2016年10月19日 オパール・創造性を発揮するとき/魔術師
まずまずのカードです。
何かをしたいという衝動が感じられます。
新しい取り組みを始めたいとか、現状には満足できないという感覚があるのかもしれません。もしかするとそれは自分自身の力だけではどうにもならないようなことに立ち向かおうとしているのかもです。
そこで、奇跡や神頼みではなく、まずは自分の力を100%使うことが大切です。そうすることで初めて奇跡的な偉業が達せられるはずです。
集中して取り組めばまずまずその成果は得られます。創造力をフル稼働してやってみてください。
このようなときにオススメのパワーストーンはオパール。
オパールに求めるのは独創性と表現力のアップ。アーチストに好まれて使われるストーンであることがわかります。ただし、気分を高揚させる作用が強いので、時と場合に応じて使用してください。興奮しているような状態ではその上にオパールを使うのはやりすぎ感ありですよ。
ありのままに見る難しさ(その2)
昨日は「ありのままに見る」ことの難しさについて「戦争」を例にして書きました。本日はその続きです。
「ありのままに見ていない」典型例としての「戦争の存続」ですが、これはまさに歴史が証明しています。
第二次大戦の日本ではまさに、その戦況を「ありのままに見ることができず」戦争を存続させてしまいました。そして最後に「もう勝てない」と「ありのままに見る」ことによって戦争を終結できたということになります。
さて、あの戦争で「ありのままに見ていない」状況として必ず「嘘」が入り込んでいます。
戦争に限らず「嘘」が入り込んだものは存続します。
逆に言えば、存続しているものには「嘘」がそこにあるということです。
「嘘」というと、何か意図的に誰かを騙そうという感じですが、基本的にはまず自分自身を騙すために嘘をついていることがほとんどです。
それは「ありのままを見る」のではなく、その状況を「押し曲げて見ている」ということになります。
これは自分の外にある何かの状況だけでなく、自分自身の心についても同じです。
ここで、9月28日のコラムにあります「第二の決定」を参照してみてください。「嘘」についての解説があるでしょう。
さて、物事をありのままに見ないで押し曲げて見ている限り、その問題は持続します。そこでその問題を解決するには「解決者の立場」として物事を見ることに尽きます。
コツとしては昨日も書きました通り、好き嫌いを通り越した観点でそれを見ることが必要です。それにはまるで自分が神様目線で見るか、感情を横に置いて「魂の目」で見るといったことになります。
これって難しそうですが、視点を変化させ、いわゆる「上から目線」見ることによってしやすくなります。まるで自分が当事者でないかのごとくの感覚になることが良いですよ。
さらにコツがあるとすれば「この宇宙に起こっていることに良し悪しはない」という見方です。あることが誰かにとって良いことでも、他の誰かにとっては悪いことという状態は多々あります。
これを神様的な上から目線で見ると、「この宇宙に良し悪しはない」になります。善悪という判断を超えたところでその状態をありのままに見ることが望まれます。
これはこのコラムでも時折触れていますが、仏教用語としての「諦観(ていかん)」と同じような状態です。奥義と言えば奥義となります。
諦観についての参考文書は9月13日のコラムがよいですね。
どんな問題であろうと、それを見るときは解決者としての立場から見てみる。これは単純に言って「上から目線」そのものですが、自分自身の問題についてさえ「上から目線」は非常に大切なことになります。当事者目線で見ることは「押し曲げて見てしまう」ことがほとんどなのです。
明日が良い日でありますように。