ルビー・運命の輪が回る・2021年1月27日

ルビー(Ruby)
ルビー(Ruby)

ルビー・運命の輪が回る・2021年1月27日

ルビーが出ています。(意味辞典に未記載)求めるのは「先手」「積極性」「情熱」。

ルビーの基本は「自信と勇気」をもたらすこと。

災難から主人を救うとしている国もありますが、これは実は災難に立ち向かう自信と勇気を得られることから来るのではないかと思えます。

実際には、今の幸福を維持するにも自信と勇気が必要なんですよね。

幸福でいると、自然に自信と勇気を持っていて、何かにチャレンジする気が起きるものですが、逆にいじけていると、そのまま災難に飲み込まれてしまいます。

様々な文献でルビーのことを読むとその働きはかなり広範なのですが、共通するのは「生存性」を高めるということに尽きると思えます。

どんなときも生き延びる力を与える、これがルビーの根本のようです。

ルビーと相性が良いストーン

ルチルクオーツ

ルビーの働きと相まって起因に立つことを促します。自分から何かを始めることがほとんどの解決策です。

カード:運命の輪

ことによっては最上級のカード。

大きな変化の兆し。

そしてその変化は何の前触れもなく・・・

予期せぬ転機、それも大きな変化が訪れようとしています。

今まで苦難の道を歩んできた人はそれがガラリと好転し、絶好の好機となることでしょう。

思わぬところから助けが差し伸べられたり、運命を左右するような出会いがあることも。

報われなかったことが注目されて栄誉を受けたり、過去の失敗を乗り越えて再チャレンジのチャンスが訪れることも。

逆に、今までが順風満帆だったと思われる方は、予期せぬトラブルに備えることが大切。もしかしたら「うまく行っている」と思っていることが全部幻想だということに気づくことも。

ぐるりと回る運命の輪に対し、それを「待ち」の状況で受け取るのではなく、起因に立つという能動性を持ちましょう。

運命の輪を自分で回す、くらいの心つもりでいましょう。

それでルピーを紹介しています。

変化の許容量を応用する(その2)

前回は、あまりに急速な変化の要求は拒絶されるので、少しの変化の積み重ねをお勧めすることを書きました。

それでは、変化が遅過ぎることで人々が耐えられないことの例を挙げましょう。

例えば、読者の方は「能」を鑑賞されたことがあるでしょうか?

もしかしたらことによっては演者の動作が遅すぎて超退屈し、これのどこが良いのかわからない、ということがないでしょうか。物語の筋を最後まで見届ける気力が湧きません。

他に、地球温暖化とか、マイクロプラスチックによる海洋汚染が進む話。

これは目に見える変化がないためにリアリティがなく、地球環境の悪化に対して自分が参加しようとはなかなか思えません。

これら「遅過ぎる何か」というのはそれを受け取る「リアリティ」に問題ありと言えます。遅過ぎることはピンと来ないのです。

こちらの問題では教育ということがかなり影響はしそうです。

少なくとも、その人が許容できる範囲で「遅い変化」の影響がどのように自分に影響するかを教える必要あり。

「能」に関してはこの伝統芸術の成り立ちや、「なぜこうなのか」を知ることによって「理解の三角形」が大きくなるでしょう。

遅いことに対する対応を得てもらうには「理解の三角形」の仕組みを活用すると良い結果が得られると思います。

明日が良い日になりますように。