2015年8月19日 モルダバイト・現実を受け止めて停滞脱出/死神/リバース
今回はちょっと注意なカードですが、アドバイスに沿って切り抜けてしまいましょう。
なかなか先に進めないような閉塞的な状況がないでしょうか。先に進むためには「変わらないと!」と思ってはいるのですが、変化することに対して躊躇(ちゅうちょ)していませんか?
または過去にとらわれて、例えば昔の栄光を夢にみながら今をやり過ごしてしまえないかと。
しかしこのままではどうにもなりません。現実を受け入れるしかないのです。いつもいつも、現実を見るしかありません。ゴールに向かって現実を見ましょう。現実を見て様々な気に入らないダメな点があるのでしょうが、それを受け入れ、とにかく乗り越えるしか先には進みません。
現実逃避しようとしても時間だけが過ぎていきます。
時を動かすのはあなたです。流れを変えることができますよ!
さて、このようなときにオススメのパワーストーンはモルダバイト。
モルダバイトは「自分の内面を知る」という働きが代表的ですが、それはすなわち現実を見るために起きます。現実をみられない自分を見ることから、本当に現実を見ることができるようになるわけです。
感情の段階とコミュニケーション(その2)
ここ数日、国内でも海外でもちょっと妙な事件、事故が起こっていますね。これの原因のひとつは、新月が関係していたように思えてなりません。
さて、今回は「感情の段階」とコミュニケーションの話の続きです。
様々な感情の段階にいる人と、うまくコミュニケーションを取るための方法です。
前回の記事では「感情の段階」がかけ離れている者同士はコミニュケーション不全になるということを書きましたね。これを思い出してください。
感情の段階とコミュニケーションにおけるその性質の復習
さて、もう一度「感情の段階」を確認してみます。
- 陽気
- 強い興味
- 保守的
- 満足
- 退屈
- 敵対心
- 怒り
- 秘めた敵意
- 恐れ
- 同情
- 悲しみ
- 無気力
人の感情には上のような段階に分類できて、その時々の喜怒哀楽以外に、その人が根本的に持っている「感情の段階」があることを書きました。
ある人はだいたいが基本的に「陽気」であるとか、何かにつけて怒りっぽいとかということはあるでしょう。それがその人が持つ基本的な「感情の段階」です。
以上は復習です。
相手の感情の段階を読もう
さてさて、そこで誰かとコミュニケーションを取りたいとき、相手の基本的な「感情の段階」と現在の「感情の段階」をある程度読んでおくことが大切です。
(相手の基本的な感情の段階を初対面で知るのはベテランのセールマンのような能力が必要でしょうが)
あなたが「陽気」な態度で「退屈」な人に話しかけてもダメですよ。
何かを憐れみやすく「同情」的な態度を取りやすい人に対して「退屈」な態度で接してもダメ。
このようなことは経験上でご存知ですよね。
で、以上のようなコミュニケーションの不全はお互いの「感情の段階」がかけ離れているということです(また復習)。
それと付け加えれば、人の感情は一足飛びには感情の段階」を移動しないことがわかっています。時間の長短は様々ですが、ステップひとつづつしか移動しません。「悲しみ」にいる人が突然「満足」や「陽気」になったりしませんよ。
また、時々の喜怒哀楽でなくて基本部分で持っているその人の「感情の段階」はなかなか変えられないことも確か。残念ながらです。
できるだけ近い「感情の段階」で話しかけよう
さて、それでは人とコミュニケーションを取りやすくするためにはどうするのか?
もう簡単ですよね。コミュニケーションが十分に成立するにはお互いに近いところの「感情の段階」にいることが必要なのがわかります。
泣いている人は泣いている人同士の方が話が通じますよね。
殴り合いの喧嘩をしている人がいるとしたら、それは実は喧嘩というコミュニケーションが成立しているかもです。(一方的に殴っているのは異なる例です)
しかしその喧嘩は「恐れ」にいる人にとってはまさに恐ろしくて近寄れもしません(コミュニケーションの不全)。
ですから、例えば保守的な人に何かをしてもらおうと思うなら、こちらも保守的なように話しかける必要があります。
たとえば・・・
「あなたもこれ以上は手元に仕事を増やそうとは思わないでしょう、さっさとハンコを押して次の部署に回してしまいましょう」(まあ、たとえばノリとしてはこんな具合の保守的会話でいきます)
相手が泣いているなら、もちろんこちらも泣きながら話しかけた方が通じます。
ちょっとやりにくいとは思いますが、怒っている相手にはこちらも怒って対応。(こちらはわざと怒っていますから、作戦を練れるはず)
余談ですが、製品かサービスの不備によって何かについて起こっている人がいますよね。そして怒った彼がサポート係に苦情を言います。ところがその係がやけに落ち着いていて、まあ「保守的」とか「退屈」に対応しますと最初のお客さんはもっと怒り出しますよ。(リアリティの乖離(かいり)からくるコミュニケーションの不全)
そして、できることなら、できれば!いいえ本当は是非とも、あなたが話しかけたその人の「感情の段階」が少しでも上に昇るようにします。
ですから、話しかけるコツとしては「相手の感情の段階」と同じようでいて本当はひとつかふたつくらい上の「感情の段階」にあなたがいることが重要。
かけ離れた感情では話になりませんが、1〜2段階以内の感情ならば話は通じます。
そうすることでコミュニケーションがはかどり、相手の感情の段階が上がり、そうすれば合理性があがり、そしてお互いの生存の可能性がアップします。
間違っても、もあなたが「相手より下の感情の段階」にいてはなりません。
以上、すごく駆け足でしたが「感情の段階」とコミュニケーションのお話でした。
あなたの周囲や過去の経験を見渡して、これまでに書かれていることがらが当てはまる場面を探し出してみてくださいね(リアリティを増すために)。
そう、そういえば、長屋を舞台にした古典落語のこと。年末には訪れる借金取りたちを「感情の段階」とコミュニケーションの応用で全員追い返すというのがあったと思います。おもしろいですよ。(タイトルを忘れました。残念!)
最後に、願わくば・・・人は必要に応じて「陽気」を突き抜けさらに上の感情に移動することもあり。
明日が良い日でありますように。