまた次の日曜の夜に更新します。

明日が良い日でありますように。