ターコイズ・柔軟に対応しよう・2019年2月15日
ターコイズが出ています。
ターコイズに求めるのは「柔軟な視点」「自由な発想」。
ターコイズはお守り的に使うことが多いのですが、精神面の手助けとしてのびとびとした考えを持てるように働きます。
これは、もしトラブルに巻き込まれたとしても上手にそれを切り抜けられるようになることを意味しています。
考えが固まって行き詰まったり、今までの手段では解決しない問題に遭遇したときなどには強い味方になってくれますよ。
このあたりの働きは意味辞典の方では触れていませんね。
カード:塔
な〜んか、あれですよね。意味ありげなカード。
劇的な変化、崩壊を表すことになっています。ことによっては喪失を伴うかもしれません。
が・・・これによって大きな気づきが得られることも。
崩壊によって失うだけでなく、得られることもあるわけです。
ひと口に良し悪しを語れないカードですね。
「わっ!」と驚くことが多い人
塔のカードは「ハプニング」とか青天の霹靂(へきれき)っぽく仰天しなきゃいけないような・・・
ところで、あなた自身か、または身の回りに、ちょっとしたことで「わっ!」と驚く人がいませんか?
たとえば後ろを振り向いて誰かがいたとか、手に持っているものを落としたとか、道の角で出会い頭にばったり人に出くわすとかですね。
ところが、同じような場面でちっとも驚かない人もいるでしょ。
この差は、その人が「現時点」にいるかいないかで差があるという話があります。
この「現時点」というのはこのコラムでちょくちょく出てきますよね。
これ、文字通り「今現在」そのものを表します。
それでは人が現時点(今現在)に「いない」とはどういうことか・・・
もちろん、その人の身体は誰もが見るように目の前にあります。
ところが精神状態だけが過去の記憶のどこかにある、ということがあります。
これを最も普通に書けば「ぼんやり」している状態です。
誰だってぼんやりしていれば手元の作業に失敗し、そして時には車にはねられるでしょう。
そして多くの場合、誰でもある程度は日常的にぼんやり状態にはまり込んでいます。
これ、本人にも他人にも気づきにくいかも知れませんが、このぼんやりの「現時点にいない」状態が、その時々で程度の差こそあれ、ほぼ誰でも発生しています。
一般的には時折はまり込んだり、日常的にずーっと薄くはまり込んだりです。
そしてその程度の大きさは、その人の基本的な「感情のレベル」に一致していますよ。
もちろん、レベルが高いほどに現時点にいて、しっかりと目が覚めている状態です。
下の方の「無気力」「悲しみ」などというのは、もう完全に現時点にいないです。過去の時間にはまり込んでいます。
逆に、たとえば一流スポーツ選手の試合中など感情のレベルで言えば「静穏」かそれ以上のレベルに到達しています。もうバッチリ目覚めていますよ。
だってねえ、現時点にいないという、ぼんやりな状態で試合に勝てるわけありませんから。
さてさて、そして今回のコラムのタイトル、「わっ!と驚く」人は現時点にいない度合いが高めです。
思い当たるフシがありませんか?
もしも、自分が現時点にいないと思えたなら、気分を安定させるリストはおすすめです。
な〜に、塔のカードが出たって現時点にいればそんなの対処してくれようぞ。
明日が良い日でありますように。