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アメトリン・乗り越えorやり過ごす・2023年1月11日

アメトリン(Ametrine)
Ametrine

アメトリン・乗り越えorやり過ごす・2023年1月11日

アメトリンが出ています。

このストーンに求めるのは「自分を癒す」「リセットの時」「許容する」。

アメトリンは心の容量を拡大するストーン。

アメジストとシトリンが同居しており、相容れないことを統合する能力に長けています。

アメトリンを愛用していると「相反するモノ」を受け入れる心の容量が大きくなり、少々の物事では「処理力オーバー」を起こしたり、感情が大きく揺れる事がなくなります。

■アメトリンと相性が良いストーン

チャロアイト

もう典型的に癒し系ストーンですね。

■カード:ソードの3

ソード系の正位置は大体が厳しいものが多いですね。

で、今回も「悲しみを乗り越えよう」がカードの趣旨のようです。

どんなに愛情を注いでも、どんなに一生懸命に尽くしても、どんなに頑張っていても、報われないことは起こります。

自分がしていることに間違いがなかったとしても、思い通りの方向へは進まないこともあるのです。

ことによっては多大な喪失感があったり、拭い去れない悲しみに暮れるしかなかったり、受け入れがたいことこの上ないことが起こることも。

しかし、起こることは起こります。自分を含め、誰のせいでもないとしても、全部が気に入った方向に動くことはありません。

ここは、とにかく時間を薬にするくらいのつもりでいてください。自分を責める必要はありません。そして同時に、誰かや運命を呪う必要もありません。

起こったことはまさに起こったのです。

少し休憩するつもりで、癒しの旅に出ても良いでしょう。

■ 喪失と反応

何らかの「喪失」は多くの場合で精神的にかなりストレスがあります。

まあ、何らかの喪失が平気な人は少ないものです。

しかし、この「喪失感」はある意味で曲者でもあります。

と言うのは、新しく起こった喪失は過去の喪失(と、その時の記憶)に反応することが多いからです。

これはまるで連鎖反応ですよ。

現在の喪失が、過去の喪失感を呼び起こし、過去の悲しみまで現在に持ってきてしまうのです。

これが単に感情的な感覚を呼び起こすだけならまだしも、その過去時間に自分が体験していた肉体的な苦痛や症状までも現在に呼び起こしてしまうことがあります。

でもこれはねえ、何の役にも立たない単なる反応なんです。

で、そもそもが前回の喪失の時の悲しみ自体が、さらにそれ以前の喪失に絡んだ反応を含んでいることが普通。

過去の喪失が十分に癒えているならこれは起こらないのですが、多くの場合には癒し(もしくは乗り越えること)が不完全です。

で、このコラムでは何度も書きますが、こうして書いてお伝えできる「やり過ごす」または「乗り越える」方法は・・・

現在時間、現時点で何かを忙しく行うこと、これに尽きます。

喪失してそこそこ泣くことに飽きてきたら・・

この時点で感情のレベルとして「退屈」。「退屈」は悲しみよりもかなりマシ。

そうしたら、さっそく何かに取り掛かります。ぼんやりしていないで、手を動かし、頭を使って現時点で何かをします。

または、何か他に大問題を発見するのも方法ですよ。

実は人はいつも「問題が好き」なこともわかっています。

喪失に遭った時、どう過ごすか?

これで人生はかなり違ったことになるでしょう。

少し落ち着いたなら・・反応する暇があったら現時点で何かせよ、です。

チャロアイトで癒したら、あとはアメトリンを使ってどうにかやり過ごす、または乗り越えることが可能です。

明日が良い日になりますように。

アメトリン・ハプニングで吉・2022年12月1日

アメトリン(Ametrine)
Ametrine

アメトリン・ハプニングで吉・2022年12月1日

アメトリンが出ています。

このストーンに求めるのは「うれしいハプニング」「慌てない」「受領力」。

アメトリンは基本的に心の容量を増やす働きを持ちます。

そうなると、ハプニングがあっても大きく動じることがありません。また受け取る容量が大きくなりますから、身の回りで起こることにたじろぐことなく受け入れることができます。

アメトリンはシトリンとアメジストが同居しているストーンですよね。二つのことをうまく折衷させ、補いあい、普通なら矛盾しているように見えることでも上手に取り入れることができるでしょう。

■アメトリンと相性が良いストーン

アマゾナイト

希望と幸運のストーンです。見た目は穏やかですが、人生の道しるべととして働きます。意外にも癒し系よりプラス側に重きを置いた働きです。

■カード:ワンドの2/リバース

これはリバースで良いカード。

思いがけないこと、突然の変化で望みの物を手にできる兆し。

ことによっては望んでいた形のことでないかもですが、それがしばらくすると「これで良かった」と気づくことになりそう。

ただし、出来事的にはハプニングなので、一時の混乱はあるでしょう。しかしこの混乱が収まる頃には、結果的に事業の拡大がなされることになりそう。

また、人間関係としては求めていた相手と縁ができてしまうことも。

今は来るものを拒まず受け入れる心つもりが大切です。

もしかしたら自分が考えられる以上の大きな力がそこに働いているかもですね。

■ 中間を認めると楽

早速ですが本日の格言を。


私たちは世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままを見ているのであり、自分自身が条件付けされた状態で世界を見ているのである。

(スティーブン・R・コヴィー)


ハプニングとか、思いもよらないことから願いが叶うとか、願ったことと違う形の良い結果が得られるとか・・・

今回の格言にあるように、自分が見ている世界が世界のすべてではありませんよね。

今見ているのは、あくまで自分が見た世界であって、少し見方を変えると全く異なる景色が見えることもあるでしょう。

ハプニングだと思っていることが、実は起こるべくして起こっていたり、最初に願ったことが本当に最善のことなのかは誰にもわかりません。

また、物事を「可否」の二択で見ることは簡単ではありますが、物事の全容を知るには適した思考では全くないでしょう。

特に二択(二元論)だと物事をどちらかに押し付ける必要性があり、最後には自分自身が苦しむことにもなりかねません。

ことによってはあらゆる詭弁を弄して二択形式に押しつける必要も出てきます。

「それもありなら、これもありかも」としておいた方が現実に近いことの方が多いです。

この宇宙には完全な善も完全な悪もありません。あらゆることがらは程度の問題であり、絶対善と絶対悪のグラデーションのどこかに位置します。

明日が良い日になりますように。

アメトリン・良いハプニング・2022年11月25日

アメトリン(Ametrine)
Ametrine

アメトリン・良いハプニング・2022年11月25日

アメトリンが出ています。

このストーンに求めるのは「ラッキーなハプニング」「変化を素直に受け入れる」。

アメトリンはアメジストとシトリンがひとつの石の中に同居する状態で存在します。

二つの事柄を上手に折衷したり、折り合いがつかないと思っていることを同時に成り立たせたりが得意なストーンです。

相容れないと思っている事柄も、すんなりと両方が成り立つような状況が、現実の世界には多いもの。

大小、強弱、、高低、など両方のことを同時に受け入れギクシャクすることなく現実に相対する能力を高めるのがシトリンです。

■アメトリンと相性が良いストーン

ラピスラズリ

シンプル幸運のストーン。お守り石としても使いやすいですね。

■カード:ワンドの2/リバース

これはリバースで良いカード。

突然の変化が訪れます。

そして全く予想したいなかったことが起こり、それによって望みが叶えられる暗示。

ことによると自分では望んでいなかった形のことになるかもですが、落ち着いて状況を眺めると最良の状態に落ち着く可能性大。

思いがけないことにより、一時は大きな混乱が起こるかもしれませんが、結局はそれで事業の拡大があったりもするでしょう。

望んでいた理想や外見的なことにこだわらず、訪れることを素直に受け入れることで幸運が招かれるようです。

■ 二択は危うい

世の中には白黒はっきりしないことの方が多いです。

この世の善悪は絶対的なことでなく、グラデーションの中のどこかに位置しています。

良いも悪いも程度の差でしかなく、他の人にとっては同じことを見ても善悪の判定は様々なことになります。

また、物事のほんの一部だけを見てその全体を判断することはできません。

善悪の二択であれば簡単なのですが、この宇宙はもっと複雑にできています。

例えば、生き物に対して殺生は良くないとしても、蚊取り線香で蚊を殺すことは平気で、牛丼はやはり美味しいと思う人は多いでしょう。

とまあ、このように善悪の判定は簡単ではありませんが・・・

出来るだけ、知りうる限りは環境への配慮はしたいところ。(生きる環境がダメなってしまえばもう善悪云々さえしていられません)

そこで、この難しさに対処する方法として「二択式の判定」はやめておこうと言うことです。

善悪の「二択」にしておけば判定は楽ですが、グラデーションとしての「可能性」は残しておくことが生きやすいのは確か。

また、二択形式は自分自身にも当てはめてしまうことがあり、これは自分を罠にはめることにもなり、可能性の芽を摘みます。

なので、今回のカード「思いもよらないことによる幸運」など、はなっから二択で判定しているとせっかくのチャンスを自分で潰すことになりかねません。

実際にはあらゆる出来事について、そのことが起こるための様々な背景があり、表面的なことだけ見ていては判断を間違うこともありです。

そこで二つの格言をあげておきます。


禍福は糾える縄のごとし
(かふくはあざなえるなわのごとし)

人間万事塞翁が馬
(じんかんばんじさいおうがうま)

意味はググってみてください。


そして何かのハプニングがあったら、受け入れてしまうと楽なのも確か。抵抗するとそれだけ余計なエネルギーを使いますよ。

そこで受け入れ上手なのはアメトリンですね。普通なら相容れない善悪をも折衷させることができます。

これ、超わかりやすい例を記しておきます。

「蚊だって生物なので殺生はするべきでない」「いやいや、刺されると痒いでしょ」これの両方を成り立たせるのがアメトリンの働き。

明日が良い日になりますように。

アメトリン・ちょっと休憩・2022年11月16日

アメトリン(Ametrine)
Ametrine

アメトリン・ちょっと休憩・2022年11月16日

アメトリンが出ています。

このストーンに求めるのは「あるがままに受け止める」「一息つく」「安らぎタイム」。

アメトリンはシトリンとアメジストが合わさったストーンですね。

普通に見れば折り合いのつかないような事柄同士を、上手に結合できるような性質を持っています。

あちらが立てばこちらが立たずといった状況でも、中庸を得てバランスが取れた結論を見出すことができます。

■アメトリンと相性が良いストーン

ターコイズ

心をのんびり、ゆったりさせるストーン。休憩するときにおすすめなストーンです。

■カード:カップの6

アドバイス系です。

ここのところ過去を懐かしんだりとかありませんか。

もしかするとなんらかの悲しみにいて、昔は良かったとかという思いがふつふつと湧いているかもですね。

今は、未来を思い描くより、過ぎ去った幸福の方が気になるのかもしれません。

今は様々なことを理性的に判断するよりも、湧き出る感情を素直に認め、それをシンプルに受け入れてみてください。

ある意味ちょっとした休憩タイムです。

いつもいつも走り続けてきたあなたには、それなりな経験を積んでおり、それらはきっちりと記憶の財産として蓄積されているはず。

さて、過去の幸せだった時代には感謝して、そして今の悲しみややるせなさが過ぎ去るのを待ちましょう。

もうすぐに復活することが約束されていますよ。

■ 受け入れたら過ぎ去るかも

早速ですが今日の格言・・


類似点を分かち合い、相違点を祝おう。

(M・スコット・ベック)


今回のカードになぞらえれば、過去と現在について類似点と相違点を見出すときにどういう態度でいたら良いか、ということに捕らえられます。

いずれにしても、どんな幸せも悲しみも、そのときそのときに味わうことを受け入れようということでしょうか。

この格言では「争う」とか「抵抗する」という立場がありません。

様々な苦しみは、それに抵抗することから起こるようにも思えます。

悲しいこと辛いことは、どんなに抵抗しようとやせ我慢しようと、それは悲しく辛いですよね。

で、その感情に抵抗することをやめた瞬間、ふっと気が楽になることがあります。

さっさと受け入れてしまい、じゃあどうしようか?と考え始めると感情のレベルが上がります。

「じゃあどうしようか?」は未来のことを考えていることに他なりません。

今ある悲しみを楽に受け入れることができるまで、ちょっと休憩してみましょう。

また、今回取り上げたストーン、アメトリンは中庸を得られず抵抗している感情を自由に導く働きがあるかもです。

明日が良い日になりますように。