グリーンアベンチュリン・アドバイスを聞こう・2018年11月14日
グリーンアベンチュリンが出ています。
グリーンアベンチュリンに求めるのは「アドバイスを大切に受け取る」こと。これは意味辞典では扱われていない内容です。
グリーンアベンチュリンの基本的な働きとして「素直になれる」があります。
それから「本質を見る」という部分があり、これも自分の知識の中だけで判断せず、人からのアドバイスを使ってもさらにものを見ることができるようになる意味と言えます。
さて、カードは「法王」。
まずまずな良いカードと言えるでしょう。
なんらかの選択を迫られているとしても、正しい道をあなたは知っている、これを象徴しているカードですね。
既存の知識だけでは計り知れない真理を、実はとおに知っている可能性もあり、本人がそれに気づいていないだけ、という状況もあります。
ただ、この時期には冒険やリスキーなことを起こすには適しません。
常識や年長者のアドバイスに従う方が吉のようで、そのような人が現れる暗示も。
このアドバイスがすぐには理解できなかったとしても、それを受け入れるだけの度量を用意しさえすれば、困難なことでも解決していくことでしょう。
ヘイトのメカニズム
「法王」にちなんで記しておきます。すでにこのコラムでは何度か触れていますが、少し具体的な話にします。
ヘイトスピーチということがあります。
これはシンプルに、そのスピーチをしている人々は、先にヘイトの相手の方に「悪いことをしたことがある」と判断して間違いありません。
「A」が「B」について散々に非難しているとしましょう。(ヘイトスピーチですね)
これは実は「A」が「B」に先に悪いことをしていて、それを謝ることができず、それを正当化するために「A」は「B」を悪く言う必要に迫られていると言う形です。
「B」は目に見えて卑怯者です。
単に、自分が犯した悪いことを謝れないで、そして正当化しようとするわけです。単に弱虫で無責任、卑怯者です。
逆に、卑怯者を見たときに、彼らが声高に叫んでいた非難を観察すれば、それは単に自分の罪を正当化するためのことだったことがわかります。
世の中にある「異議」「申し立て」をつぶさに観察してみましょう。
それが、先に犯した罪の正当化かそうでないか、それを見抜く目を持ちましょう。
正当化としての振る舞いをする人々の特徴は、卑怯者、無責任、元の仲間でさえ助けることはない、必要ならば嘘もつくといった性質を持っています。
騙されてはなりません。
明日が良い日でありますように。