2016年9月12日 ブルーレースアゲート・逆転の発想を/ワンドの4/リバース
はいはい、ワンドの4は正逆どちらに出ても良いカードでしょう。
ただし、今回のように逆位置では「逆転の発想」をすることが成功の秘訣になります。
成功も幸運も「考え方ひとつ」で左右されますね。カードに従えばいつもと違う方法をとるのが吉。
こんなときは自分の考えに凝り固まらないよう、人の意見に耳を傾けることも大切ですね。
もしも誰かとコミュニケーション上のトラブルがあったとすれば、自分自身の譲歩が解決策の道のようですよ。必要とあらば自由にこれができることが自分自身の内面を豊かにするでしょう。
このようなときにオススメのパワーストーンはブルーレースアゲート。
ブルーレースアゲートは基本的に癒し系のパワーストーンですが、人とのコミュニケーションを助けてくれる側面もあり。特に失言が多い人にはもってこいですね。円満な人間関係を作るにあたって定番のようなストーンです。
受容すればとらわれずに済む(その2)
前回のコラムでは「受容–拒絶」について少し触れましたが、今回はその続きです。幾つかの例を取り上げてリアリティを高めてみます。
人は受け入れられない何かを拒絶するのですが、そうなると、そこには対立だけが残ります。それをまずくして大きなことに例えるともちろん人間関係、ひいては国家間、宗教間の戦争になります。大体のまずいことはまあ、「拒絶」から始まります。
民事裁判というものの多くは、それに至る前のどこかに「拒絶」があります。例えばコミュニケーションの拒絶ですね。相手と直接話していても「話にならない」から裁判になるわけです。
ところで、東洋の哲学の実践の中には一見して「受容」のような態度について触れている部分がありますが、実際にはそれが「放棄」ではないかと思われるフシがあります。
例えば「行者」となって社会から断絶した状態がそれに当たるでしょう。これじゃあ受容でなくてむしろ拒絶です。これに関しては何度もこのコラムに出てくる「生存の多重円」で説明しますと、中心の「自分」以外には何もありません。他は全部拒絶(または放棄)です。
それから「拒絶」に関しての重要ポイントがあります。それは支配者のモットーとして「彼らに抵抗させよ」があります。拒絶によって対立していれば、「力」だけのバランスとしてどちらかがどちらかを支配することになります。支配された方は奴隷です。このように単なる「拒絶」はかなりな意味で危険ですらあるのです。
ですから支配者は「反対者」を必ず作り上げます。彼らにとって反対者は自分が存立するための奴隷なのです。
ちょと難しい話になってきました。混乱しないうちに終わっておきましょう。
明日が良い日でありますように。