
こんにちは。スタッフ友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
とうとう10月に突入。甲府へ来てからあっという間の9ヶ月でした。
今日の甲府は朝から雨。
すごく低い位置に雨雲が垂れ込めています。
高いビルがあればそのまま雲に届きそう。
午後から次第に雨が上がり、遠くの山がくっきりと見えてきます。

そして夕刻前には雲が切れ、南アルプス方面には重層的な雲が。
なんというダイナミックな景色と変化でしょうか。

■ 釣り人と熊、そして10月の禁漁突入
前回は鹿よけの笛の話題を書きましたが、他には「熊」の問題が。
僕はアマゴやイワナの渓流釣りの趣味があり、甲府へ住めば至近距離に良い川がたくさんでそれは喜んでいました。
この釣りは人里離れた山に流れる川、例えばこのような川が中心になるため、問題は「熊」なんです。
なにせ今年は熊の目撃や被害が多いです。
実際に、ここから遠くない北杜市の川でも釣り人が襲われたことがありました。
いやね、実はもう何年も渓流釣りに行っていません。
甲府へやってきたら必ず釣りに行こうと思っていたらこの熊騒ぎで躊躇(ちゅうちょ)。
また、山中でなくともブドウ畑に熊が出てブドウを食べているという話も。
そして渓流釣りには魚の資源確保のため禁猟期があり、10月に入るともう釣り禁止です。
今年は一度くらい行きたかったなあと思いつつ、もし行くことになったら熊撃退用のスプレーくらいは最低必要だと、とりあえず注文だけはしておきました。
このスプレーボトル、意外に大きい。

これは仕方ないですね。熊が出そうな山中の川をあきらめ、山と近くない平野部でなんとか釣りができるところを探し出さねばなりません。
または、禁漁期でも営業している天然河川を活用した「管理釣り場」で茶を濁すかです。
まあとにかく、10月から禁漁で今年の釣りは終了。
ところで大阪にいた頃、釣りに通った奈良県天川、ここにもツキノワ熊が生息はしているんです。「熊出没注意」の看板はあります。
(僕自身は遭遇経験なし)
しかし、紀伊半島の山は杉の植林だらけで熊の食料になるどんぐりなどが少なく、そもそも熊の生息数が非常に少ないようです。
それもあってか杉の植林が多い西日本では、東日本や北海道で報告されるような熊被害をあまり聞きませんね。
山の自然を壊して植えた杉のために熊がいなくなる、釣り人はお陰で安全と、いや何とも言えないモヤモヤがありますね。
いえいえ、京都も昔からツキノワグマがいます。比叡山の山並みから滋賀、福井に抜けて。また京都から兵庫に向かう山にも猪のほうが有名ですが、います。
たぶんエサがあったんでしょうね。
昨年の秋から今年にかけて、クマの目撃情報はたくさんあり、仁和寺の近くでもありました。
京都から亀岡の西山にも。
目撃情報のほうが多いのであまり知られていないのかも知れません。
西日本にも確かにツキノワグマがいます。それでも東日本よりかなり少ないのです。ちなみに九州地方では絶滅しています。