2017年5月12日 ヒマラヤンクオーツ・執着しないチャンス/悪魔
ゾッとするような名前のカード。そのニュアンスにとらわれず、まあ少しは慎重に対処しましょう。
そして、考えひとつでしっかり逆転できますから余計な心配をすることのないように。
一見は信じられないようなまずい事態に遭遇するような暗示があるのは確かです。
しかし想像によって勝手に事態をまずく予測する必要はありません。悪い想像の原動力はトラウマや過去の間違った選択を今も持ち続けようとする心の働きに他なりません。
さて自分の行動として「損得勘定」や「固定観念」に執着して物事を見ていることはないでしょうか?
新しい可能性の芽をつむような「古いもの」「自己保身」を捨てて精神的に脱皮し自立するチャンスです。
自分の中にある悪魔と対峙し、克服できるときですよ。打開策は必ずあります。
このようなときにオススメのパワーストーンはヒマラヤンクオーツ(意味辞典に未記載)。
ヒマラヤンクオーツに求めるのは「自立心・澄んだ心」。全てのものを「清める作用」を持つストーンですから、身につけているあなたからは「澄んだオーラ」が放出され、あなたの周囲の人にまで清らかな気を届けることができるようになります。また物事に対する依存心を捨てさせ、自分で進むべき道を見つけ出し一人でも歩いていけるように導きます。
過去の間違った選択を持ち続ける意味
今回のカード「悪魔」についての処方ですが、「過去の間違った選択を持ち続ける」ことが大きな障害なのは確か。
「過去の間違った選択を持ち続ける」その理由は、自分が間違っていたことを認められないことにつきます。
要するに自己弁護してしまうのです。
そして「自分は悪くなかった」もしくは「悪いかもしれないけれどそれはかくかくしかじかだから・・・」といった言い訳で正当化を試みます。
その正当化をするためには「再犯」をしてしまいます。自分は悪くないことを証明するために、再び「過去の失敗」を行うわけですね。(犯罪における再犯は本当にこの原理です)
これ、まさに執着がもたらず災いなんです。
実のところ、ごく簡単に言えばトラウマも執着です。
そう書きますと「誰が好き好んで過去の辛い出来事を握ったままにしたいもんですか!」と反発する気分になるのもわかります。
しかしここでよく考えてください。
その「過去の辛い出来事」を握ったままでずっといろと、誰かが命令しているわけではありません。誰もあなたに強制してはいません。握って離さないのはその本人自身なのです。
昔、ブッダが「執着を捨てろ」と言っていますが、これ、伊達ではありません。
明日が良い日でありますように。