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アメジスト・自分の言動に細心の注意を

アメジスト(Amethyst)
アメジスト(Amethyst)

2015年8月4日 アメジスト・自分の言動に細心の注意を/戦車/リバース

おっと、いかんいかん。要注意のカードですね。

戦車がコントロール不能になっている感じ。

何かコントロールできない出来事が起きたり、何気ない言動から取り返しのつかない事態に陥る暗示があります。

当然ながら争いごとに巻き込まれて残念なことが起きるかも。

今は自分の言動に細心の注意をはらいましょう。とにかく冷静に!

このようなときにオススメのパワーストーンはアメジスト

もうおわかりですね。アメジストの「冷静になる」という働きを使います。このストーンは恋愛系にも使うことも伝統的なのですが、いやいや、「冷静になる」という働きから「別れ」を誘い出すこともありますよ。

2005年/iTunes Store 音楽配信サービス日本で開始

またまた具合の悪いカードを出してしまいました。

今回こそはもう黙々とルーチンワークをこなすかなにかしなければ。

でも、ルーチンワークと言っても単にそれをするのではなく、基礎力アップにつながるような行動をするべきでしょう。わかりますよね。

さてさて、8月4日といえば2005年のこの日、日本でiTunes Store による音楽配信サービスが始まった日。

昔はレコード、そしてMDに変わり、それがCDになってとうとうネットで音楽をダウンロードで購入する時代に。あれから早くも10年が経っているということですね。

しかしこのような技術革新により、音楽の楽しみが減ったように思えます。昔は30cmのLPレコードのジャケットはそのデザインも趣向を凝らしたものが多くありました。たとえば有名どころでは世界的なグラフィックデザイナー横尾忠則氏などが腕を競っておりました。

ところが、CDになると突然商品としての物理的ボリュームが下がってデザイナーが腕をふるうのに苦しい状態に。そしてダウンロード販売となるともうジャケットの概念すらありません。

そして何が起こったかといえば、音楽に対するリアリティーが減少したかもです。

不思議なことかもしれませんがレコードを聴くというのは音楽と同時にジャケットという手に持てる「重み」を感じていたわけです。さらには目で見るジャケットデザインという三つが伴ってひとつの楽しみになっていたわけですね。

それらのうちの二つがもうありませんから、昔にレコードを聴いていた人と、現在ダウンロードのみで音楽を聴いている人の音楽に対するリアリティはまったく異なるといえます。

ま、言うなれば「百聞は一見にしかず」で、百聞しかしていないのが現在の状態。

そしてまあ、今はCDの売り上げが激減しているわけですが、ミュージシャン達はライブに力を入れる方向にもなっているそうですね。

これはいいでしょう。レコードだってそれは記録物であって、もともとは誰かが生で演奏していたのが音楽。

そう、生演奏が音楽のもともとの形。当然、最もリアリティーが高いです。

とりとめもないことを書いているようですが、リアリティの構造についてです。これは応用できることが多いですよ。

明日が良い日でありますように。

アメジスト・備えあれば憂いなし

アメジスト(Amethyst)
アメジスト(Amethyst)

2015年6月16日 アメジスト・備えあれば憂いなし/ペンタクルの6/リバース

うわっと、厳しいカードですね。

物事が計画通りには行かないことの暗示。せっかくの努力が報われず、思っていたよりもコスト高、そんな状態が現れるかもです。

しかし、ときにはこんなことも起こります。すべてが順風満帆で進むことはありません。この際は、こんなときの過ごし方を経験してみるのもよしとしましょう。

予定通りにはいかない想定を厳重にしてみてください。取り越し苦労だったとしたらそれでOKではないですか。

「思い通りに行かないこともある」これを念頭に、そしてそれからどうするか?この後の行動で自分の真価が問われることになるでしょう。

とにかく予定、計画の大幅な変更が必要かもしれません。常に二重三重の備えをして慎重に乗り切ろう。

このようなときにお勧めのパワーストーンはアメジスト。今回はズバリ、アメジストの「冷静な判断力を養う」という働きを借りましょう。それに、万一の場合の「災難除け」として働いてくれるかもしれません。何が起こってもおかしくない日ですから、持っていて損はなし。

混乱と撞着、そして心配の話ふたたび

思い通りに行かないことは誰しも嫌なのですが、これを避けていては全く進歩がないのも確か。

ことが「思った通りに行かない」というのはいくつかのパターンがあると思います。大雑把に分けると混乱と撞着(どうちゃく)でしょうか。またはこの二つのミックスでしょう。

復習ですが、撞着(どうちゃく)というのは「突き当たること」ですね。

図で描くと以下のような状態。

撞着(どうちゃく)状態
撞着(どうちゃく)状態

物事が動かなくなっています。思ったように動きません。

これを解消するには、二つの矢印のうちのどちらかの向きを少しでも変えるか、大きさを変えれば動き出しますよね。そして動いたら、とにかく動き出したのですからそこから何か考えをひねり出しましょう。とにかく進展はあるのです。

次に混乱を治める方法です。

混乱とは、様々な粒子が無秩序に飛び交っている状態に例えることができます。これを現実に例をあげれば、オフィスにいたときに10台の電話が鳴り出したような状態や信号の無い交差点で車があふれて渋滞している状態。(これは撞着の一種でもあり)

さて、この混乱を治めるにはどうするか?

とにかく何かを取り上げます。(取り上げられるならなんでも良いのです)

電話の例では、どれでも良いですから電話に出てみることから始めます。

車の例では、動かせそうな車一台を見つけ、とにかく少しでも隙間を作ってもらい、そこを突破口に徐々に動ける車を増やしてルートを作る、車が少しでも流れだしたら交通整理する。こんなことになるでしょう。(渋滞に突入した救急車を思い出してください。

さて、次にはうまく行かないときに余計な心配をしないでいるために、少しデータを差し上げましょう。

以下は著名人の「心配」に対する言葉

マーク・トゥエイン(トム・ソーヤーの冒険 作者)

自分は人生で多くの不安を抱いていたが、そのほとんどは実際には起こらなかった。

Daniel Amen博士の18/40/60ルール(脳神経医)

人は18歳で、みんなが自分のことをどう思っているかと心配し、40歳で自分のことを誰がどう思おうと気にしなくなる。そして60歳になると、実は誰からも全然気にされていなかったのだと知る。

不要な心配はよしましょう。

明日が良い日でありますように。

アメジスト・第3者の視点で考えよう

アメジスト(Amethyst)
アメジスト(Amethyst)

2015年5月29日 アメジスト・第3者の視点で考えよう/ソードのエース/リバース

要注意なカードですね。

あなたが正しいと思って行う行動が裏目に出てがっかりするかもしれないという暗示があります。

よかれと思っていることが周りにとってはいささか迷惑だったりということもあるでしょう。また正義のごり押しで周りがうんざりしていることもあり得ます。自分の意志を貫く強さも度がすぎると反感を買って孤立するかも。

そしてあなたは事が思い通りにならずに落胆したりがあるかもです。しかしここでヤケを起こしてはいけません。

こうなる事態があったとしてもこれを学習してください。この宇宙には思い通りにならないこともたくさんあります。

自分の言動を第3者の視点で振り返ってみましょう。

アメジストはこのようなときに役立つパワーストーンです。アメジストは恋愛系によく使われるストーンですが、根本的な働きとしては「冷静になる」ということが挙げられます。自分の言動が全体にどんな影響を及ぼしているか、客観的に見つめるときにお助けとなるでしょう。

視点が届く範囲を広げよう

良かれと思ってしていることが、実は相手にとって迷惑だった・・・ということはどうしても発生しがちです。

そうならないためには、人生で場数を踏むしか上達しかいかもしれませんね。まあ、相手のことを100%理解できることはまれでしょうし、むしろこのコラムでは何度も「相手に認めてもらおうとしてはいけない」と書いてきました。それは変わりません。

ここで復習ですが、「生存の包含関係」を以下に記します。

  1. 自分
  2. 家族
  3. 近隣社会(友人、会社や学校、お隣さん)そして国
  4. 人類
  5. 生物界
  6. 物質界全体
  7. ・・・・
生存の包含関係
生存の包含系(多重円)

上の1〜6までのどれか一つだけを極度に生存させようとすると、最初はうまくいくように見えて全体が衰退して自分自身も生存できなくなります。(7番目以上があるかもしれませんが割愛です)

たとえば、自分さえよければそれで良いという思想では、家庭が崩壊するでしょうし、個々の人が本当にこれでは国が成り立たなくなり、そうすれば自分自身の生存が危ぶまれます。

また、国さえよければ個人の幸せなど二の次という思想では、歴史が証明するようにその国は滅びます。

また、ある会社がそこの業績さえよければ公害を垂れ流しても良いという発想では、いずれ生物界に影響があり、人が住めなくなり、それでは会社自体が存続できません。

上の1〜6の生存のグループ、それぞれがすべて持ちつ持たれつの状態にあります。視点をどこまで広げることができるか、そしてそれぞれがどれだけよりよく生存できるように思想を持って行動できるか・・・これがあなた自身と、文明の寿命そのものを表しています。

明日が良い日でありますように。

アメジスト・視野を広げて冷静に

アメジスト(Amethyst)
アメジスト(Amethyst)

2015年5月13日 アメジスト・視野を広げて冷静に/正義

多少のイライラ感がある暗示。

その理由はあなたの正しさが「なかなか認められないというもどかしさ」、または何か「不公正な判定」をされていることから来る不満かもしれません。

これは身近なことから社会的なことまで様々なレベルに渡って起こりうることですよね。

しかしながら正義を振りかざすだけでは物事はなかなか解決しません。テレビの討論会を観ていても、論議するよりも自身の信念の勝ち負けのようなところに話の目的が変わってしまっているように思えます。

そうそう、この種の討論会を見ると、出演者のだいたい半分くらいは感情的になっていますよね。感情がマイナスに働き出すとまあ、ろくな討論にはなりません。建設的な話などほとんどムリ。

とまあ、人の振りを見て我が身を振り返りましょう。本当に正しい判断をしたいのなら冷静になるのが一番。

感情が波立つときこそ冷静になって一歩引いて観察してみましょう。すると全体像がより観察できるでしょう。

このようなときにお勧めのパワーストーンはアメジスト。このストーンは昔から「酔いどめの石」と言われていますが、その意味として「冷静になる」ということがあったのでしょう。またアメジストの冷静さを取り戻す意味からリラックス効果を生むことがあります。だいたい、物事はリラックしているときの方がしっかり見ることができますよね。

何が正義がわからない

いっときのことですが「マイケルサンデルのハーバード白熱教室」というのが流行りました。タイトルとして「正義について語ろう」ですね。

しかし正直なところ、何が正義かなんて考えれば考えるほどわかりません。

ま、殺人はいけません、盗みはいけません、自分にされて嫌なことは人にしてはいけません、といったように「べからず集」は思い浮かびます。しかしそれはあくまで「べからず集」であって正義とは違います。

でもこの「べからず集」が示しているのは「人の生存を脅かしてはいけない」ということにつきます。

ですから、逆に「人の生存を助ける」ということは正義にかなり近いかもしれませんね。

そこで更に視野を広げると、グループや地域社会、国、そして人類といった大きなスケールが存在します。社会性というのはそのことを意味しています。これは「自分さえうよければ」という発想の真逆ですね。

さて、「自分さえよければ」の何がいけないか?

難しそうで簡単です。

「自分さえよければ」の発想だと、人や自分が所属するグループの生存を脅かすことがありえます。「自分さえよければ」の単純な例は「盗み」ですよね。盗んで良い社会などがあったらそれは混乱し、生産性が落ちて社会が成り立ちません。社会が成り立たないことはすなわち自分自身も生きられないということです。

ですから・・・自分のひとつひとつの行動や選択は、自分だけでなく、自分が所属するグループ(最小単位は家族)、社会、国、人類、自然、地球といったレベルにまで押し広げて「何がよいのか」を判断するするのが正しいでしょう。

人類のひとりひとりが、それを十分考えられない場合には、地球は滅びる運命にあります。

明日が良い日でありますように。