ダイヤモンド・素直に喜ぼう/ソードの8/リバース

2015年9月25日 ダイヤモンド・素直に喜ぼう/ソードの8/リバース

おお、リバースで良いカードが出ています。幸先良いですね。

停滞ムードが消えていき、心から喜べる兆しを感じらえる日。辛かった過去の経験で物事を判断するのでなく、新しい人生を自分で作っていく気持ちが大切。自分の可能性を信じてください。思わぬ方向から幸運がもたらされる暗示も。

こんなときにはダイヤモンド(意味辞典に未記載)良いですね。

もうパワーストーンというよりも貴石です。ダイヤモンドは自分の根本、中心を支えてくれる存在。自分自身がそこに「ある」という根本原理のアンカー(いかり)になるパワーストーン。

希少価値ってなんだろう?そして銀行の不思議

今回は良いカードが出ているのでちょっと息抜きの話題。

今回のストーンは「ダイヤモンド」。

この石がなぜ高価かと言えば、それは単に希少価値ですよね。掘ればいくらでも出てくるかもしれませんが、市場での価値が下がらないように産出量はコントロールされているわけですね。

しかし、個人的にはあの石を欲しがる理由がわかりません。え?だって希少価値があるから?・・・そこが個人的に最も理解不能な代物です。

いやいや、「これさえあれば!○○ができる」というのならともかく、ダイヤは石ころですよ。

まあ、ひと抱えくらいの大きさのダイヤがでてきたら、漬物石にはなるかもしれませんけど。

次にゴールド、「金」ですね。

金は(ダイヤも)ある程度は工業製品としての価値が確かにあります。それでもやはり希少価値という意味で人の心を捉えて離しません。

ところで、投資や財産の持ち方としての金の保有というのがあります。現金でなく、金にして財産を持つということです。現金の価値は経済、社会状況によって大きく変動しますが、金は世界のどこへ持っていっても安定した価値をもっているので安心というわけです。

で、その「金」の持ち方ですが、金を買ったと言っても「延べ棒」を自宅や銀行の金庫に置くことはまあしないでしょう。面倒ですし、危険ですよね。自分が買った金は現物を所有するのでなく、たぶん「預かり証」という形の紙切れとして持つのではないでしょうか。

金を買いに行ったら、金の現物でなくて預かり証という紙切れを持って帰るわけです。

しかし・・・

その金のお店って、実際に金を持っている必要があるのでしょうか。だってお客さんが持って帰るのは「金」でなく、紙切れなのですよ。

ま、このあたりのことはルールがあるのでしょう。

しかし、しかし!

実のところ、「銀行」はこれと同じような不思議なことをしています。

銀行というのは人にお金を貸すのが商売なのですが、元手のお金を持つ必要はありません。

簡単に言いますと、銀行の金庫には10万円しかなくても、人々には合計100万円貸してもかまわないことになっています。(比率はわかりやすくしています)

最初の10万円は誰かが預けに来たお金。しかしそのお金は急に引き出しには来ないだろうということで10倍の100万円くらい他に貸し出してもかわないや、ということなのです。(これって本当に世界の銀行のルールですよ)

変だと思いませんか?

実際にはありもしないお金を人に貸して利益を得ているのが銀行なのです。

嘘じゃないですよ。詐欺のようなお話ですが、事実です。

明日が良い日でありますように。