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ブラックオニキス・決断して前に進む・ 2018年2月5日

 

ブラックオニキス(Black-onyx)
ブラックオニキス(Black-onyx)

ブラックオニキス・決断して前に進む・ 2018年2月5日

ブラックオニキスが出ています。

これってとりあえず「何かにケリをつけるとき」に有用なパワーストーンですよ。

カードの方は「ソードの6」が裏に出ています。このカードは裏表どちらにしても同じような意味。

何かが膠着(こうちゃく)状態になっていたり、またはダメなことがわかっているのにそれにしがみついていたりということがないでしょうか?

他には「なぜこうなってしまったのか?」と理由がわからないままに諦めざるを得ない状況があって、心がそれに引きずられているとか。

ここはどうやら、これらの「どうしようもないこと」から一旦身を引くという決断が必要そうです。

前に進むには、ここで感情をセーブして理性的になったほうが吉。

喪失に伴う心の反応とブラックオニキス

このコラムでは何度も「催眠術にかかったように心が反応する」という表現を使っていますが、今回はそのことを少し掘り下げます。

少し突拍子もないところからこの話に入ります。

さて、生物が生存するにはその身体を維持することが必要ですよね。そして身体の最小単位として「細胞」を考えます。

物理的に怪我や火傷をすればその周辺の細胞が急激に死にます。病気をすると、それに関わる細胞も死にます。細胞の喪失です。

ですから「喪失、これはすなわち避けたいこと」これが身体を維持するための基本的なメカニズムです。

この「喪失」ということが「心」にとってかなりなくせ者で、ある程度の細胞が死滅することと、自分の持ち物が無くなること、身の回りの誰かが亡くなることの喪失とをごちゃ混ぜに記憶してしまうようです。

何かを喪失することを極度に怖がる、嫌がる、避けたがる、というのはこの辺りの「催眠効果」働いているようです。何かが無くなることはとにかくイヤという反応がこれです。(考えでなく、「反応」ですから)

そしてこれも何度も書きますが、このような反応を制御して合理的に判断できるのが「心」でなく精神の方。

しかしここで「合理的」というのは冷徹になれとか、やせ我慢するということではありません。文字通りに合理的にです。

近親者が亡くなれば、それは確かに悲しいのが合理的な反応であって、それまでも否定する必要はありません。

ただ、その亡くなった悲しみを永遠に抱えていることが不合理なわけです。悲しみを永遠に抱えることはすなわち「喪失」に直面できずにいる状態のことです。

(もちろん、時折思い出しては追悼の意味で泣くのも問題ないでしょう)

さて、ブラックオニキスの「決断させる作用」というのは言うなれば精神の合理性を発揮させるための働きと心得ましょう。

そしてもうひとつ、喪失というのは身体が細胞を失ったときのことと勘違いしてしまう状態ですから、これはかなりストレスがかかった状態と言えます。

誰か(何か)を亡くすという喪失が、本来は関係ないのに体調不良を引き起こす例は枚挙にいとまがありませんよね。

自分の身体とは関係ない何かを喪失しているのに、あたかも自分の身体の細胞が失われたかのように錯覚しているわけですから。

ブラックオニキスの働きとして忘れてはいけないのは、この種のストレスを軽減することです。

喪失に関連する決断を得ようとするとき、ブラックオニキスが役に立つのはこのような意味からですね。

明日が良い日でありますように。

ブラックオニキス・誠実な態度で/ペンタクルの騎士

ブラックオニキス(Black-onyx)
ブラックオニキス(Black-onyx)

2017年7月21日 ブラックオニキス・誠実な態度で/ペンタクルの騎士

気力充実!

というか、充実せなければいけないなあと強く思っているかもしれません。仕事での昇進とかステップアップについて真剣に考えているときかもです。

ここで賛同者や仲間を得るには一貫して誠実な態度が必要です。

新しいことに挑戦したい気持ちがフツフツと湧いているとき。これは初心を貫くことで望みが叶います。

愛情関係においても良いパートナーが現れたり充実感を得ることでしょう。いずれにしても誠実な態度が大切です。

このようなときにオススメのパワーストーンはブラックオニキス

ブラックオニキスに求めるのは「意志の強さ」。用途の多いパワーストーンですが、セレニティアスでは主に「心の奥にすでに出ている決心を実行に移す」ことや「腐れ縁を切る」ことを目的として利用しています。ブラックオニキスは主人の迷いを表面に出すことで自覚し、決断を新たにする側面があります。

人生のゲーム(存在・行動・結果)の考察

何かを成すためには目標設定が大切、ということが方々で見受けられます。

確かに目標設定がないとそもそものゲームが成立しませんから、戦いようがありません。

そしてここでいう結果というのは「所有性」ということになります。文字どおり「勝利を得る」のは所有性のことに他なりません。

人生のゲームというのは所有性に向けて行動性を成し遂げるために、人が存在性を身につけることを要求されます。

しかしながら、ほとんどの場合、「存在・行動・所有」の優先順位に誤解があります。

試しに、将棋というゲームを考えてみてください。

まず、自分を盤上の駒である、としてください。これが存在性です。
次に、その駒として役割を知って動きます。これが行動性です。
そして、相手の駒を取ったとき、これが所有性になります。

これら三つを混同してはいけません。

上の将棋の例を見ればわかるように、「存在・行動・所有」の正しい優先順位は以下の通りです。

  1. 存在性
  2. 行動性
  3. 所有性

間違った考えを以下に紹介します。

とにかく「物を持つ」という所有性を先に見る人は、物さえ持っていれば「存在性が高まる」と思ってしまいます。しかしいくら物を持っても存在性は高まりません。だから所有性を先に見る人は際限なく物を欲しがります。しかし虚しさは本人が一番知っているのです。

明日が良い日でありますように。

ブラックオニキス・心の声を聞こう/女教皇/リバース

ブラックオニキス(Black-onyx)
ブラックオニキス(Black-onyx)

2016年9月20日 ブラックオニキス・心の声を聞こう/女教皇/リバース

ええっと、これはひと口には良し悪しを語りにくいカードですね。
ちょっとしたアドバイスと捉えましょう。

どちらかと言えば思ったようにはことが進まない日ではあるでしょう。

そうなる理由は自分自身の先入観や思い込みがあったり、他から来た情報に振り回されているということがありそうです。

また同時に、自分としては不本意なままにことを進めなければならない状況を表していることも。

しかし面白いことには、自分にとって不本意に進んだことが、時間が経ってみるとそれで良かったという結末を迎えることもあります。

しかしまずは、自分の考えをしっかり保ちましょう。

人の意見に振り回されず、自分の「心の声」に耳を傾ける日ですよ。

このようなときにオススメのパワーストーンはブラックオニキス

ブラックオニキスは自分自身に白黒をつける、決断するというときに助けになるストーンですね。これ、ある意味「別れさせ屋」みたいな働きができて、別れを実行できないときには特にオススメですよ。(ですから男女間などでは使い方に少し注意ですよ)

コミュニケーション、そして「なる」ことの応用

飛び飛びの連休の中途半端な平日といった感じです。

少し前のコラムで「コミュニケーション」と「なる」ことについて触れましたが、今回はそのちょっとした応用編を書いておきます。

前回の記事はこちら(コラムはその中段)

さて、読者の皆さんの中には「機械物」が苦手、という方がきっと一定数はいらっしゃるでしょう。

様々な機械で使い方がなかなか飲み込めないう場合もありますし、または普通に使っているつもりが「壊しやすい」ということがあるでしょう。

実のところ、これらはその機械との「コミュニケーション」の問題なのです。

で、例の「なる」です。

あなたがその機械とコミュニケーションがはかどると、使うのが楽になり、そして壊れにくくなります。そのためには使用者自身がその機械に「なる」ことが必要です。

さて、苦手な機械はありませんか?

その苦手な機械に「なる」なんてとてもではないですがまったく想像できないのではないでしょうか?

「想像できない」すなわち、この場合「コミュニケーション不全」です。

それでは簡単な機械として「ナべとかフライパン」はどうでしょう?これくらいならなんとなく「なる」ことが想像できそうな気がしませんか?

使い方がよく分からない家電品より、フライパンの方がよほど「なる」ことが簡単ではないですか?

そしてナベやフライパンであれば、まあ問題なく使えているのではないでしょうか。

実はこの「なる」ことの可能性の度合いに応じてコミュニケーションの良し悪しが決まります。

いやー、しかしだから、この「なる」の意味が分からない、という方は自分が「犬」とか「猫」の真似をすることを考えてみてください。これはできますよね。

じゃ、フライパンは?
なれますよね。子供たちなら、多分たちどころに簡単に「なる」と思いますよ。

明日が良い日でありますように。

ブラックオニキス・自己決定で切り抜けよう/ワンドの王子/リバース

ブラックオニキス(Black-onyx)
ブラックオニキス(Black-onyx)

2016年7月5日 ブラックオニキス・自己決定で切り抜けよう/ワンドの王子/リバース

ここのところ良いカードが連続していましたが、久々に要注意なカードと言えます。

状態の悪化とか予想外の出来事が起こる可能性が。物事が期待通りにいかず、イライラしたり不安を募らせることがあるかもです。

しかしながら、現状を好転させるには「もう一歩、自分を信じる勇気」です。

また、今は人の意見に振り回されないのがキモになりますよ。

このようなときにオススメのパワーストーンはブラックオニキス

人の意見に流されない、ということに着目してブラックオニキスを選びます。その根本にあるのは「自己決定」です。誘惑を振り払うのも得意です。優柔不断さを断ち切り、必要なことに邁進できるように助けてくれるでしょう。

ものを見ることの不思議

お馴染みのサイト、ライフハッカーに以下の記事を見つけました。

神経科学者が明かす、3つの不思議な「脳の謎」

まあ、脳科学ではまだまだ解けていない脳の働きがあるわけですが、そりゃまあ、脳だけを見ていても人の能力は解明できないでしょう。

さて、その記事の中に「 一度に見られるのは世界のほんの一部だけである」というのがありました。

まあ、タイトル通りなのですが「脳科学的」にはそうなるのでしょう。

しかし、脳科学でない分野としてみると、私の場合は異なる意見も持っています。

「ものを見る」ということを現在の一般科学的に考えますと以下の通りでしょう。前方に物体があり、それに反射した光が眼球に入って、それが電気信号に変換されて脳に届き、それが物体として認識される。ですね。デジカメと同じです。

ロボットならそれでOKでしょう。これが科学の限界でしょう。

ところがどうも、人間は違う段取りでも、ものを認識しているように思えるフシがあるのです。

例えば、単純なところでは球技にまつわるスポーツ選手の行動。野球選手のバッティングや難しいボールのキャッチ、卓球のような速すぎる動きのボールの扱い。これは人間の神経の上で電気的な情報伝達のような「遅さ」では到底ゲーム不可能なんです。人間の「反射神経」というレベルではボールのコースを読んで打ち返すことはできないのです。

これを「経験値による状況判断で球筋を読んでいる」ということで理解しようとすることもあるようですが、明確にはわかっていません。ここだけを取り上げても「 一度に見られるのは世界のほんの一部だけである」どころか、様々な部分を同時に見ているのではないかと推測できます。

それから、一見は複雑そうな何かでも、全体を一目見ただけでことの有り様を理解するということができる場合があります。

例えば、車の運転をする人なら、どなたもある程度は経験があるでしょう。車の運転は前方を見るだけでなく、スピードメーターやサイドミラーなど複数の情報を絡めて見ていて判断に判断を重ねてその行動が進行しています。

車の運転では、この見ている範囲が広ければ広いほどスムースに安全に運転できます。前方の車のテールランプしか見ていないではそれは危ない運転でしょう。

さて、少しの例で「見ること」を書きましたが、私自身は単に物理的な「眼」で見ている以外のものの見方があると思っています。

特に、全体をぱっと見て、その事柄のありようを理解するのは、どちらかといえば「心の眼」(もしくは魂の眼)の働きではないかと思えてなりません。

明日が良い日でありますように。