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カイヤナイト・決断しよう・ 2018年4月24日

カイヤナイト(kyanite)
カイヤナイト(kyanite)

カイヤナイト・決断しよう・ 2018年4月24日

カイヤナイトが出ています。

カイヤナイトを取り上げる理由として「新しい自分への生まれ変わり・強い意志を作る」があります。

これらの働きはカイヤナイトが持っている「記憶の整理」から来るもので、過去の出来事に付随するマイナス感情を取り去ることに主眼を置いています。

さて、カードは「ソードの2」。

迷いの状態を象徴しているようです。でも本当は内心としては決定があるのに、答えのアクションを遅らせているだけなのかもしれません。

こんなときには誰かからの「ひと押し」があれば結論を下せそうに思ってそれを待っているという状況にあることも考えられます。

また、せっかくなら方々が円満に解決されるように願っていることも決断を遅らせているかもです。

いずれにせよ、決断に躊躇(ちゅうちょ)があるようですが、もうすぐに問題のうちのひとつが解決されようとしているようです。

「責任」について少し深掘り

このコラムではことあるごとに「責任」について取り上げています。今回もまたです。

カードは「ソードの2」で、端的に言って「さっさと決めろや!」ですから、これは「決断の責任を負え」ということなんです。

で、パワーストーンのカイヤナイトはそれに対応して「自分に責任を負う」という能力アップのために選択しています。

さて、「責任」と言えば何かどこか重苦しく「責め」を負っている感じがしますが、そんなことはありません。

ここで、責任について「美しく」定義しておきます。

自分自身と、自分という存在、そして考え、物質、エネルギー、空間、時間、形態との間に介入する権利を否認および拒否し、それに対して決定を下す完全な権利を引き受けること。完全な責任とは「罪」ではなく「起因」であるという認識。

ちょっと難しく見えますが、要するに、介在物を入れずに自分が決めて自分が処理する権利を引き受けること。です。

そしてこのコラムでは使うパワーストーンの働きの中で「過去の出来事」とか「過去に得た悪感情」を処理するといったことがよく出てきますよね。

実はこれって自分が持っている過去の出来事について「責任を持て」ということです。

責任を持てないから向き合えず、いつまでもズルズルと過去の悪感情や後悔を引きずってしまうわけです。

ただし、責任を持つ能力が減退している人に、無理に過去に向き合えと言っているわけではありません。(これをすると状態が悪化することあり)

ただ、メカニズムをわかってしまうと「気が楽になる」ということはありますよ。

さてさて、カイヤナイトの働きに「記憶の整理」がありますが、これが「過去に直面する能力をアップする」ことに他なりません。

それはすなわち、自分自身の記憶に対して責任を持つ、すなわち処理してやろうではないか!と起因に立てることを意味しているわけです。

明日が良い日でありますように。

2017年8月30日 カイヤナイト・言動に注意の日/戦車/リバース

カイヤナイト(Kyanite)
カイヤナイト(Kyanite)

2017年8月30日 カイヤナイト・言動に注意の日/戦車/リバース

要注意!コントロール不能!

予想外なことが起きてコントロール不能になりやすい日。また自分自身では自制が効かずに暴走しやすいです。

何気ない一言が関係をぶち壊しにしたりがありますから、小さなことでも気をつけてください。

もちろん、大切な決定ごとは禁物。じっと我慢の日でいましょう。

これはちょっと厳しい状態ではありますが、あきらめないでちょっと我慢していましょう。

このようなときにオススメのパワーストーンはカイヤナイト

カイヤナイトに求めるのは「集中力」。根本的な癒し系に使われやすいストーンですが、結果としては現状をきっちりと見るための勇気を得る、そしてそれに集中できるという働きを持ちます。今回のカードでは要注意な部分があり、うっかりしないようにカイヤナイトを取り上げました。

コントロールを失うと何が起きるのか??

今回の要注意カードに基づいたコラムになります。

コントロールを失うと・・・それを単純に言えば「罪になります」。

簡単な例として、自動車を運転していてそのコントロールを失うと、事故が起きます。他人の生命、財産が危険にさらされ、もちろん自分の命も危険です。

それでは、コントロールを失わないようにするには何が必要か?

それは責任と知識です。

これも車の運転を例に考えれば簡単な理屈ですよね。

車に対する知識がなければ運転はうまくできませんし、責任がなければ法規を守らず危険な運転をするでしょう。

コントロール
責任
知識

これら三つは三角形をなしていて、三つのうちのどれかを大きくすると物事をよりよく管理できるようになります。

車の例をあげましたが、自分自身についても全く同じです。そして家族に対して、会社の中でも、社会でも、そして地球環境に対しても同じことです。

コントロール、責任、知識のどれかが欠けたエリアでは混乱が生じていて文明が崩壊することになります。身の回りや世界を見渡して例を探してみましょう。

明日が良い日でありますように。

カイヤナイト・やり直しの大チャンス/塔

カイヤナイト(Kyanite)
カイヤナイト(Kyanite)

2016年3月11日 カイヤナイト・やり直しの大チャンス/塔

珍しいカードが出ました。「塔」です。

このカードに関しては不測の事態とか悪い予感の的中といったことが先に取り上げられますから、ここだけを見るとゾッとします。ある種の破壊です。

この塔は聖書に出てくるバベルの塔に例えられていますよね。

しかし、破壊の後には必ず再生が始まります。

塔による破壊は、新しい人生への大きな転換になる可能性を含んでいます。言い換えるなら、次の段階への魂の成長を暗示しているのです。

うすうす感じていた予感が的中する日になるかもしれません。たとえそうだったとしても腐らずに「スッキリ」とやり直せます。

何か起こったとしてもジタバタせず、固定観念を捨てて新しい気持ちでスタートしましょう。

むしろ、こんなチャンスはあまりないかもです。

このようなときにオススメのパワーストーンはカイヤナイト

新しい自分への生まれ変わりをサポートできるのがカイヤナイトです。このような働きを持つストーンは他にあまりないかもしれませんね。他に甘えを遠ざけて白黒をはっきりさせるということもでき、ぐずぐずせずに新しく出直すときには最適でしょう。このあたりのこと意味辞典では触れられていませんね。

アイデンティティ(自我)の崩壊というけれど

今回のコラムは入り口だけちょっとアカデミックですが、トータルして簡単な文章ですのでお読みください。

塔のカードで象徴されることに「アイデンティティの崩壊」というのがあります。

アイデンティティとは日本語で「自我」。元々は哲学用語で簡単に言えば「 自分。自己。意識や行為をつかさどる主体としての私。」となります。

普通、人が生まれてから次第に自分が自分であると確信を持つようになり、それを「自我の形成」とか「自我の確立」と呼んだりします。

以下に、たった今書きながら考えた「自我に関する問い」を書き出してみます。

以下のことはあなたの自我を表しているでしょうか?

  • あなたの体
  • あなたの名前
  • あなたの年齢
  • あなたの出身地
  • あなたの家系(家柄)
  • あなたの学歴
  • あなたの職歴
  • あなたの友人
  • あなたへの賞罰
  • あたなが持っている様々な資格
  • あなたの結婚歴や離婚歴
  • あなたが子供を持っているかどうか
  • あなたが着ている服
  • あなたが住んでいる家
  • あなたが好きな食べ物
  • あなたが好きな音楽
  • あなたが好きな本
  • あなたが好きな映画

他にまだまだいくらでもあるでしょうね。自我を表していると思えるものをいくらでもピックアップしてみてください。

そして、自我が崩壊するとして、上のどれかやほとんどや、または全てが無くなったとしましょう。

で、すると、あなたはいなくなってしまうのでしょうか?

いえいえ、どうやらなくなりはしないでしょう。(少なくとも、そんな気がしませんか?)

上に挙げた「あなたを表す何か」は、実際のところあなた自身そのものではありません。いわばほとんどが「レッテル」のようなものです。

世間一般で言う「自我の崩壊」「アイデンティティの崩壊」など、実は取るに足りない事件ですよ。レッテルの一部がちょっと剥がれただけなんです。

こんなことでよければ、いくらでも崩壊してやろうではありませんか!?

明日が良い日になりますように。

カイヤナイト・考えを根底から変える必要性あり/吊られた男/リバース

カイヤナイト(Kyanite)
カイヤナイト(Kyanite)

2015年12月3日 カイヤナイト・考えを根底から変える必要性あり/吊られた男/リバース

おっと!これはにっちもさっちも行かないカードです。

これはちょっと苦境ですね。あれやこれやをやってみても悪循環になる暗示。また、ダメと分かっていてもそれをし続けなければならないような境遇にあるのかもですね。

これというのも、もしかすると周りが見えないままに事を押し進めようとしていた結果かもしれません。ここはちょっと冷静になりましょう。

「身動きがとれない」と思ったら下手にジタバタせずに一旦停止が吉!

180度は視点を変えないとこの問題は解決しそうにありません。

こんな状況でオススメしたいパワーストーンはカイヤナイト。

カイヤナイトは混乱を鎮めて思考の制限枠を取り払ってくれるでしょう。そして過去の失敗や辛い想いから立ち直って自信を取り戻すという作用もあります。現在の失敗は、実のところ過去の失敗を引きずった上に成り立っているということもあるのです。

心・反応・思考・自分自身(その2)

カイヤナイトの働きとして過去の失敗から立ち直るということを書きました。

実はそれができるのは昨日書いた「自分自身というスーパーパワー」が存在するからです。

心は、失敗を繰り返さないための学習をしますが、それが単に反応という形になっていると、そのままでは制御不能で不合理な結果になって出てくることがあります。

例えば、トラウマとかパニック障害という名で知られる心の反応はこのあたりのことを象徴していると言えます。

ここに簡単な例を示しましょう。

あるとき、ハチに刺された人がいたとしましょう。その人は「ハチ=危険」という反応を持つことができます。これはある意味では有益な反応でしょう。この人はこれで生涯にわたりハチの危険を避けることができるかもしれません。

その人はハチの羽音らしき音を聞けば警戒し、ハチの巣に近づくことはないでしょう。

しかしながら、この反応は合理的でないことをしでかすこともあります。例えば、ハチでなくてハエの羽音を聞いても慌てて逃げ出すことがあるわけです。

また、まだハエなら同じ昆虫として同類ですが、虫とは全く関係のない「単に似た音」を聞くだけで嫌な気分になれるかもです(こんな不合理な反応はいくらでもありますよ)

最初にハチに刺されたときにできた反応は「ハチ=危険」ではなく「虫の羽音=危険」こんな図式であることが多いのです。

そして本人としては「これはハチではなくて危険のないハエなんだよ」とわかっていても体が反応して落ち着かないということが多々あります。これって合理性を欠いていますが、だからこそ「反応」なのです。「反応」は理屈でなくてとにかく「反応」であって、中身が間違っていようとも、とりあえず身を守る体制を整えよという形で働きます。

さて、それでは「これはハチでなはくてハエなんだよ」と思えるあなたはどこにいるのでしょうか?

人の本体は心やその反応だけでできてはいません。反応している心を外から見ている自分自身が必ずそこにいます。これがスーパーパワーを持った自分自身です。

少し長くなりましたが、この話、続きます。

次回はさらに「反応」の例をあげ、スーパーパワーである自分自身の気づきを深めることにしましょう。

「吊られた男のリバース」の対処として、考え方を根底から変える必要がありますが、そのときに働くのも「反応している自分を見てる自分自身」なのです。セレニティアスのパワーストーン選択は、この部分を見ているわけですね。

明日が良い日でありますように。