レッドジャスパー・執着を解けば・2018年12月25日
レッドジャスパーが出ています。(意味辞典に未記載)
今回レッドジャスパーに求めるのは「辛かったことを手放す」「執着をはなつ」こと。
レッドジャスパーは「アクティブな癒し系」と言える働きを持っています。
根本的には余計な執着心を押し出してしまうことになります。
悲しみ、恨み、嫉み、怒りなどなど、感情のレベルとして低い位置のものは、単純に言えばそもそもが「執着」に基づいているわけです。
カードは「ソードの8/リバース」
基本的に「どうしようもない状況」を表しています。
解決できない問題、我慢を強いられる。先が見えないという感じ。
それがリバースで出てることで問題が解決しそうであるとする考えと、いやいや、やはりどうにもならないことに変わりなし、と言う判定があります。
正位置の場合、あきらめて運を天に任せようとすればなんとかなる・・・と言う考えがあるので、これが逆になると「執着が解けず」にもっと問題にはまり込む・・・なのかもです。
しかしながら、カードがどうであろうとですよ!「執着」はかなりな場面で諸悪の根源にはなりそうです。
そこでとにかく、ここはレッドジャスパーを使って切りぬけようと言う考えです。
行動と思考
行動と思考は切っても切れない関係にあります・・・よね。
あなたがかなり正常であればそのはずです。
意思(思考)とは関係なしに行動してしまうのは異常なことですからね。
さてその前に、小さな物語があるようです。
思考の歴史
人間は元々が「思考だけ」の存在でした。(例えばあなたがこの宇宙に生まれる前)
しかし思考しかなく行動がないことにうんざりし、あるとき「思考と行動」になりました。
ところで、「行動」は人が物質としてこの宇宙に暮らすことに他なりません。
この宇宙で(まあ、地球上で体を持った人間として)暮らすのはかなり過酷なことです。
食べなきゃ死ぬし、転べば骨折もします。
なので人間は行動に専念せざるを得なくなりました。
それでも人間は「思考というものがある」ことは忘れていません。
しかしながらあまりにも行動を優先させたがために、思考はエネルギーに完全にはまり込んでしまいました。
(行動とはエネルギーそのものです。)
「エネルギーは私の骨を折るけれど、悪口を言われてもなんでもないさ」
そうしてエネルギー(物質や行動)は思考の上位にあるものだと思うようになりました。
ここが人間の歴史の大きな転換点のようです。
==== 物語終わり====
じゃあ、例えば「執着を捨てよう」というのは一体どういうことでしょうか?
これって明らかに「思考」のなせることです。
そうして実際には「思考」によって行動を変えることができます。
思考でエネルギーをコントロールしているわけですね。
しかし一方で「エネルギーは思考の上位にある」と「思考」するなら、それがその時に真実になり、そのまま続行です。
(まあこれだけ見ても思考が行動の上位にあることは明白ですが)
さてさて・・・
ここで執着というのは何かと言えば「過去にあったエネルギーに囚われていること」。
過去にあったエネルギーに囚われたら何が起こるのか・・・
「現在の思考」と関係のない行動をしてしまいます。
↑
(この記事の冒頭に書きました異常な行動のこと)
これってその人それぞれにパターン化されていますよ。
例えば「苦手な何か」。
なぜか嫌いな食べ物、なぜか嫌いな動物、なぜか苦手な人、これを言われるとなぜか怒る、泣く、そして失うことの過大な恐怖etc
(失う恐怖がゆえに、悲しみさえ失えない)
これら理由もなく起こる「反応」のことです。実際には何の合理性もありません。
目に見えて不合理でなくとも、例えば「負けが込んで打たれ弱くなる」というのも過去にあったエネルギーに囚われているパターン。
「やっぱりダメだ」とくじけてしまいやすい例ですね。
「私なんて・・・」というのはまさにこれです。
さてそこで、ここから離れるには「思考はエネルギーの上位にある」という思考を取り戻すこと。
レッドジャスパーがしている「執着を捨てる」などのアクティブ系癒しの基礎原理は、まさにこのことです。
ちなみに、過去にはこのコラムで何度か触れいますが「人はエネルギーを生み出すことができる」という話。
これはまさに、思考はエネルギーの上位にあるということ。
なにせ、そもそも人間は「思考」が発端ですから。
明日が良い日でありますように。