スモーキークオーツ・自分を振り返る・2018年12月26日
スモーキークオーツが出ています。
スモーキークオーツに求めるのは「自分自身を見つめる」こと。
スモーキークオーツは安眠を誘うパワーストーンとして書かれることが多いですが、その基本原理は安眠を妨げている問題を「見る」ことにあります。
更にその奥にあるのが「心に隠し持つ闇の部分」にスポットライトを当て、それをクローズアップするという作業。
これはまさに「自分自身を見つめる」ことに他なりません。
カード:隠者
ある意味で悟りが開けそうな感じ。
悟りといっても人それぞれで、何らかの事柄についてその人なりに「本当はこうじゃないのか」と納得するのも悟りのひとつでしょう。
「もしかしたらこうじゃないのかな?」と思っていること関して自分なりに結論を出してみる、ということと言い換えられるでしょうか。
「多分」から決定に至る前には様々に悩むことが多いでしょう。
で、今はその悩みの最中にあるように感じられるでしょうが、「隠者」のカードがそれがぼちぼち解消されて悟段階に至ることを意味しています。
内向するより外向しよう
隠者のカードに関しては「過去を振り返って内省する」とか、それによって新しい段階に突入ということが説明されていることが多いです。
内省:
自分自身の心のはたらきや状態をかえりみること。
ただここで、単に過去を振り返ることと「執着」することを混同してはいけません。
前回書きました通り、執着は「過去のエネルギー」に現在の思考が囚われている状態に他なりません。
囚われている思考では自由に物を考えることはできません。それは不合理な反応となって現れるだけです。
ですから、人によっては「過去を見る」という行為で、単に過去のエネルギーにはまり込む以上のことはできていないといいうことがあります。
過去のエネルギーにはまり込まずに内省するコツ
実は、自分ひとりで過去を振り返るより、誰かの助けを借りるのが吉です。
これはほとんどの人にお勧めしますし、これがもとより上手な人がいますよ。
それは、その日のストレスフルな出来事を人に話す人のこと。
そんな人はその日のうちにストレスを解消して深刻なことにならずに歩んでいます。
また、深刻な問題でも誰か相談相手いるならその人に相談するのは非常に良いことです。
過去のエネルギーにはまり込まずに思考するには、自分ひとりで考え込まずに誰かに話すことに他なりません。
聞き役としてのコツ
逆に、誰かの話を聞く方に回るという人に対してアドバイス。
相手の言っていることを否定も肯定もせず、まずはとにかく聞くこと。
(ですので話す相手を探すなら、頭ごなしに否定するような人でなくて、まずは話を聞いてくれる人を探そう)
さて、聞き役として「肯定的な返事」ばかりすると、相手が話している出来事とその感情がより強く残る可能性あり・・でおすすめはしません。
ここで言う「肯定的な返事」とは、相手が持っているストレスフルな状況を肯定すること・・・例えば「わぁ!そりゃひどいねえ」という、相手の感情に同意するタイプの返事です。
逆に、「それくらいが何だ、どうということないだろ」という否定もダメ。これだと相手の存在性の完全無視で、余計にストレスを与えます。
まずはひたすら「へぇ、そうなんだ、ふんふん」ととにかく話を受け取ったということを相手に伝えながら話を聞きます。(聞き上手と言われる人はそうしている)
そうして聞いているうちに、相手の方が話に飽きてしまうと、内省がうまく行き、それはある意味「悟り」です。
で、悟ったら、その人にとってそれはもう問題ではありません。
忘れてしまって全く気にならず、思い出しもしないかもです。
ちなみに、ちっとも悟れない(囚われている)人は文字通り、内省しようにも過去のエネルギーに囚われ、執着してしまっている状態。人が悟れないメカニズムがこれです。
この話、ちょっと続きます。
明日が良い日でありますように。