モスアゲート・協調性を忘れずに・ 2018年9月28日
モスアゲートに期待するのは「協調性」。
モスアゲートは基本的に自己反省のパワーストーンと言えますが、その根底にあるのは協調性を高めることです。
周囲の人と上手く接していけなかったり、心にもない事を口にしたり、嫌な行動をとったりして後で後悔する事が多いなら、是非ともモスアゲートを使っていただきたいですね。
さて、今回のカードは「皇帝/リバース」。
ちょっと注意です。
前回も要注意系でしたが、もしかしたらその延長に。
このカードが出ているときは「あきらめ」があるか、逆に「力」を無茶に使って独断と偏見に満ちた行動に出やすいことを暗示します。
「力」を使うことを放棄するか、または良くない使い方をする傾向にありということですね。
これ、戒めと取りましょう。
力を使うなら、正しく、そして誰にも理解できるよう、協調性を念頭におくことが大切。
だからモスアゲートなんですね。
協調性の根本原理
このコラムでは何度も「力づくではダメだろう」と書いています。
もちろん、あることを成すにはどこかで「力の行使」が必要になることはあります。
土地を平らにすることが決定されたなら、それはブルドーザーのような力を使うのが手っ取り早いのは確かです。
で、このような力の使い方の範疇は「努力」の分野。
そして人がすることはその前提にあるところの「それをしよう」という意図です。
さて、次にこの力の行使の前にある意図の次に協調性ももちろん大切。
先に挙げました「土地を平らにする」ことに関して人々の賛同を得ていなければなりません。
もちろん、反対する人もいるでしょう。でもその人たちにも渋々でも賛同を得られていなければなりません。
これが協調性となります。
さて、この協調性ですが、最終的、根源的なエッセンスとして、「その相手になる」というつもりが大切です。
これは実のところコミュニケーションの根源的なエッセンスでもあります。
これをもうめちゃくちゃ普通の表現で書きますと「相手の立場になる」です。
そして究極的には、立場どころかその相手そのものになる、ことです。
相手が人間であろうと動物であろうと、無生物であろうと、それらとコミュニケーションをとるには「その対象物になる」が根本原理です。
これわかりにくいかもですが、以下のことをちょっと試してみてください。
例えば、目の前に「コップ」があるとします。
あなたがそのコップのことを知りたいなら、あなたはそのコップになることです。
もちろん、目の前にあるボールペンでも机でもいいですよ。
これ、変な話だと思われるでしょうね。でも本当ですよ。
試しに、身の回りにある様々な無生物をピックアップして、その物になってみることをしてみてください・・・
と言ってもわかりにくいですよね・・・
ならば、例えば、目の前にあるコップに「なったつもりになってみてください」。
これ、できる人とできない人がいるかもです。
そのことについて知りないなら、その究極は、その対象物になること。
本当ですよ。
これができる気がする人は、相手が無生物の物体であればそれを扱うのが上手で、そして人や動物が相手なら良いコミュニケーションが取れているはずです。
協調性とは、「相手になれるかどうか」の程度に依存しています。
ちなみに、無生物、無機物を対象として、それになれない人は、対象物が機械なら、その扱いが上手くいかず、壊してしまいやすい傾向にあり。
さて、今週も最後のコラムになりました。週末には台風が通過するエリアがありそうです。厳重注意を!
ではまた次の日曜の夜に更新します。
明日が良い日でありますように。