
こんにちは。スタッフ友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
本日も雨模様。最高気温で30℃程度。
予報としては来週の一週間を乗り切れば猛暑は越える感じ。
本日は銀行、役所、恒例のスーパーはしご。
■ 水、空気、そして旅の記憶が織りなす食の不思議
前回、もしかすると茹でる素麺(そうめん)の味(香り・趣)が水で変わるのではないか、ということを書きました。
さて、端的に言って大阪で知っている素麺(例えば奈良の三輪素麺)の味がこちらの水では再現されません。
ところが、こちら甲府のスーパーでも、ちゃんと三輪素麺とか揖保乃糸(兵庫県)が普通に売られています。
しかし、こちらの水で茹でるわけですから、それら素麺産地での味はわからないままになっている可能性大です。
そこで思い出したことがあります。
それは・・・
「現地の食べ物は現地で食べるのがもっとも美味しい」
ということ。
これ、僕自身の食べ物体験です。
あるところに旅に行き、現地でポピュラーな食べ物をいただきます。
その食べ物が気に入ったとして、これを自身の本拠地に戻ってからもそれなりな店に行って同じ物を食べたとします。
ところがこれが、思ったほど美味しくないのです。現地で食べたあれとは何か違う、もっと美味しかったのに・・・
と思うことがよくあります。
これ、逆パターンもあります。
自身の本拠地で普通に食べていた物を、それの本場と言われるところで食べると、これが想像以上に美味しいこと!
これ、日本 vs 海外で落差は大きいですし、日本国内でも起こります。
また、現地の食材をきっちり調達して準備万端整えて料理を作ったとしても、何かうまく行きません。(たとえ水まで取り寄せてもでしょう)
微妙に違って美味しくないのです。
そこで前から思っていたことなのですが、食材はその産地からかけ離れたところへ持っていくと「何かあまり良くない」感じがするのです。
(ですからまあ、知らずにとかやむなく食べていると)
産地で食べれば100%あった何かが、どうやら80とか70にエネルギー値みたいなことが低下している感じ・・・
もう、あくまで「感じ」としか言いようがありませんが。
これねえ、流通過程で鮮度が落ちる、とかということではなくです。(ほぼほぼの乾物でも起こりますから)
皆さんも経験ありませんか?
旅行へ行って、現地で美味しかった物をお土産に持って帰る。
家でそれを食べてみたら思っていたほど美味しくもなかったこと。
これ、旅行気分の高揚感で現地では美味しく感じた、というだけのことではないと思います。
明日が良い日になりますように。