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ヘマタイト・行動を起こすチャンス/ワンドの騎

2016年12月22日 ヘマタイト・行動を起こすチャンス/ワンドの騎士

おお、素直に良いカードです。

「前進」のチャンス到来。
または転機の時期にさしかかっている暗示です。

思っていることは即!行動に移しましょう。少しくらい実力をオーバーすることでも思い切って取り組むべし。その成功率はかなり高いのです。冒険する方がむしろ道が開けます。

もしも温めていることがあるのなら、それを実行に移すときです。ぐずぐずとできない言い訳をしないでするべきことを手に取ってください。今が進むべきときだと、このカードはそう言っていますよ。

このようなときにオススメのパワーストーンはヘマタイト(意味辞典に未記載)。

ヘマタイトに求めるのは「起爆剤」としての役割ですね。特に精神面で主人を支えることが得意なストーンですから、気が弱い人や、神経過敏傾向にある人はいつも身につけていてください。また、偶然見つけたチャンスを素早く確実に掴み取れるようにサポートするストーンでもあります。

決定の重要性

このコラムでは何度も何度も「決定」について書いてきました。

実のところ、「それができない」ということ自体が「決定」です。また「どうしたら良いかわからない」といったように「決定しかねる」ということもそういう「決定」に他なりません。

今回のカードでは「するべきことを決めてする」ということが重要で、これすなわち決定ですよね。「決めかねる」という「決定」はダメです。

とにかく、先立つものは「決定」です。すべてが決定によって実行されると思って間違いありません。(決めずにおくという決定の実行も含まれますよ)

ところで、その「決定」は一体「何が」そうしているのでしょうか?

その答えは「心」であると思う人が多いでしょう。

でもここでよく考えてみてください。「心に決める」という言葉がありますよね。でも「心が決める」という言い方はしません。

ここで薄々でも感じられるのは・・・「決して心は決定していない」ということです。

「そう心に決める」という言葉があるように、実のところ決定は心以外のところで成され、そしてそれを心に押し込むということを暗示しています。

ただし、心は決定を左右しているという現実があります。

例えば感情として「恐怖」があるとしましょう。すると「避ける」「逃げる」という決定の要素にはなるでしょう。

逆に「陽気」という心の状態があれば「気軽に引き受ける」といった決定がされやすいことでしょう。

さて、こうしてみると「決定」はどうやら心のもっと上位にある何かが成していると考えられそうです。

それが何かといえば、言うなれば、意識していることを意識している個体とでも表現できるでしょうか?

これを普通に書けば、例えば今まさに自分が悲しいとして、その自分を見ている自分は「私は悲しんでいる」と意識できますよね。そして、「それじゃあ楽しい音楽でも聞いて気分転換しようか」と考えるかもしれません。それが「心」の上位にあるものの決定に他なりません。

少しややこしい話を書きました。結論として記しますが、「心」は決定をしません。もっと上位にある何かが「決定」をしています。

難しい話です。長くなりましたのでこの辺で。この話続くかもです。

明日が良い日でありますように。

ヘマタイト・また!思いもよらぬチャンス到来/ペンタクルの

2016年11月29日 ヘマタイト・また!思いもよらぬチャンス到来/ペンタクルの3

ややっ!またまた良いカード!

滅多にないくらいに良いですよ。

今日もチャンスに恵まれていて、そしてその波が当分続きそうということです。

悩み事は次第に解消するという兆し。

あなたに対する評価が良いものに変わっていくことがあるでしょう。それによって才能を認められたり、経済面やビジネス面で予想もしなかったような待遇が待っているかもしれませんよ。

これまで一生懸命やってきたのに報われないなあ、と感じていたなら、これを機会に考え方を変えましょう。自分自身では気づかないかもしれませんが、非常に良い状態へと導かれているようです。

この運気上昇の波に乗り、さらなるステップアップを目指しましょう。

飛び込んでくる話には可能な限り答えましょう。

将来を築くのは自分自身ですから、ここでやる気を出してください。

このようなときにオススメのパワーストーンはヘマタイト(意味辞典に未記載)。

ヘマタイトに求めるのは「起爆剤」としての働きです。このページで何度も出てくるヘマタイトは、いつも「ここ一発」という時に使います。心と体のエネルギーを活性化し、見つけたチャンスをものにできるよう、積極的な活動を支えます。

エネルギー依存から抜けてみよう

今回も良いカード!

使うストーンはヘマタイトで、その解説には「心と体のエネルギーを活性化し・・・」とあります。

以下、少しエネルギーについて考察します。(少しばかり難しいかもです)

まず、今わかっていることの結論から書きますと・・

この宇宙では、エネルギーで物事に対処しようとすれば、必ず反作用がある。

ということです。

そして、ことによってはその「反作用」が怖くてエネルギーを使えないという状態があります。

めちゃくちゃわかりやすい例を示します。

ある人が「コノヤロー!」と言って自分の拳でコンクリートの壁を思い切り叩いたとしましょう。

その結果は「アイテテテッ!」ですよね。

これがエネルギーを使うこととその反作用です。

そしてその人は、コンクリートに対して拳を振り上げることは二度としません。これがエネルギーを使うのを怖がるという状態です。

ある人は、自分が生まれてからしばらくして歩けるようになり扉の外を見て「さあ、冒険に出発するぞ!」そう言いながら意気揚々と外に歩み出します。

エネルギーを使って自分の体を動かし歩み、そしてふと見ると道には邪魔な石が・・・

彼はその石を蹴飛ばしますがびくともせず、自分の方が転んで膝を擦りむきます。彼は石に対してエネルギーを行使しましたが、完全に敗れてしまいます。要するに、反作用を受けたわけです。そして彼は悲しくなり、冒険は取りやめて家に帰りたくなりました。

そうして彼は思います。「エネルギーを使うことは悪いことだ」

そして親からも怪我を注意されたことでしょう。そして「〜〜をしてはいけない」

これが、彼の人生を小さくする出発点になります。「エネルギーを使ってはいけない」です。

人が何かを「できない」理由のひとつは、「エネルギーを使ってはいけない」という思い込みであることを知りましょう。

そしてもうひとつの間違いは「エネルギーを行使すれば、何でもできる」という思いです。先の「エネルギーを使えない」の逆パターンですね。

エネルギーは少なくとも、その対象への「強制」です。(だから反作用もあるのですが)

さらに、回答を書いてしまうと、そもそも人はエネルギーを生み出すことができ、そしてそれを行使することも本来は自由です。

しかしエネルギーを使う前に大切なことが

さてここで、モック・アップという行動について思い出してみてください。復習しますと、自分の宇宙(まあ、ここでは単に心の中とします)でそれがまるで現実にあるように何かを思い描くこと、ですよね。

モック・アップは、実はエネルギーを必要としません。しませんよ。

モック・アップは未来をも描けますよ。描いていない未来は来ません。そしてダメ押しで書きますが、モック・アップにはエネルギーは不要です。

これをわかりやすい例で示しますと・・・

何か考えて、考えて・・・ウンウンうなっているうちには何もアイディアが出ませんが、力を抜いてリラックスしている時の方が良いアイディアが出るということがあります。ふと、解決策を思いつくとかですね。

考えて考えてウンウンうなっている時にはエネルギーを使ってどうにかしているような状態です。しかし、アイディアはエネルギーを使っていない時にこそ生まれ、アイディアってすなわちモック・アップですよ。

「そうだ!こうしよう!」と思ったということは、そのことがモック・アップできているからなのです。

解決策は、ほとんどの場合エネルギー以外のところにあります。

先に書きました「冒険に出た子供が石につまずく」の例では、エネルギーを使わずにその「石」を上手に処理する方法を知ることが大切です。

明日が良い日でありますように。

ヘマタイト・もう少しでゴールなんだ!/ペンタクルの7/リバース

2016年11月7日 ヘマタイト・もう少しでゴールなんだ!/ペンタクルの7/リバース

思いがけない大きなチャンスに尻込みしている場合ではありません。

いやゴールはもう目前のようなのです。しかし、少し先のことを心配したり、そのチャンスをどうしたものかと思案したりといった状態の暗示があります。

本当にもう少しのところまで来ているようですよ。そのゴールに立ちはだかるのは、本当は些細なことだらけなのです。これらをしっかり見て処理していきましょう。

小さな一歩を続ければ、確実に成果を得られる。やりたくないことから先に片付けましょう。

このようなときにオススメのパワーストーンはヘマタイト(意味辞典に未記載)。

ヘマタイトに求めるのは気力を振り絞るための起爆剤です。そして同時に、マイナス感情を処理してくれる作用もあります。様々な迷いが邪魔をするとき、精神を安定させて一気に仕事を片付けるときにはうってつけのパワーストーンですよ。

偽薬・プラシーボ効果についての考察・人の心の不思議その2

前回は「プラシーボ効果のプラシーボ効果」について書きました。

そしてそれがなぜ効果をもたらすのか、ちょっと考えてみようということです。

まあ、その結論は筆者としては既に持っていて、被験者が持ってい症状に対して被験者がそれをしっかり見る可能性が高くなる、ということに尽きると思っています。

原理としては「ありのままに見るとそれは消えてなくなる」です。
(これは不完全でもないよりはマシ)

そして、医療現場でそれを促進してくれてしかるべきなのが他でもない、医師のはずです。医師は患者との対話を通し、患者は自分の症状についてさらに詳しく見て医師に話そうとするはずです。

しかしながら、都心部などの過密な医療では医師がじっくりと患者と対話する時間はないでしょう。

逆に、昔から名医と言われる人は患者の話をよく聞いてくれる人ですし、その医師に診てもらっただけで症状が軽くなる(気分がマシになる)というのはよくある話です。

そしてこのことは、医師でなくとも具合の悪い誰かを介抱したり、お見舞いのときには役に立ちますよ。

その人に、現状の具合を聞いてあげれば良いのです。

このときのコツですが、改めましてもう一度書いておきます。話を聞いたら、その内容について評価をしないこと。もしも相づちを打つならば、相手がさらに話ができる方向に持っていくこと。

もちろん、相手の感情のレベルを下げるような相づちもダメですよ。

「そりゃ、痛いだろうね、大変だね」

この種の返事はダメです。

せめて「そうか、そうなんだ」

という具合に、あなたの言っていることを受け取りましたよ、というタイプの返事をします。

さて、それから最後に怪我や病気が治りにくいという場合の根本原理を記しておきます。

それは「ありのままに見る」ことの逆に、患部を「ありのままに見られない」ことに尽きます。

わかりやすいこととして、そこに怪我があるとしましょう。怪我は痛いですから、その人自身がアクセスを拒みます。アクセスを拒絶した何かは、なかなか修理できませんよ。ここでは理解の三角形の原理も登場します。

理解の三角形
理解の三角形

もしもその怪我に対してコミュニケーションがなければ、リアリティも理解もあろうはずがありません。そうして怪我がなかなか治らないのです。

明日が良い日でありますように。

明日は、その怪我を治しやすくする方法について書きましょう。

ヘマタイト・挑戦するなら今!/戦車

2016年10月13日 ヘマタイト・挑戦するなら今!/戦車

悪いカードではありません。ただし強力なプッシュがあります。
(少しばかり、昨日の延長上にもあるようです)

挑戦するなら今!

準備ばかりしていると、いつまでたっても何も成すことができません。打ち破るべき壁も破れません。

もちろん、この先に困難がないわけではないでしょう。しかしこれまでの経験がゴールに向けて走らせてくれるはず。

このカードが暗示しているのは自分の弱さを克服し、そして進めということです。

強い自信が溢れる日。目の前の出来事にとらわれず、積極的な前進を。

するべきことに全力投球することで新しい道が開けます。

このようなときにオススメのパワーストーンはヘマタイト(意味辞典に未記載)。

ヘマタイトに求めるのは「起爆剤」としての働きですね。さあ!ここで一発やらなきゃあというときに大変頼りになりますよ。またマイナス感情を防ぎますから弱気や不安といったことをセーブするでしょう。戦車のカードにふさわしいパワーストーンでしょう。

ゲームについて理解しよう(その3)

今回はゲームについてのもう少し細かい部分を見てみます。

このゲームに関しては、勝敗は目的ではありません。ゲームすること自体が目的です。もしも本当に勝ったとしたら、その瞬間にそのゲームは消滅します。ゲームが消滅した瞬間に、勝者は敗北してしまいます。(不思議ですがそうなのです)

逆に、自分に反対して使われている力や考え、感情が大きすぎ、まったく勝ち目がないと感じると、その人自信がゲームを持つこと自体をやめてしまうことがあります。ひとたびこの考えを持つと、他の様々な力に支配されうるようになります。

これはひとつのゲーム放棄が人生そのものを放棄したような状態で、まったく間違った状況にあります。

また、社会は「平和!平和!平和!」を望んでおり、これを間違ってゲームの状況を許さない風潮にあります。「平和」とゲームが無い状態をイコールとして考えるは間違っています。

学校の運動会で「順位の決定」をなくしてゲームを奪っている一方で、やはりオリンピックでは順位が重要です。オリンピック競技は明らかに文字通りの争いごと、すなわちゲームです。しかしその争いは平和のうちに行われていますよ。

「社会は平和と称し、習慣的にゲームの無い状態を望んでるようである」
「しかしながら魂はゲームなしには存在の意義を見出せない」

でもね、平和をつくるためのゲームをしている人もたくさんいますよ。反戦運動などは典型的です。

人にとって、ゲームを作り出す能力はかなり重要です。

それから「ゲームは力では勝つことはできない」、これを次回に書こうと思います。

明日が良い日でありますように。