2017年2月27日 チャロアイト・ちょっと休憩/ワンドの4
まずまずなカード、そしてちょっとしたアドバイスですね。
思いがけないところから今までの努力が正当に評価される日です。
これまでに挫折や迷いがあったとしても、それをなんとか乗り切ってきたあなたの働きが認められます。
また、とにかく前進しなければならないという強迫的な感覚があるとすれば、それはきっぱり忘れましょう。
そして、あなたがやってこれたのは、自分自身だけでなく、周囲にいる多くの人の助けや協力者の存在を忘れてはなりません。
少し肩の力を抜いて「自分の心が喜ぶこと」をしてみましょう。また親しい人と楽しい時間を過ごすのも吉ですね。
このカードが言わんとする大切なことは、成功を目指して突っ走るだけでなく、一般生活の中に喜びを見出そうということも含まれます。その方が真の幸せが見つかりそうですよ。
このようなときにオススメのパワーストーンはチャロアイト。
チャロアイトに求めるのは典型的な「癒しの力」。これまで休みなく突っ走ってきたあなたは少し休憩しましょう。仕事以外に取り組める楽しみを作ってください。その方が人生全体として充実して過ごせます。ちょっと休憩ですね。
人付き合いのポイント(コミュニケーション・ラグ)について
このコラムでは散々コミュニケーションについて書いてきましたが、今回はその応用編の一部になります。
さて、人間同士がコミュニケーションするとき「反応」するのに要する「時間」があります。
単純な例として、誰かに「おはよう」と言ったとき、相手の返答にどれくらい時間がかかるかということです。
まあ挨拶としての「おはよう」は単純な例ですが、相手は少なくとも「あなたからのコミュニケーションを受け取った」という合図をあなたに返す必要があります。この合図を返すのに要する時間のことを「コミュニケーション・ラグ」と言います。
このコミュニケーション・ラグが同じ程度の人同士はそこそこにうまくやっていけるかもしれません。
しかしながら素早い反応を要求する人と、コミュニケーション・ラグが大きい人とでは相性が悪いです。
素早いレスポンスを要求する人は、反応が遅い人に対していつもイライラしていなければなりません。
これが仕事上の対人関係なら我慢しながらお互いに相手に合わせることもするでしょうが、友人同士や恋人同士になったりする率は少ないです。また、無理に人間関係を築こうとしても難しいことがあるでしょう。
また、端的に言ってレスポンスが早い人の方が一般的には有能です。
また、相手からのコミュニケーションを受け取っていながら、それについてレスポンスしないというタイプでコミュニケーション・ラグが発生しているケースもあります。
このような人の場合、周囲にトラブルを撒き散らす可能性が非常に高いです。その人は一人で淡々とこなす仕事をなんとかやっていくかもしれませんが、コミュニケーションを必要とする現場ではほとんど使えません。
これは昔の日本でよしとされた「寡黙(かもく)」ということのようですが、それはあくまでも一人で淡々を行う仕事をしているときのみに許可できる状態です。
コミュニケーションの不全があるところに、必ずトラブルが発生します。
「コミュニケーションを受け取ったらすぐに返事をする」ということが自発的にできない場合には教育によってもできない場合が多いものです。
彼をトラブルの源にしないように人員配置には気を配る必要があるでしょう。
明日が良い日でありますように。