グリーンアベンチュリン・ゴリ押し注意・ 2018年3月27日
久々に癒し系のパワーストーンとしてグリーンアベンチュリンを取り上げます。
が、癒しと言っても「ちょっと肩の力を抜いてリラックスしましょうよ」という優しい系ですね。
さてさて、出てきたカードは「力」(ちから)です。
このカード、どちらかと言えば「良し」としたいですが、アドバイスに富んだ部分が多いようです。
今現在、とにかく「力」を使ってなんとかしようという局面で、その気力も十分な感じではあります。
困難なことに立ち向かおうとしているとか、不可能と思えるようなことに挑戦しよとしているという姿がそこにあります。
また、目標達成のために欲求を抑えたりとか、自分自身をコントロールしようとする局面でもあるようです。
いずれにせよ、なんらかの「力」を使おうとしている場面です。
ただ、「力」は使い方に要注意。
そのためにはちょっと肩の力を抜くように、リラックスが大切。そこでパワーストーンとしてはグリーンアベンチュリンの癒し系な意味と効果を活用します。
力と理性
「力ずく」ということがあります。
目的を達成するために「力」を使うことですね。
ところが、力を使うと必ずその反作用があります。壁を押しても同じ分だけ押し返されることでわかりますよね。
そして、もっと力を使うとその壁を破壊することになります。(手も怪我をするかもです)このように、力の究極的な行使は破壊に行き着きます。
これを、ここのところよく出てくる話題として「感情の段階」で言えば「怒り」の特徴と言えます。
「怒り」はエネルギーの放出によって破壊をもたらします。
怒りのように、コントロールされない「力」を使っているときには感情の段階がかなり低いということです。
もちろん、何か生産的な目的のために「破壊」が必要なこともありますが「怒り」の破壊とは意味が異なりますよね。
さて人間の場合、単なる「力の行使」によらず、「要領よく」ことを進める能力が備わっています。
爆弾を落とすのではなく、話し合うということができるはずですよね、
また、同じ力を使うのでも、それを要領よく使うことができるはずです。
この「要領」といのはすなわち「理性」ということになりそうです。
理性は「力」とかエネルギーとかとは、もうまったく異次元にあります。
そして、理性は力やエネルギーを統制する能力を持っています。
そこで、わざわざグリーンアベンチュリンに登場してもらうのは、癒し系としてイライラを沈めたりといった作用から理性を呼び覚ます目的があります。
イライラって無秩序なエネルギーの発散(破壊)の元になるでしょ。
様々なことを頑張ろうと思いすぎるとき、ゴリ押し気味になることがありますよね。自分自身に対しても、他人に対しても。
そしてどこかで最終的に「力」とかエネルギーを使う必要があるにせよ、それは理性によって統制され、コントロールされることが必要です。
明日が良い日でありますように。