ターコイズで広い視野を

ターコイズ(Turquoise)
ターコイズ(Turquoise)

2015年1月14日 ターコイズで広い視野を/吊られた人

「吊られた人(男)」なんとも不思議なデザインのカードですよね。

このデザインが不思議なのはその吊られている人が苦しそうにはしていないということがあります。

さて、吊られているわけですから自由に動き回れず手も足も出ないように見えます。もしこの状態から逃れようとすれば、ロープが足に食い込んで状況はさらにまずくなるかもです。

このカードは「じたばたするな」という暗示が最もふさわしいと思えます。そして描かれている人の表情からは「何かを悟る」ということも見て取れます。

そしてもうひとつ、非常に単純な見方をすれば、逆さまになって物事を見てみようということかも知れませんよ。要するに「観点を変えてみよ」です。

このようなときにお勧めのパワーストーンはターコイズ。「物事を広い視野で見ることができる」というパワーを借りましょう。ターコイズの働きとしてはあまり取り上げていませんが「型にはまった考えから抜け出す」ということも。

逆さ吊りになって見える景色はどんなでしょう?観点を変えて物事の正体を見極めてやろうではありませんか。

物事の正体を見ること

物事の正体を見極めるには、そのこと自体とコミュニケーションを取る以外にありません。(ここでのコミュニケーションとは幅広く知覚のすべてを持って知り得ることとします)

ときとして、人は知りたくない事実から目を背けることをしますが、これがすなわちコミュニケーションの断絶です。そして多くの場合、自分自身とのコミュニケーションが断絶している状態が存在します。

最近の流行りの歌詞に「ありのぉ〜ままのぉ〜・・」というのがありますが、一般的には自分自身とのコミュニケーションが断絶してるので、何がありのままなのか、それはほとんどわかりません。ありのままのつもりが、実は「植え付けられた何か」であったりします。

さて、なぜそんなことが発生するのか、実のところその根底にはこのブログで何度か書きました「自己決定」が関連します。

そもそもが「植え付けらえた何か」のせいであるにせよ、それが植え付けらることを自己決定している自分がそこにあります。

自己決定でない状態として簡単な例が「催眠状態」です。

催眠術を使って苦手の克服を行う例がありますが、なにせそれは催眠状態ですからそこに自己決定はありません。自己決定でないから責任の所在は自分自身でもありません。そして実際のところ催眠療法が永続的に効力を持たない理由もそんなところにあります。

さてさて、とりとめもない話になってしまいましたが、自己決定がかなりな割合で物事の正体であったりします。

例えば、ダイエットが成功しない理由で「どうしても食べてしうまう」などなど。これの問題解決には、「食べることを自己決定」した時点に戻り、その決定がどうやってなされたか、それを見極めてみる必要があります。食事を絡めたダイエットの成功はそこにかかっています。どうしても食べてしまった、という最も古いデータにアクセスしてみてください。そのダイエット期間の最初とかではなく、もっと古い古い、触れる限りに古いデータを探り出してみてください。もしかしたら生まれて間もなくといった古い時代に端を発した出来事が「食べることの自己決定」に関連するかも知れませんよ。

明日が良い日でありますように。