ソーダライト・ゴール前に油断大敵・2022年9月2日

ソーダライト(Sodalite)
Sodalite

ソーダライト・ゴール前に油断大敵・2022年9月2日

ソーダライトが出ています。

このストーンに求めるのは「慎重さ」「誠意」「公平さ」。

ソーダライトは基本的に癒し系を持ったストーン。

不安感・恐怖心などを取り除き、精神的な混乱状態を安定させます。

これができれば物事に慎重に対処することができ、公平な判断力を働かせることができます。

物事をきっちりとこなしたい時、焦りや恐怖を取り除いてしっかりと問題を解決するのに役立ちます。

■ソーダライトと相性が良いストーン

ルチルクオーツ

できればブルールチルクオーツが良いですね。物事を正しくきっちりとこなし、仕事や対人では誠意を持った態度で居られるように。

■カード:ワンドの7

まずまずですが少しばかりアドバイス。

過去に立てた計画が実現する兆し。

ただし!

ゴールの前には様々な問題が生じることもあり。

目標に到達するためには、どうでも良いようなことでもどんどん処理することに追われることもあり。

また、くだらないことだと思ってはいても乗り越えなければならないことも多数。

ここは、理想の実現のために焦らずに慎重にことを処理してください。

小さな障害でも油断せずにしっかりと解決していきましょう。

簡単に解決できると思っていることほど落とし穴になることもあります。

ゴールはもうすぐ。些細なことでも石橋を叩いて渡るくらいのつもりでことに当たりましょう。

慎重になって小さなことにも目を配り、しっかりと対処することで問題が拡大せず、むしろ後々のプラスになるでしょう。

■ 防災の日、方丈記を紐解く

これを書いているのは9月1日、防災の日。

ところで、最近ふとしたことから日本三大随筆のうちのひとつ「方丈記」(ほうじょうき)を改めて紐解くことに。

この作品は鎌倉時代の随筆として学校で習ったでしょうか。

前半〜中盤で平安時代に京都で起こった様々な災害の様子が取り上げられています。

大火、突風、地震、飢饉など、それに加えて平清盛による遷都騒ぎ。

特筆すべきは、それらの災害や災難に伴う人々の様子と自分自身の心境を簡潔な文章で書かれていることです。

冒頭部分は特に美しい文章・・・


行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。


作者の鴨長明(かものちょうめい)自身は、方丈記を書いた頃にはすでにほとんど隠遁生活だったようです。

そして作者は災害などのこれまでの経験から、名声や家や持ち物にこだわることの虚しさのようなことを悟ることとになり、これが話の後半に書かれています。

改めて読んでみますと、平安〜鎌倉時代の人々と、現代人の感覚は全く変わらないことがわかります。

この随筆、きっと千年後にも残っているでしょう。

コロナ禍、戦争、経済問題、そうでなくても生老病死などなど、誰の人生でも様々なことが起こりますが、そうして結局のところは・・・

この方丈記の現代語訳を更に朗読したものがYoutubeにあります。読むのが大変だと思われる方には強くお勧めいたします。

↓動画のリンクを貼っておきます。

【古典朗読】鴨長明「方丈記」現代語訳
(元NHKアナウンサーの朗読で聴き心地よし)

明日が良い日になりますように。