カイヤナイト・選択のとき・2018年11月15日
カイヤナイトが出ています。
カイヤナイトに求めるのは「考え抜く」「一方向に思考を集中させる」こと。これは意味辞典ではあまり扱われていない内容です。
カイヤナイトの働きの基本的原理として「明晰な思考力、判断力を限界値まで高める」ことがあります。
これ、まさに集中力のことです。
ちゅうちょなく、徹底的に考える必要がある場合にカイヤナイトは大きな助けになるパワーストーンです。
ただし、過去の傷に触ることもあるので使い方はかなり注意が必要。
何でそんなことが起こるかと言えば、現状の問題の多くが過去の出来事に関係しているからだと言えそうです。
その問題を徹底的に考えるとき、それは自動的に過去を振り返る必要性が大きいのです。
(そんなこともありますから、万人におすすめすることはありません)
さて、カードは「ソードの2」。
これは良し悪しよりもアドバイスのカードですね。
もしかしたら、様々なことに考えあぐねているかもです。
どうにかしなければならいのはわかっていて、それで考えているのですが、実際にはほとんど答えを知っている感じ。
そこで、誰かにポンと肩を押してもらうことを待っているような状態かもです。
近いうち、自ずとその結論が出るようですよ。
アドバイスとしては、自分に嘘をつかないで真実を見ること。
そのためもあってカイヤナイトを選択しています。それが本当に自分の本心か、真剣に考えてみてください。
ある意味、選択のときです。
考えるより上の段階へ
ま、一般的には「よく考える」のはまずいことはありませんが、人間ができる精神活動はそのさらに上、「決定」とか「知っている」状態があります。
コラムで散々書いていますね。ベタな表現で書けば「悟る」です。
例えば、断捨離が本当にできる人、というのは「悟った」状態でしょ。もう考えてはいませんよね。
誰でも罪を持っている
前回はヘイトスピーチを題材に、罪と動機のメカニズムについて記しました。
これだけ見るとどうしようもない悪い人たちがヘイトスピーチをしているように見えますが、実際には彼らだけでなく、ほとんどの人が何らかの罪を持っています。
中には「知らないでやっている」こともあり、また、文化的な発展度合いやその方向でも罪の中身は様々になります。
また「何かした」という罪ばかりでなく「知らんふりをした」という罪もありです。
そしてこの罪を罪だと自覚したとき、それを自分で正さない場合に、前回で書いたように自分で「動機」を作ります。
面白いことに、罪を犯した後でその動機を作るのですね。
そしてその動機を正当化するためならもっと罪を犯します。
罪の前の混乱を探せ
すでに書いたことではありますが、その罪と動機の悪い連鎖にはまらないためには、罪を意識したらそれを自分で訂正するしかありません。
そのとき大切なのは罪の前にある「混乱」を発見すること。
「罪」の前には必ず何らかの混乱があります。
例えば、いじめられているクラスメートを助けられなかったという罪があったとしましょう。
このとき、もしも彼を助けたら、自分もいじめられる側になるのではないか、という思いが出てきて、助けようか、どうしようかとその人は混乱することでしょう。
罪の前の混乱とはこのように起こります。
まずはこの混乱を特定します。
そしてできる限りはなんとかして罪を贖うことをします。
これ、気が楽になって罪と動機の悪循環から脱出する方法です。
明日が良い日でありますように。