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パワーストーンセレニティアスのオーナーです。パワーストーンの言葉を聴いてお客様にフィッティングする仕事をしています。

地球の宝石箱、秋色に輝く―東京国際ミネラルフェアへ・2025年10月2日

北杜市方面の空
北杜市方面の空

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

雨が上がって秋らしい一日です。

それにしても空気が乾燥していて湿度40%台ですね。

洗濯物があっという間に乾くし、カビが発生しにくいのはありがたいですが、目の渇きや皮膚がカサカサになるので注意です。

■ 東京国際ミネラル秋のフェアIMAGE2025

10月3日(金)から開催される秋のフェアへ行ってきます。

東京国際ミネラル秋のフェアIMAGE2025は、鉱物、化石、宝石を愛好する人々にとって、一年で最も重要なイベントの一つと言えるでしょう。

私は今年の春に開催された同フェアにも参加し、その多様な展示と熱気に感銘を受けましたが、秋のフェアはまた異なる魅力に溢れていることでしょう。

春のフェアでは会場に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、色鮮やかな水晶や蛍石、そして希少な隕石の数々です。

自然の造形美が凝縮された鉱物たちは、まるで地球の歴史が封じ込められた小さな宇宙のようで、見る者を飽きさせることがありません。

春のフェアは新緑の季節らしい明るさと軽やかさが印象的でしたが、秋のフェアでは深みのある色合いの石や、重厚感のあるコレクションが目立つことになりそう。

特にルビーやサファイア、アンモナイトの化石を用いたジュエリーは、秋らしい落ち着きと華やかさを兼ね備えています。

ブースごとに展示者の個性があふれ、鉱物標本の背景にある地質学的な物語を丁寧に説明してくれる姿勢も魅力の一つです。

また、春に訪れた経験があるからこそ、今回は展示だけでなくワークショップや講演にも注目しました。

鉱物の結晶成長を再現する実験や、採掘現場に関する最新の研究報告は、知識欲を刺激し、美しさだけでなく鉱物の奥深さを実感させてくれます。

会場の隅々からは、専門家同士の熱心な議論もあり、世代を超えた学びと交流の空間が広がります。

東京国際ミネラル秋のフェアIMAGE2025は、自然が作り出す芸術の魅力を存分に味わう場であり、春の思い出をさらに彩る新たな発見に満ちていることでしょう。

宝石や鉱物を愛するすべての人、この秋ならではの深い輝きを体験したいですね。


今週も最後の更新となりました。

次回は10月5日(日)午後10時以降の更新となります。

よい週末をお過ごしください。

明日が良い日になりますように。

甲府の川は近くて遠い、禁漁期と熊騒動・2025年10月1日

昇仙峡方面
午前の昇仙峡方面

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

とうとう10月に突入。甲府へ来てからあっという間の9ヶ月でした。

今日の甲府は朝から雨。

すごく低い位置に雨雲が垂れ込めています。

高いビルがあればそのまま雲に届きそう。

午後から次第に雨が上がり、遠くの山がくっきりと見えてきます。

笛吹市方面
笛吹市方面

そして夕刻前には雲が切れ、南アルプス方面には重層的な雲が。

なんというダイナミックな景色と変化でしょうか。

南アルプス方面
南アルプス方面

■ 釣り人と熊、そして10月の禁漁突入

前回は鹿よけの笛の話題を書きましたが、他には「熊」の問題が。

僕はアマゴイワナの渓流釣りの趣味があり、甲府へ住めば至近距離に良い川がたくさんでそれは喜んでいました。

この釣りは人里離れた山に流れる川、例えばこのような川が中心になるため、問題は「熊」なんです。

なにせ今年は熊の目撃や被害が多いです。

実際に、ここから遠くない北杜市の川でも釣り人が襲われたことがありました。

いやね、実はもう何年も渓流釣りに行っていません。

甲府へやってきたら必ず釣りに行こうと思っていたらこの熊騒ぎで躊躇(ちゅうちょ)。

また、山中でなくともブドウ畑に熊が出てブドウを食べているという話も。

そして渓流釣りには魚の資源確保のため禁猟期があり、10月に入るともう釣り禁止です。

今年は一度くらい行きたかったなあと思いつつ、もし行くことになったら熊撃退用のスプレーくらいは最低必要だと、とりあえず注文だけはしておきました。

このスプレーボトル、意外に大きい。

熊撃退スプレー
熊撃退スプレー、おまけに熊鈴とホイッスルが

これは仕方ないですね。熊が出そうな山中の川をあきらめ、山と近くない平野部でなんとか釣りができるところを探し出さねばなりません。

または、禁漁期でも営業している天然河川を活用した「管理釣り場」で茶を濁すかです。

まあとにかく、10月から禁漁で今年の釣りは終了。

ところで大阪にいた頃、釣りに通った奈良県天川、ここにもツキノワ熊が生息はしているんです。「熊出没注意」の看板はあります。

(僕自身は遭遇経験なし)

しかし、紀伊半島の山は杉の植林だらけで熊の食料になるどんぐりなどが少なく、そもそも熊の生息数が非常に少ないようです。

それもあってか杉の植林が多い西日本では、東日本や北海道で報告されるような熊被害をあまり聞きませんね。

山の自然を壊して植えた杉のために熊がいなくなる、釣り人はお陰で安全と、いや何とも言えないモヤモヤがありますね。

秋冬ドライブの秘密兵器・2025年9月30日

午前中雲が湧く
午前中雲が湧く

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

九月も最終日、かなり涼しいです。

日中でも25℃程度で推移です。

遠くの山では雲が湧きやすいですがこれが甲府に雨を降らすことは少なげ。

■ 知らない山道で鹿との遭遇を避ける「笛」

本日はほぼ野暮用の日ですが、そのついでに車に小さな装備。

この秋冬には昇仙峡や清里、美し森方面へ向かうことも多くなるでしょう。

その道中では森林の中を縫って走ることになり、動物の出現も考えられます。

僕自身の経験で言えば、大阪から奈良県天川村に向けての釣行で深夜のドライブ中、秋になると山道で鹿に遭遇したことが何度もありました。

何せ相手はそこそこ大きいですから、ぶつかったら車の方のダメージも大きいです。

ちなみに鹿の方は頭部をぶつけない限りはそこそこ大丈夫そう。

まあ、慣れてくれば鹿の出没ポイントが分かってきますから、その辺は徐行してなんとかでした。

しかし、こちらでは広大でよく知らない土地を走るので鹿ポイントがわかりません。

そこでまずは「鹿」の対策。

小動物はともかくも、大きな鹿が道に飛び出してくるとかなり危険。

その対策には「鹿よけの笛」というのがあり、車に装着して使います。

鹿よけの笛
鹿よけの笛 (縦横4-5cmほど)

これは走行中に風を受け、人には聞こえないけれど鹿に聞こえる音が鳴る仕組み。

(形状は何通りかあるようです)

この音で鹿が逃げるわけではないにせよ、音を聞いた鹿は「あ、何か鳴ってる!」と思って立ち止まるらしいのです。

鹿よけの笛
鹿よけの笛 フロント部に装着。

これは実際にレンタカーの業者で実績があり、鹿との衝突をある程度は避けられているそうです。

さてこの「鹿よけの笛」、アマゾンにいくつか出ています。で、最安で二個入り400円ほどの物を注文。

これは中国からの発送となって届くのに二週間。

まったく同じであろう品物を日本の業者も扱っているようですが
そちらは一千円以上です。

この品物がどれほど役立つかわかりませんが、まあ安い保険です。


明日が良い日になりますように。

手を伸ばせば届く秋の空・2025年9月29日

甲府-南アルプス方面の夕刻
甲府-南アルプス方面の夕刻

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

日中の暑さも和らいだので超久しぶりに車内の窓ガラス清掃。

車のフロントガラスは外よりも内側に拭き跡が残りやすくて難しいものです。

■ 南アルプスに抱かれた甲府盆地の静かな一日

甲府市の秋の空は、静けさと透明感に満ちている。朝、山々の稜線の向こうから昇る太陽が、甲府盆地をやわらかい光で包み込む。

甲府-八ヶ岳方面
甲府-八ヶ岳方面の午前

夏の名残を感じさせる熱気はすっかり消え、冷えた空気が澄んだ青空をいっそう広く見せてくれる。

遠く南アルプスや八ヶ岳の峰々がくっきりと浮かび上がり、雲ひとつない晴天の日には、まるで手を伸ばせば届きそうなほどだ。

日中の空には、白くふわりとした鰯雲や、刷毛で掃いたような筋雲が現れる。これらの雲は秋らしい高い空を彩り、移ろいゆく季節の気配を告げている。

風が運んでくるブドウ畑や果樹園の甘い香りとともに見上げる空は、どこか懐かしく、心を穏やかにする。

夕方になると、空は一変する。西の空がオレンジから紅、そして紫へとゆっくりと色を変え、甲府盆地を取り囲む山々のシルエットが濃くなっていく。

その背後に沈む夕日は、秋特有の乾いた空気のおかげで驚くほど鮮やかで、短い秋の日の終わりを惜しむように輝く。

やがて夜が訪れると、澄んだ秋空に無数の星が瞬き、街の明かりと共鳴しながら盆地をそっと見守る。

甲府市の秋の空は、日々変わる表情の中に、穏やかな時間の流れと自然の豊かさを映し出している。

見上げるたびに、心の奥にやさしい風が通り抜けるような、そんな季節の贈り物だ。


明日が良い日になりますように。