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スモーキークオーツ・理性で乗り切れ・2019年3月8日

スモーキークオーツ(Smoky-quartz)
スモーキークオーツ(Smoky-quartz)

スモーキークオーツ・理性で乗り切れ・2019年3月8日

スモーキークオーツが出ています。

スモーキークオーツに求めるのは「悪い考えに左右されないこと」。

安眠系で取り上げられるストーンですが、それだけの働きではありません。

スモーキークオーツの根本的な働きは「精神安定」。

悪い考えというのは、自分自身の「感情のレベル」がぐぐっと落ちた時に起こりやすいのです。

悪い考えは不安を招き、そして安眠も妨害します。

今回はちょっとばかり要注意なカードが出ていますが、不安にかられずにやり過ごしましょう。

カード:ワンドの8/リバース

うん、久しぶりに要注意カード。

まずはとにかく急速な変化が訪れます。

しかしそれに乗りきれなかったり、自分が望む方向への変化でなかったりがあるかもです。

そしてコミュニケーションが破綻し、目指す方向がわからなくなったりが起こりやすいですよ。

しか〜し、ここでイライラしたり不安になったりすることのないように。

冷静で客観的になりましょう。そうすればこの空回り感から脱出できるはず。

ストーンで実現したいこと

感情のレベルについて復習しよう

人間の喜怒哀楽を詳細に見ると以下の通り。

  • 静穏      合理的
  • 熱狂       ↑
  • 陽気
  • 強い興味
  • 保守的
  • 満足
  • 退屈
  • 敵対心
  • 怒り
  • 秘めた敵意
  • 恐れ
  • 同情
  • 悲しみ      ↓
  • 無気力     不合理

上の方にいる方がもちろん良いです。上の方が生存的です。

下の方では争い、欺瞞、嘘、絶望が待っています。

そして情緒不安定というのはこれらのレベルを上下に行ったり来たりするわけですね。

ところで、このレベル移動は外的要因で変化することもあります。

単純に言えば、明るい人の近くにいれば自分も明るく感情のレベルとして上の方にいられます。

逆に、意地悪であったり悲しみが多い人が近くにいると、それに影響されて自分の感情のレベルが下がることがあります。

そこで求められるのは、できるだけ上の方にいられる「安定性」です。

これを実現するための手助けになるのが、今回取り上げたスモーキークオーツです。

逆に、不安定さの要因として「刺激に対する反応」があります。

「反応」というのは文字通り「反応」で、理性とは関係なく機械的に動くことです。

これは古い過去体験などに影響されていることがほとんど。

そこで解決策は最終的に「理性」の強化です。

セレニティアスのパワーストーン選択は、実は「理性」の強化を目指しています。

明日が良い日でありますように。

スモーキークオーツ・心を豊かに・2019年2月5日

スモーキークオーツ(Smoky-quartz)
スモーキークオーツ(Smoky-quartz)

スモーキークオーツ・心を豊かに・2019年2月5日

スモーキークオーツが出ています。

スモーキークオーツに求めるのは「心を豊かに」「本当に大切なことを見つける」「想像からくる不安に負けない」。

おなじみ過ぎるほどポピュラーです。使い勝手が良いパワーストーン。

スモーキークオーツの働きを非常にシンプルに書けば、マイナス感情から脱出するといったアクティブな癒し系となります。

例えば何かに失敗した、何かを失ったといった喪失に関することが悲しみや、やる気のなさに人を落ち込ませます。そしてそれが記憶に刻まれます。

スモーキークオーツの癒しはそこそこに深い記憶に達して処理する能力を持ちます。

一般に言われる「安眠をもたらす」という働きはそれらの副次的な効果のようです。(わかりやすいから取り上げやすいのですね)

カード:ペンタクルの5

ペンタクルのカードはお金などの物質的なものがもたらす豊かさの象徴。そして「5」は物質よりも精神性の象徴。

総体としては物質的にうまくいかないことから得られる精神的なことに関する目覚めを表しているようです。

実際、表面的には困難な状況があるかもです。これまで信じていた幸福に意味を見出せなくなることがあったりも。

しかし、精神性な目覚めを知るなら、物質が幸せを運ぶわけではないと知ることになりそうです。

正確には16億円以上の廃棄だった

恵方巻、2019年度のより正確な廃棄量として金額で16億円分以上となるようです。(最初の予測が10億円)

この食品ロスはなんとかせねば。

と、ここで復習「知っている」のスケール。具体例をあげましょう。

  1. 知っている
  2. 見ている
  3. 感じている
  4. 努力
  5. 考えている
  6. 食べる

恵方巻それ自体は「食べる」そして「シンボル」という物体に値します。

そして「考えている」で「恵方巻きってなんだっけ?」とふと思うことです。

その由来を人に聞いたり、ネットで調べたりが「努力」、そして自分なりに「感じ」ます。

そして自分が感じたその感覚と恵方巻きの真実を「見ている」ことになります。これはもう、シンボル状態の時に目に入る「見ている」とは意味が違いますね。

シンボルの時には見ていないです。

そして、最終的に恵方巻きを「知っている」です。ね、実は16億円分以上を廃棄する事実も「知っている」の分野。

また、恵方巻きの全国的流行はセブン・イレブンが作り出したということも。シンボルを見せつけていたわけです。

それでも、節分に家族団欒が恵方巻きで楽しむこと自体を否定することもありません。それはそれで良いでしょう。

問題は、廃棄処分されるロスですね。

明日が良い日でありますように。

スモーキークオーツ・自分を振り返る・2018年12月26日

スモーキークオーツ(Smoky-quartz)
スモーキークオーツ(Smoky-quartz)

スモーキークオーツ・自分を振り返る・2018年12月26日

スモーキークオーツが出ています。

スモーキークオーツに求めるのは「自分自身を見つめる」こと。

スモーキークオーツは安眠を誘うパワーストーンとして書かれることが多いですが、その基本原理は安眠を妨げている問題を「見る」ことにあります。

更にその奥にあるのが「心に隠し持つ闇の部分」にスポットライトを当て、それをクローズアップするという作業。

これはまさに「自分自身を見つめる」ことに他なりません。

カード:隠者

ある意味で悟りが開けそうな感じ。

悟りといっても人それぞれで、何らかの事柄についてその人なりに「本当はこうじゃないのか」と納得するのも悟りのひとつでしょう。

「もしかしたらこうじゃないのかな?」と思っていること関して自分なりに結論を出してみる、ということと言い換えられるでしょうか。

「多分」から決定に至る前には様々に悩むことが多いでしょう。

で、今はその悩みの最中にあるように感じられるでしょうが、「隠者」のカードがそれがぼちぼち解消されて悟段階に至ることを意味しています。

内向するより外向しよう

隠者のカードに関しては「過去を振り返って内省する」とか、それによって新しい段階に突入ということが説明されていることが多いです。

内省:
自分自身の心のはたらきや状態をかえりみること。

ただここで、単に過去を振り返ることと「執着」することを混同してはいけません。

前回書きました通り、執着は「過去のエネルギー」に現在の思考が囚われている状態に他なりません。

囚われている思考では自由に物を考えることはできません。それは不合理な反応となって現れるだけです。

ですから、人によっては「過去を見る」という行為で、単に過去のエネルギーにはまり込む以上のことはできていないといいうことがあります。

過去のエネルギーにはまり込まずに内省するコツ

実は、自分ひとりで過去を振り返るより、誰かの助けを借りるのが吉です。

これはほとんどの人にお勧めしますし、これがもとより上手な人がいますよ。

それは、その日のストレスフルな出来事を人に話す人のこと。

そんな人はその日のうちにストレスを解消して深刻なことにならずに歩んでいます。

また、深刻な問題でも誰か相談相手いるならその人に相談するのは非常に良いことです。

過去のエネルギーにはまり込まずに思考するには、自分ひとりで考え込まずに誰かに話すことに他なりません。

聞き役としてのコツ

逆に、誰かの話を聞く方に回るという人に対してアドバイス。

相手の言っていることを否定も肯定もせず、まずはとにかく聞くこと。

(ですので話す相手を探すなら、頭ごなしに否定するような人でなくて、まずは話を聞いてくれる人を探そう)

さて、聞き役として「肯定的な返事」ばかりすると、相手が話している出来事とその感情がより強く残る可能性あり・・でおすすめはしません。

ここで言う「肯定的な返事」とは、相手が持っているストレスフルな状況を肯定すること・・・例えば「わぁ!そりゃひどいねえ」という、相手の感情に同意するタイプの返事です。

逆に、「それくらいが何だ、どうということないだろ」という否定もダメ。これだと相手の存在性の完全無視で、余計にストレスを与えます。

まずはひたすら「へぇ、そうなんだ、ふんふん」ととにかく話を受け取ったということを相手に伝えながら話を聞きます。(聞き上手と言われる人はそうしている)

そうして聞いているうちに、相手の方が話に飽きてしまうと、内省がうまく行き、それはある意味「悟り」です。

で、悟ったら、その人にとってそれはもう問題ではありません。

忘れてしまって全く気にならず、思い出しもしないかもです。

ちなみに、ちっとも悟れない(囚われている)人は文字通り、内省しようにも過去のエネルギーに囚われ、執着してしまっている状態。人が悟れないメカニズムがこれです。

この話、ちょっと続きます。

明日が良い日でありますように。

スモーキークオーツ・見れば怖くない・2018年12月17日

スモーキークオーツ(Smoky-quartz)
スモーキークオーツ(Smoky-quartz)

スモーキークオーツ・見れば怖くない・2018年12月17日

スモーキークオーツが出ています。

今回スモーキークォーツに求めるのは「悪い想像を捨てる」こと。

スモーキークオーツのシンプルにして中核になる働きは「問題点に焦点を当てる」です。

問題点をはっきりと見るために、想像を捨てることができるわけです。

想像というのは、見ないで考えることですから。

ただし、このあたりの作用は心のかなり奥で働くようで、表面的には意識できない可能性大です。

ところでスモーキークオーツの「安眠効果」は、問題点に触ってしまえば、おかしな想像をせずにすむ一種の安心感と関係ありそうですよ。

カードは「月/リバース」。

これ、解釈が難しいカードのひとつです。

このカードのリバースでは「見たくなかったことに直面せざるを得ない」という状況の解説が多いのですが、これって「良いこと」ではないかと。

それは確かに、見たくないことを見るのは辛いかもしれませんが、見ないと解決しません。そのままでは「悪い想像」もするでしょう。

悪い想像なんていくらでもふくらみます。

ある問題に対する状態の段階は以下の通り。このページで何度かでてますね。

  • 知っている
  • 見ている
  • 感じている
  • 努力
  • 考えている ← 想像している
  • (シンボル)

この段階は感情のレベルと一致しています。当然、上の方が生存的です。

最上位の「知っている」は実は・・・実は仏教上では奥義の「諦観(ていかん)」と同義です。

【諦観】(ていかん)

  • 本質を明らかに見て取ること。
  • 悟りの境地にあって物事をみること。

ちなみに「考える」の下には「シンボル」があります。これは考えることもしない「反応」の世界。動物的です。

シンボルとは、単純に言い換えれば「何かのマーク」ですね。例えば道路標識です。考えることなしに反応できるでしょ。

さてさて、月/リバースに話を戻します。

これは全体としては潜在意識下のことが表に出やすいという傾向を示しています。これってことによっては「シンボル」あたりとして反応的な振る舞いをしやすいかもです。

そこで、スモーキークオーツを使うことで理性を呼び起こします。

一歩でも「見る」とか「知っている」に近づきましょう。

作ること、それは知ること

先日、パワーストーン教室の上級コースで「ワンド」作りの実習をしました。

ワンドというのはまあ「魔法の杖」なのですが、これをパワーストーン教室で作る理由として、自分自身のエネルギーの出入りについての実体験の意味があります。

これはパワーストーンの扱いにも活かせる分野です。

さて、この「ワンド」は木の棒(ほぼ原木そのままから)を削って作ります。

木の棒を削るというのは初めてという生徒さん多数。けっこう四苦八苦されたようです。

手作業で現時点に戻る

この「手で何かを作る」というのは精神衛生上かなり良しなのです。

まず、物体に直面しなければなりません。

「直面する」というのは、まさに「見る」です。

そして見ようとするなら自分自身が「現時点」にいる必要があります。

このページで度々出てくる「催眠状態」は人を過去の時間に縛り付ける悪い効果があり、目の前の物を取り上げて何かを作る、というのは、その過去時間を振り払って現時点にいるきっかけになります。

(ただし、その手作業が十分に慣れてしまって機械的になっては効果なしですが)

「知っている」に近づく

ある品物があって、それを自分でも作ってみる、というのはその品物について本当に知ることに近づきます。

先の「ワンド」であれば、木工職人さんはこうやって木を削って形を作っているんだな、と知ることになります。

これ、単にお客さんとして物を買って所有することと、下手でも自分がそれを作ってみるということではその物に対する理解に雲泥の差がありますよ。

ですから、そのことを本当に知りたければ「自分で作る」をおすすめします。

例えば好きな食べ物など、自分でそれを作るなら、その食べ物や料理に対する理解が深まることでしょう。

音楽が好きだというなら、自分で楽器の演奏や作曲の勉強をしてみる。

スポーツ観戦が好きなら、実際にそのスポーツを自分でやってみるなどです。

読書が好きなら自分でも書くのがよろしいと。

理解が深まると、ますます好きになるかもですね。

明日が良い日でありますように。