セラフィナイト・生まれ変わって再スタート/審判

2015年9月28日 セラフィナイト・生まれ変わって再スタート/審判

28日の午前零時からスーパームーンでした。お住まいの地域では大きな月がご覧になれたでしょうか。

さて、今回のカードは「審判」。「生まれ変わり」を意味しています。

特に内面的な覚醒を表しているといえるでしょう。これまで様々な逆境、最悪な状況があったとしても、それから解放されるという暗示があります。

この日は生きていながら生まれ変わるそのときを迎える日になるでしょう。逆境に耐え、頑張ったからこそ迎える復活の日。

自分を含めすべてに感謝しましょう。

今回オススメのバワーストーンはセラフィナイト(意味辞典に未記載)。セラフィナイトは別名「天使の石」と呼ばれていますね。

セラフィナイトの働きとしては愛と感動に敏感になること。感謝の心を感じられるストーンというのは非常に少ないです。本音と建前の分け隔てがなくなり、心のそこから感謝の気持ちを感じられるようになります。自分自身で自分のことを「自分である」と認められるパワーストーンですね。嘘の自分、本当の自分、などという悩みを吹き飛ばしましょう。

罪のおさらい(VWの不正を題材に)

今回も良いカードが出ていますね。息抜きにちょっと世間話として、このコラムで書いてきた「罪」のメカニズムについてちょっと復習。

数日前、世界の一二を争う大きな自動車会社、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)社の不正が明るみに出ました。

その不正の内容とは、VW社が製造する車の排気ガスが試験と実際の走行時ではえらく異なり、試験のときだけクリーンな排気ガスになるような細工をしていたというもの。実際の走行時には試験時の何倍も汚い排気ガスを出しているというものです。

この問題でドイツ経済はおろか、世界的経済としても大きなダメージがあるとされています。

さてさて、それではこの罪についてこのコラムの観点が見てみます。まずは例の図をごらんください。

生存の包含関係
生存の包含系(多重円)

この図で、VW社が位置しているのは会社組織として「グループ」に当たります。そして今回の不正は、その「グループ」が存続したいがために、他のレベルの生存をないがしろにした、という形になります。

グループの上にある、人類、生物界にとって、クリーンでない排気ガスを排出することによってダメージを与えていますよね。

しかし、このVWの社員、家族、そして自分自身だってその排気ガスを吸うことになります。

不正をしてもVW社というグループだけがとにかく存続すればそれでよい、という考えでは、他のすべてのレベルに悪影響を与えるという非常にシンプルな罪の例です。

結果、排気ガスで病気になる以前に自分達が大変なことになりました。そしてひいてはドイツ経済までがその被害を、そして世界経済までが影響を受けようとしています。

明日が良い日でありますように。