2016年8月23日 モルダバイト・断捨離決行/ソードの6/リバース
ソードの6、表裏どちらにしても良いとは言えないカードでしょう。
でもここはアドバイスとして受け取るべし。
結論が出なくてどうにもならない状態を暗示しているようです。
「これはもうダメなんだ」と本心では思っているのに、それにしがみついていたりということはないでしょうか。
この状態をなんとか保持しようとしてもエネルギーを使ってばかりで疲弊してしまいますよ。
「ダメかも?」と思っていることは、たとえそれが身を切る思いであっても断ち切るべし。
執着は運気をよどませるだけでしょう。この際ですから断捨離を決行しましょう。
今は理性的な判断が必要なとき。感情に流されずに合理的に考えてください。
このようなときにオススメのパワーストーンはモルダバイト。
今回のカードについてモルダバイトに求めるのは「断捨離」の助けです。このあたりの働きは意味辞典の方では未記載ですね。詳しくはモルダバイトの特設ページにあります。本当に必要なものを手に入れたいとき、そこにはスペースが必要。だから不要なものを捨てるのです。
過去に影響を受ける典型例
昨日は、未来を心配するあまり過去を見に行ってしまうことを書きました。
それでは過去が現在にどのように影響するかについて、復習編として具体例を挙げておきましょう。(このコラムでは何度となく、例が挙げられていますが)
典型例としては世に言う「PTSD」です。これは一応、心の病として扱われているようですが、筆者としては「やまい」の種類にあげたくはありません。なぜなら、程度の差こそあれ、誰でもがある程度ははまり込んでいる反応だからです。
もしも「やまい」と呼ぶときは、これで社会生活がままならないレベルなとき、ということにしたいです。
具体的には、例えば交通事故として車にはねられたとしましょう。その怪我が身体的に完全に治っても車は嫌い、その事故のときの車の色も嫌い、排気ガスの匂いも嫌、運転手だったおばちゃんのような人全般が嫌・・・とまあこのようになり、この嫌いな一群の何かに当たると治ったはずの怪我が痛むということがあるわけです。
交通事故のように身体的な苦痛があるときは、事故時の周囲の状況がそのまま身体的な苦痛とともに記憶されます。
そしてその記憶は身体の痛み、車というもの、単なる色、そのときたまたたま運転手だった人、それらがごちゃまぜで「イコール」な状態にしまい込まれ、理性の検閲なしに不合理な状態で放置されています。
そればかりか、そのときの事故の目撃者の台詞「わっ、これはまずいぞ重症だ!」こんな言葉もイコールで入っています。
そして、怪我が治った後、テレビドラマで「重症だ」という台詞を聞くとそれだけで、治ったはずの怪我が痛み出す、ということがありえます。(この種の治ったはずの怪我の痛みは外科医には治せません)
これは原理としてはいわゆる「後催眠」と酷似しています。
これらはわかりやすい典型例で、実際にはもっと様々な事柄が絡んで複雑なのが一般的。
過去の経験が現在に影響するメカニズムのシンプルな例、どうでしょう?
この話、続きます。
明日が良い日になりますように。