
こんにちは。スタッフ友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
本日も朝からカンカン照り。
ここのところの山は湿った空気が足りないせいか、かなりな高温でも積乱雲は出来にくい感じ。
ましかし、午後一時過ぎに車に乗り込んだ瞬間の車載温度計はなんと44℃。
まあ、炎天下で路面温度を測ればこんなことはあり得ます。
実際の気温は36℃くらいでしょうか。
■ 地域性が生む顧客ニーズの違いとビジネスへの影響
前回、甲府の人々の真面目気質について書きました。
これは大阪人にとっては融通が利きにくいと感じる部分あり。
これはもしかすると顧客のニーズの吸い上げにくさに繋がっているかもです。
真面目であることで自分の裁量について普通に厳格になり、余計なことは言いません。
なので優秀なマネージャーがついていないと、現場で何が起こっているのか、それを知ることが難しいかもです。
この融通が効かない真面目気質であると、立場を逆にして自分が顧客になっても同じことが起こります。
例えば、大阪のおばちゃんは日常的に「リクエスト」が多いです。
「なあ、にいちゃん、これこれしかじかなのでこうしてよ!」
現状では売り物としてどうしようもないことがわかっていても、大阪のおばちゃんはそのリクエストが口から出ます。
(半ば会話を楽しんでいるだけだとしても)
例えば・・・
「うちは年寄りの一人暮らしやから、こんな大きな白菜では食べきられへんねん。半分に切ってくれへん?」
(これ顧客のニーズね)
そして相手をしている兄ちゃんは・・・
「あーー、そやね、今日はあかんけどまた考えとくわ!」
または・・・
「あーー、そやね、だったらこっちのこれはどう?」
と言う具合に、お客さんのニーズを掴み、そしてそれに答えやすいのです。
ところが、顧客が普通に真面目だとそもそもがリクエストがありません。
今販売されている状態以上のことを望むことはしません。
そこに買い物に来た客としての領分から一歩も出ないのです。
先の白菜の例だと「大きすぎるので買わない」で終わりです。
または、大きいままの白菜を買い、その後の処理は自分でなんとかするのでしょう。(お隣に分けるなり)
これはニーズをニーズでなくしているような状態です。
上の例はあくまで僕自身が感じている雰囲気ですが・・・
このあたり、甲府の人の「お客さん気質」もビジネスを難しくしているかもです。
サービスや工夫が発達しにくく、経済が回る速度が上がりません。
明日が良い日になりますように。