時を超える名車たちと出会う旅・2025年9月1日

山梨県立博物館
山梨県立博物館

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

今日も気温35℃以上の暑い甲府でした。

それでも日陰は湿気が少ないこともありそれほど不快ではありません。

■ エンジンの鼓動、デザインの記憶

本日は「山梨県立博物館」へ。

9/1まで特別展として忘れかけていた「みんなのクルマ展」がありました。

夏休み中は人が多いと思い、9月に入った最終日に突撃です。

車の歴史や山梨県内でのモータリゼーション発達のような展示です。

さて、この前は山梨県立美術館&文学館へ行きましたが、今回は博物館。車で25分程度のお隣、石和(いさわ)市にあります。

こちらも緑深いところにあり、敷地は広々で駐車場も広く楽々です。

博物館の建物はかなりシックで端正。シュッとしてます。

山梨県立博物館中庭
山梨県立博物館中庭

中庭には石庭の雰囲気を醸し出す造形。これはきっと「山梨」の雰囲気を出していますね。

さて、珍しい車を見て回りましょう。

最初はF1。

マクラーレン・MP4/4
マクラーレン・MP4/4

マクラーレン・Honda MP4/4、1988年の車です。

あのアイルトン・セナが乗っていた車ですね。

いやー、これもめちゃくちゃ端正。無駄がなく研ぎ澄まされた機械です。

ひとつの目的に向かって作り込まれた物は本当に美しいです。

HONDA F-1
HONDA F-1(鈴鹿PAにて)

F1と言えば前回は鈴鹿のPAでウイリアムズ・ホンダFW11Bを見ましたが、同じ時期に戦った車を両方見られたことになります。

次、トヨタ2000GTです。

トヨタ2000GT
トヨタ2000GT

これは日本の車の歴史に残るスポーツカーとして名車。

普通に市販車ですが、現車は生まれて初めて見ました。

これね、現物を見るとすごいデザインですよ。

トヨタ2000GT
トヨタ2000GTリアデザイン

特にテール周りの処理の仕方はどうでしょう。これはまさに芸術だ。

ただし僕の知識としてはホイルが純正のオリジナルデザインではく後から変えられてますね。

次、てんとう虫です。スバル360。

スバル360
スバル360

1958年〜1970年まで作られていて、当時はよく走ってました。僕自身もどこかの家のこの車に乗せられた記憶があり。

これがね、エンジンが360cc直列2気筒。ほとんど今の中型バイクのような物です。

スバルは元々航空機メーカーだったこともあり、飛行機作りの技術を取り入れて作られたそうです。

そうして、どういう巡り合わせか、今のセレニティアスの足はスバルです。

次、マツダのコスモスポーツです。ロータリーエンジン車。1967年〜1972年です。

マツダコスモスポーツ
マツダコスモスポーツ

今はこのロータリーエンジンを積んだ車は市販されていませんんが、ル・マン24時間耐久レースで優勝したマツダの「787B」の礎になっているのがこれですね。

こうしてみると、昔の車は今よりもデザインの幅があったような気がします。

最近売り出されてる車の多くはフロントのデザインがなぜか「オラオラ顔」なんですよね。(威圧的で怖い系の顔ね)

またはどこかガンダム系であったりと、無駄にいかつくなっているような気がしてなりません。

それと、思いますに最近の車はテールのウインカー(黄色いランプね)が小さすぎて点滅時に視認性が悪いように思えてなりません。

ま、小さなウインカーでも法律的にはクリアできているから使えているのでしょうが、数値的な明るさとかではなく、人が見た時に実際にどう見えるか、も大切だと思うのです。

工業デザインというのは奥深いですね。


明日が良い日になりますように。

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