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お盆の新風習?精霊馬に乗って来るなら・2025年8月17日

雨の後は虹
雨上がりの虹。三度目になるがいつも二重。

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

お盆休み前半は曇り/雨で最高気温30℃ほど。

ところが最終日の17日になって入道雲が出て暑くなりました。

それでも空気は乾燥し、そこそこ過ごしやすいです。

■ 地域で進化するお供え文化とAIの意外な落とし穴

お盆休みらしくゆっくり過ごしておりました。

さて、16日にはナスを使って「精霊牛」(しょうりょううし)を作ります。

ご先祖をお迎えするときはキュウリの馬(足が速い)、帰りはナスの牛(ゆっくり)ですね。

ただしこれは地域性があって、往復ともにキュウリという所もあるようです。

この精霊馬と精霊牛、なぜこのような用意をするようになったのか、はっきりとした由来は不明のようです。

まあ多分、仏教伝来と共に大陸からこのしきたりが渡ってきた感じ。

また、地域によってはキュウリもナスも使わないところも。

これ、だいぶ前にTVで見たのですが、キュウリやナスでなく、おもちゃの自動車を軒下に吊るす、という進化系があります。

以下のページに参考記事が。

お盆になると軒下におもちゃの車を吊るすという風習

最初にこの話題をGoogleで調べようと以下のような単語を並べました。

「お盆 お供え 自動車」

その結果、GoogleのAIの回答では以下のとおり・・・

「お盆のお供えとして自動車を贈ることは一般的ではありません。お盆のお供えは、故人の霊が乗って帰ってくる乗り物として、キュウリやナスで作った「精霊馬」を飾るのが伝統的な習わしです。自動車は、お供え物としては適していません。」

しかし実際には前述のとおり、自動車のおもちゃをお盆のお供えに使っている地域があり、そのこと自体はGoogleの検索でも出てきます。

これね、AIの解答を鵜呑みにしてはいけない見本。まだまだ要注意です。

お供えのおはぎ
お供えに用意したおはぎ

そうそうちなみに、お供えにおはぎを買ったのですが、これがねえ、関西で馴染みのある物とは食感が異なります。餅米の潰し方、粒あんも何か違う!


明日が良い日になりますように。

お墓事情、あの世まで持ち越し?・2025年8月14日

甲府市上空
甲府市上空複雑な雲

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

本日は晴れ/曇りといった感じであまりカンカン照りにもならず、まずまず過ごしやすい一日。

甲府市上空

とりあえずはお盆休み風にゆっくり過ごしています。

大型のお休みは、人出が予想されるようなところに行くこともなく、家にいることの方が多いです。

島原の素麺
今度は島原の素麺。味、香りの結果は同じ。

■ 親族の因縁も少子高齢化も、すべてはマンション墓で解決!?

さて、お盆の中日として、一般的にはお墓参りです。

がしかし、セレ一家は大阪から甲府に引っ越したがため、距離的にはにそう簡単にはお墓参りができません。

これは仕方ないですね。

ところで、僕の親族は家系の初として伝統的なお墓でなく、マンション形式と言いますか、ロッカー式のお墓に入りました。

これ、一度お参りしたことがあるのですが、まあ合理的です。

最近では実際に墓石があるようなお墓の「墓じまい」などで大問題が起きています。

少子高齢化や過疎化で昔のようなお墓の形式はもう維持できなくなってきているのですね。

これがマンション形式のお墓だと、残された子孫たちの負担も少なく、管理するお寺の方もビジネスとしてまずまずやって行けるかもです。

僕自身は自分の墓など何でもよく、むしろなくたって構いません。

しかし残された遺族たちがお墓を必要だと思うなら、それは好きにすればよしと思い、おすすめするなら「マンション墓」ですね。

といえば・・・

僕の父はもうずいぶん昔に他界しており、そして母は存命。

で、この父と母が非常ーーーーに、折り合いが悪く、母いわく・・・

「あの人とは同じ墓には絶対に入りたくない!」

じゃあ離婚すりゃいいじゃん、と言えば、父が亡くなるまで意地でも離婚はしなかったわけです。実際には「死後離婚」もできるそうですが・・

その上に「実家の墓にも入りたくない!」そうです。

じゃあ、別の墓を作るのかよと言うことになりますね。

ああ、なんと面倒なことでしょう。

母が亡くなったらあの世で夫婦喧嘩の続きをするのでしょうか?

成仏もへったくれもありませんよ。


さて今週も最後の更新になりました。

次回は8月17日(日)午後10時以降の更新になります。

それでは残りのお盆休みをお過ごしください。

明日が良い日になりますように。

お盆に帰ってくるのは誰?・2025年8月13日

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

画像は「お盆の用意をする猫」をAI(ChatGPT)に描かせたもの。

周辺小物、何か変ですね。お盆には見えません。

他には「精霊馬の画像を描け」もやってみましたが、まあ結構無茶な画像が生成されました。

■ 精霊馬よりも、お供えのお菓子の話

お盆です。これにまつわる話題あれこれ。

僕自身の家系ではあまり信心深くない方で、とりあえず伝統的なお盆の用意をしていましたが、まあ、それは単に形式に則っただけのことをこなす、という感じでした。

しかしセレの場合はマジもので、ご先祖様が本当に帰ってくる感じ。

そこでもしも、自分が死んだらお盆には然るべき所へ戻るのだろうか?と考えます。

いやー、僕はお盆だと言って精霊馬(キュウリのやつです)に乗ってどこかに帰ることはしないような気がしてなりません。

だって何にも用事がないし。

戻ったところで何かすること、できることがあるような気がしません。

いやそもそもが、自分が死んだ後に、何かして欲しいことが思いつかないのです。

むしろ、言い残すことがあるとすれば「お盆などに何もしなくていいからね、ゆっくり休んでください」と。

いやお墓参りも不要に思えます。そこに僕はいませんから。

さてしかし、戻ってくる人はお盆に戻ってきます。

以下の話は、ある動画で見た「怖くない方の怪談」。

その家では毎年のお盆、亡くなった両親が戻ってくるそうな。

あるお盆に、その両親が目の前に現れ、お父さんが何か言いたげでモジモジしています。

息子「オヤジ、何か言いたいことがあるのか?」
父「あ、いや、その、ええと・・・」
母「ねえ、はっきりと言いなさいよ・・・」
父「あ、まあその、あれだ・・・」
母「もう、お父さんは! 私が言ってあげる!」
母「お供えのお菓子を他の物に変えてよ」
母「もう飽きちゃったし」
母「加藤さんのよりもイイものにしてくんない?」
息子「加藤さんって誰?」
母「加藤さんよ。お供えのお菓子を自慢してくるのよ」
息子「はあ、死んでもそんなことでマウント取ってくるの?」
息子「じゃあ何がイイんだよ?」
母「何か適当な物を選んでよ」
息子「はあ?」
母「じゃあ頼んだわよ!」

そうして両親はスッと消えたそうな。

これが本当にあったことかどうかはわかりません。

とにかく、人は亡くなっただけでは「成仏」しません。(仏様にはなれません)

亡くなる前にそれだけの修行を積んだ人だけが成仏します。


明日が良い日になりますように。

なぜ現地の味は別格なのか?・2025年8月12日

曇り&雨の甲府
本日も降ったり止んだりの甲府

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

本日も雨模様。最高気温で30℃程度。

予報としては来週の一週間を乗り切れば猛暑は越える感じ。

本日は銀行、役所、恒例のスーパーはしご。

■ 水、空気、そして旅の記憶が織りなす食の不思議

前回、もしかすると茹でる素麺(そうめん)の味(香り・趣)が水で変わるのではないか、ということを書きました。

さて、端的に言って大阪で知っている素麺(例えば奈良の三輪素麺)の味がこちらの水では再現されません。

ところが、こちら甲府のスーパーでも、ちゃんと三輪素麺とか揖保乃糸(兵庫県)が普通に売られています。

しかし、こちらの水で茹でるわけですから、それら素麺産地での味はわからないままになっている可能性大です。

そこで思い出したことがあります。

それは・・・

「現地の食べ物は現地で食べるのがもっとも美味しい」

ということ。

これ、僕自身の食べ物体験です。

あるところに旅に行き、現地でポピュラーな食べ物をいただきます。

その食べ物が気に入ったとして、これを自身の本拠地に戻ってからもそれなりな店に行って同じ物を食べたとします。

ところがこれが、思ったほど美味しくないのです。現地で食べたあれとは何か違う、もっと美味しかったのに・・・

と思うことがよくあります。

これ、逆パターンもあります。

自身の本拠地で普通に食べていた物を、それの本場と言われるところで食べると、これが想像以上に美味しいこと!

これ、日本 vs 海外で落差は大きいですし、日本国内でも起こります。

また、現地の食材をきっちり調達して準備万端整えて料理を作ったとしても、何かうまく行きません。(たとえ水まで取り寄せてもでしょう)

微妙に違って美味しくないのです。

そこで前から思っていたことなのですが、食材はその産地からかけ離れたところへ持っていくと「何かあまり良くない」感じがするのです。

(ですからまあ、知らずにとかやむなく食べていると)

産地で食べれば100%あった何かが、どうやら80とか70にエネルギー値みたいなことが低下している感じ・・・

もう、あくまで「感じ」としか言いようがありませんが。

これねえ、流通過程で鮮度が落ちる、とかということではなくです。(ほぼほぼの乾物でも起こりますから)

皆さんも経験ありませんか?

旅行へ行って、現地で美味しかった物をお土産に持って帰る。

家でそれを食べてみたら思っていたほど美味しくもなかったこと。

これ、旅行気分の高揚感で現地では美味しく感じた、というだけのことではないと思います。


明日が良い日になりますように。