2017年10月27日 アイオライト・冷静になるとき/正義
正義のカードは判断が結構難しいものがあります。
自分自身が正しくありたいと思うのは大変良いことでしょうが、自分が正しいと思うことを人に求めるときには要注意です。
自分が正しいといってそれを人にゴリ押しするようなことがないように。自分が正しいと思っていることが人にとってもそうとは限りませんよね。
また、人を裁こうと思うなら、自分自身が同時に裁かれるのだということを忘れないことが大切。
正しい、正しくないの判断は、とかく感情的になりがちです。
善悪を唱えるときには、非常に冷静なスタンスが望まれます。
そして、少し長い目で見れば悪いことは長く栄えることはありません。放っておいても滅びます。より正しいものだけがこの宇宙に残るような仕組みになっているのです。
あなたが理不尽に感じていた「悪い何か」も時間の問題として消え去るでしょう。(あなたの方が正しいとするならば)
このようなときにオススメのパワーストーンはアイオライト。
アイオライトに求めるのは「論理的な思考」。アイオライトは元々の働きとして「人生の羅針盤」があります。自分が進むべき方向を知るわけですね。進むべき方向というのはより良い、正しい道であるべきですから、正義のカードにはふさわしいでしょう。
また、アイオライトの基本的は働きとして感情の波を鎮める作用が強く、頭をすっきりとクリアに保ち、冷静さを維持させてくれることがあります。特に大きな判断を迫られた時に感情論ではなく、論理的にも最適な結果を導き出せるようにフォローします。
何が正しいのか迷ったら
ことの善悪というのは誠に難しいものです。
時代背景やシチュエーションが異なれば、すぐにことの良し悪しが逆転してしまうこともあるでしょう。
そこで大きな目で見たときの善悪の判断基準ですが、それは何度も登場します「生存の多重円」の考え方です。
どこかの円の生存をくじく行いは明らかに悪です。
例えば自分自身に着目すると、自分自身で体に悪い生活をしていれば、当然自分に対して悪ですよね。そうしてそれは家族に波及し、グループに波及します。これはまずくすると社会全体に波及します。(生存の多重円を参照のこと)
また、どこかの円一つだけの生存について考えて他の円のことを考えないでいるとこれも悪です。
例えば、「会社」というグループの存続のみに着目して「不正な商品」を出荷したとしましょう。これは他の会社やことによっては個人の安全を脅かすことになります。大きな問題としては原発事故のようなことにもなり、社会や自然環境にとって大きなダメージを与えますよね。
これらを総合的に見ますと、個人はすべての円に対して責任があるということです。
そして個人が家族やグループに対して無責任で不誠実であると、家族やグループの存続にブレーキがかかり、そして自分自身の存続も危うくなるのです。
逆に、例えばグループが個人の幸せを見ていなら、個人の不幸せによってグループ自体がためになります。国家が個人の幸せに責任を負わなくなったら、国全体が滅びるわけですね。小さなところでは仲良しサークルだってすぐに衰退します。
個人の小さな営みに、実は大規模な相互依存関係が成り立っています。
これらのことは、時代やシチュエーションが変わっても普遍です。
明日が良い日でありますように。