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アイオライト・正義の難しさ・2019年12月18日

アイオライト(Iolite)
アイオライト(Iolite)

アイオライト・正義の難しさ・2019年12月18日

アイオライトが出ています。

アイオライトに求めるのは「論理的思考」。

アイオライトは古くから「人生の羅針盤」と言われるストーンですね。

これが意味するところは「正しい道を歩む」に他なりません。

正しい道の第一歩は「論理的な思考」。

論理よりもインスピレーションが大切な局面がありますが、そのインスピレーションがおかしな反応から生まれているかいないかは、論理的な思考に基づいて判断できます。

アイオライトと相性が良いストーン

作用が似ていてアイオライトを補ってくれるストーンとして・・・

それはプレナイトですね。

プレナイトは断捨離系として「不要な物を捨てる」があります。論理的な思考を邪魔するものを捨てるにはちょうど良いわけです。

カード:正義

劔を手に、天秤を前にした女神のカードですね。

理性や知性をもって物事に対して正しい判断をしようという姿勢を表します。

この姿勢は正しくありますが「何が正しいのか」ということは非常に難しいことですよね。

多くの人は「良かれ」と思ってそれをしており、後になってからそれが間違いだったと気づくことも多いわけです。

自分の考えや行動が「正義に基づいている」と思うときこそ、それが本当に正しいのかどうか、視点を変えて見直してみることも大切でしょう。

正しさの基準を持つ意味

何かについて「判定不能」という事態が確かにあります。

自分が持てる限りの知識や倫理観を総動員してみても結果として「わからない」ということもあります。

これは実際にはある意味で「混乱」です。

人は混乱に陥ると、とにかく何か「基準になること」を求めます。

これを「基本となるデータ」と言います。

その基本となるデータを掴むと、それを基準に物事を考えることができるようになります。

ことによってはそれが宗教であったり教育であったりです。

が、その基本となるデータが大間違いなこともありえます。また時代により文明の進歩により変わってくることもあります。

昔々のおかしな道徳によって悲惨なこともたくさん起きていますよね。

この間違いを見抜くには、まず第一に「合理性」ですね。

ただし、この合理性は単に「科学的な判断」ということでもありません。

「その考えは科学的に証明できるか?」という判定方法がいつも正しいとは限りません。

科学はほとんどの場合が考えの発端、データの取り方に恣意性が入り込んでいます。

(その恣意性が実は科学の発展について原動力になっていることもありますが。)

混乱を探し出せ

というところで、個人的なレベルでできるだけ正しい判断をしようとする時に役立つ話を。

とりあえず、過去にした「間違った判定」について洗っておけば、今後はもっと知恵を使うことができるかもです。

そこで、過去に「これは間違っていたな」と思われることをどんどんピックアップしてみます。

その間違った行いや考えについて、なぜそうしたか、そう思ったかを取り上げます。

その間違った判定が行われた瞬間の直前には、必ず何らかの「混乱」が潜んでいるはずです。

その混乱を収めるために掴んだ考えや行動が間違っていたわけです。

そこにどんな混乱があったか、それを洗い出してみましょう。

そして今ならどう対処するか、今ならより良いアイディアが出ると思います。

明日が良い日になりますように。

アイオライト・スタートに最適・2019年5月24日

アイオライト(Iolite)
アイオライト(Iolite)

アイオライト・スタートに最適・2019年5月24日

アイオライトが出ています。

アイオライトに求めるのは「決断」。

「人生の羅針盤(コンパス)」がアイオライトのキャッチコピーのような感じですね。

そこで今回はアイオライトに「決断力」をもらいます。

まず、アイオライトが行うのは自信を取り戻すことです。

ミスや挫折があっても、そこからすぐに復帰することを助けてくれるでしょう。

これは実際にはアイオライトの癒し系の働きでそうしています。

失敗してくさった気分を一掃し、元気を取り戻して次のアクションにつなげることをしてくれます。

これは「決断」なんですよね。

自信を失ってグダグダしていると何も決められなくなってズルズルと時間だけが過ぎます。

そこでアイオライトに元気をもらって「次に進もう!」と言うことです。

他、アイオライトは集中力や意欲のアップを手伝ってくれますよ。

その根本にあるのは実は癒し系で、落ち込んだ気分をプラス側へ持ってくる作用に優れているのです。

カード:カップの王子

良いカードです。

素直に喜びましょう。

自分の未来に対して肯定的に捉えることができる時期。

また、直感力にも優れていて、必要なことを正しくピックアップすることができるでしょう。

才能、天分を生かして、そしてまだまだ取り組みたいことを発掘したり、今までやってきたことに関しても取り組みを深めて発展させることができるでしょう。

あらゆることに関してスタートするには良いチャンスなのです。

そこでアイオライトによる「決断」をお勧めするわけです。

ただし、将来どうなるかは自分自身の取り組みようにかかっています。

このカードはその意味では将来の未知な部分をも含んでいます。

アートの話題

今週最後のコラムです。ちょっと趣向を変えましょう。

少し前に「フェルメール展」を見に行きました。

フェルメール展示
大阪市立美術館フェルメール展
真珠の耳飾りの少女

(↑今回の展覧会には来ていません)

それかから今回のカップの王子では、直感力が良くなり芸術系のセンスにも優れることから、ちょっと芸術について考察します。

芸術というのは人の心を揺さぶりますよね。普通に言って「感動」です。

心を揺さぶられるわけですから、感情が動きます。

さてさて、感情が動くと言うのであれば、感情のレベルの一覧の上で確かに動きます。

  • 静穏      合理的
  • 熱狂       ↑
  • 陽気
  • 強い興味
  • 保守的
  • 満足
  • 退屈
  • 敵対心
  • 怒り
  • 秘めた敵意
  • 恐れ
  • 同情
  • 悲しみ      ↓
  • 無気力     不合理

ある絵画や音楽などでは上の感情のどれかっぽいなあと作品を当てはめてみることができそうですよね。

しかし、単にそれだけだと芸術にならず、使い捨てられ消費され、忘れ去られる作品になります。(ただしその時には爆発的に売れたりしますが)

絵画や音楽はその時々の流行りですぐに廃れるものと、何百年も生き残って名作とされるものがありますよね。

言い換えれば流行りモノと、時代や国を超えて賞賛される作品の違いです。

芸術作品は後者であって、流行りものは消費物です。

この違いは何なのか?

優れた芸術作品は、その作品が作られる時、作者の感情のレベルが最高位の「静穏」以上のところにいることが必要そうです。

静穏以上にいるから、その下の全てがわかります。

逆に言えば、芸術家の芸術活動は、その人の感情のレベルを静穏以上に引き上げるとも言えます。(そうでないと芸術作品を生み出せない)

(ことによっては、芸術活動によって精神の安定を得られる人もいるでしょう)

また、作品によってはそれを表現しているものが静穏以下の感情のレベルのどれにも当てはまらないものも多数あります。当てはめるとすれば、その作品自体が「静穏」以上のどこかです。(その方が多いでしょう)

こうしてみると、芸術の鑑賞についても、静穏より上の感情のレベルを必要とすることがあります。(自分が作品の感情のレベルより下にいては意味がわかりません)

ですので、芸術作品について全く理解不能という人もいるわけです。

また、静穏以下のどこか、例えば怒りにいる人が怒りに任せて作品を作ってもなかなか芸術にならないということも言えます。その作品は怒った人に消費されるだけで終わります。

明日が良い日になりますように。

アイオライト・岐路に立っている・2019年5月13日

アイオライト(Iolite)
アイオライト(Iolite)

アイオライト・岐路に立っている・2019年5月13日

アイオライトが出ています。

アイオライトに求めるのは「新しい思考」「決心」。

おなじみの解説としては昔は羅針盤(今で言うコンパス、方位計)の部品に使われたと言うストーン。

これがあってか人生の羅針盤とも言われていますね。

さてさて、この根本にあるのは何かと言えば「自分の言動に責任を持つ」その能力を高めることにあるかもです。

そして、どんな場面においても打開策を見つけていく姿勢を保つことも特徴。

これらのことから、進むべき道を自分で決めて、そしてそれに向かって進んで行く能力を高める、とこう言うことになりますね。

これ即ち、確かに羅針盤なのかもです。

それから、アイオライトに望むこととして「新しい思考」を上げましたが、これは頭をスッキリとさせる働きから取り上げました。

モヤモヤして考えがまとまらないとか、何かに囚われるのは思考が硬直して先に進まないからですよね。

新しい思考が打開策をもたらします。

カード:カップの8

良し悪しよりもアドバイス色が強いカードですね。

何か価値観の転換を図るべきタイミングに来ているかもです。

今まで追い求めていたことに対して興味を失ったり、知らなかった分野のことに興味を持つことがあるでしょう。

これがことによっては人生の岐路になることがあるかもです。

何かを大きく変えようとするときは、様々なことからの決別があるでしょう。

これはある程度の苦痛があるかもです。

しかし、自分にとって真に価値があると思える人生を歩むためには勇気ある決断が必要です。

「現時点にいること」そして所有権

前回、人は「現時点にいない」度合いに応じて現時点での物事の処理ができなくなることを書きました。今回のコラムはその続きです。

これをちょっとメカニカルに説明しておきます。

さて、人はなぜ過去の時間に引っかかり、現時点において「心ここにあらず」になるのでしょうか?

その理由をシンプルに書くと「過去の時間を手放すことに失敗している」となります。

これは少し「は?」と思われる話になりますが「所有権」を意識することと関連があります。

「何々は私のものだ」と言うことと「何々は私のものではない」のどちらも、実は自分が決定することです。

不思議に思われるかもしれませんが、そうなんですよ!

これは法的、道義的な問題よりも根本的なこととして捉えてください。

例えば、道に停めてある車を見て「これは私の物だ」と言い出しても構いません。

そう思ってから法的な問題をクリアするためにお金を積んで名義の変更をしたって構いはしませんが、それは人間が後付けで作った単なる決まりです。

このように、所有権というのは元々が根本的には「その人がどう思うか」で決定されています。本当ですよ。

で、過去の時間に引っかかっているのは、過去の出来事の所有権を放棄できない状態です。

「所有すること/しないこと」を自分で決定するのは、実は人の能力の中にあります。

ちなみに、この捨てても構わない過去の時間は、誰かがあなたの首根っこを捕まえて「これはあなたのだからね、何とかしなさいよ」と言ってはいませんよね。

元々は捨てようと思えば捨てられる、所有権を放棄できる何かですよ。

明日が良い日になりますように。

アイオライト・ブレないで進め・ 2018年5月9日

アイオライト(Iolite)
アイオライト(Iolite)

アイオライト・ブレないで進め・ 2018年5月9日

アイオライトが出ています。

アイオライトに望むのは「進むべき方向をに進むための自信と勇気を得ること」。

今回アイオライトを使うのは対策と言うよりもサポートですね。

カードは「ペンタクルの騎士」。

気力はそこそこに充実しているでしょう。

さらにもっとするべきことがある、そんな思いが溢れているかもしれません。

そしてあなたに賛同する支援者が現れようとしている兆しも。

目標を正しく定め、一貫して進むことで望みが叶うようです。

ひと口に言えば「ブレないこと」。

これ、アイオライトがぴったりの状況ですよ。

感情のレベルについての補足

このコラムで何度も取り上げる感情のレベルについて補足解説しておきます。

人間の行動、心の動きを知るために役立つ簡単な「観察結果」ですので、非常に使いやすいものです。

(↓クリックしてページを開く)

感情のレベル 参考資料

この感情のレベルはそのとき折々のものと、慢性的なもののふた通りを誰もが持っています。

面白い話に笑う瞬間もあれば、何かに怒ったり悲しんだりすることもあります。これは普通です。なんの問題もありません。正しい反応であればそれはOKでしょう。

それとは別に、その人が「慢性的にいる感情のレベル」があります。

その慢性的なレベルは大体、「悲しみ〜保守的」あたり。

感情というのは心が勝手に作動した結果として起こることと理解されますが、たとえそうであるとしても「考え」を持って自分の意思で変えることができます。

(いいえ、元々は心の反応ではなく、実は考えによって自分が感情を選んでいるのではないかと思われます)

もう一度、重要なことを書きます。

感情は、自分の考えで変えることができる。

これは自明です。そして多くの人がそうしてきました。

今自分がいる感情のレベルが嫌ならば、考えて変えてしまえば良いのです。

明日が良い日でありますように。