2015年10月15日 カイヤナイト・乗り越えられる壁が来る/ワンドの6/リバース
またまた、また要注意なカードです。
が、今回はまだなんとかなるような感じも。
不安の的中。また思いもよらないどんでん返しで悪い方向へ転がりそうな暗示。
または、あと一歩で完成かと思えていたプロジェクトを見送らざるをえないといった種類のトラブルが発生。
しかしながらあきらめてはいけません。考えられる手段、いいえ考えられないような手段を用いても危機回避しましょう。必ず突破口が開けます。
今回オススメのパワーストーンはカイヤナイト。
トラウマの解消、これがカイヤナイトに望む働きです。トラブルにあったとき、くじけてしまう理由のうちに多いのが「過去の記憶」から導き出される挫折感です。「ダメだ」「終わりだ」そんな気分にスポッとはまり込むとき、これをトラウマの仕業を疑ってみる価値はあります。しぶとく、最後まで歯をくいしばるためには過去の体験は関係ありません。今です。ことに当たるのは今なのです。
トラウマの様々について知ろう
今回のカードはちょと厳しめですが、やる気さえあればなんとか乗り切れそうなので、とにかくやっちまいましょう。
さて今回登場のストーン、カイヤナイトは「トラウマ」を解消してくれる働きがあります。まずは以下にトラウマについてきっちり定義しておきます。
心的外傷(しんてきがいしょう、英語: psychological trauma、トラウマ)とは、外的内的要因による衝撃的な肉体的、精神的な衝撃を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指す。特定の症状を呈し、持続的に著しい苦痛を伴えば、心的外傷後ストレス障害(PTSD)ともなりえる。(Wikipediaより)
まあ、これを読めば思い当たるフシを持っている人は少なくないことでしょう。
ところが、このトラウマの枠を超えた部分が持っているトラウマというのもあります。
まず、前述の定義はごく「個人レベル」のトラウマですが、実は生存の多重円それぞれのレベルでトラウマを持っていると考えることができます。
例えば、家族が持っているトラウマ、会社が持ってるトラウマ、社会や国家が持っているトラウマ、そして人類全体が持ってるトラウマ、etc
家族全体が災難に遭うこともあり、会社のトラウマであれば今なら排ガス不正のフォルクスワーゲンや東芝の粉飾決算など、大震災や戦争の惨禍は社会的なトラウマになります。
さて、このように様々なレベルにおいてのトラウマがあるわけですが、これに捉われないためには「必要性のレベル」(このコラムで何度も登場)がグンと上がること。
簡単に言い換えれば「火事場の馬鹿力」にたとえられます。
「何!トラウマだって!それがどうした!とにかくこれをやり遂げないと全員死んじゃうぞ!」(昔話にふけっている場合じゃない!)
これです。
このトラウマが自分以外のレベル、家族や社会にあるものであれば、その組織の成員である個々人の自覚が大切なのですが、それに気づかせるリーダーがいればなお良いでしょう。
あなたの家族、そして身近な組織、会社などにあるトラウマを観察してみてください。トラウマというのは、その正体を掴むとそれだけである程度の「力」を削ぐことができますよ。
あー、それから「必要性のレベルを上げる」と言ってもそんなことができるだろうか?と疑問でしょう。
こればかりは各自で工夫が必要です。
例えばですが、こんなことはありますよ。
何か欲しい物があるとします。例えば新しい「車」。
ネットで調べたり、カタログを見たり。さらには実物を見てください。そして試乗するとなお良いでしょう。
ここで何が起こっているのか?
その車に対するリアリティが大きくなり、理解の三角形が拡大します。
「車が欲しい」ということに関して理解が深まり、対処の方法が変化するはずです。
明日が良い日でありますように。