ハイパーシーン・リーダーシップを発揮しよう・ 2018年4月23日

ハイパーシーン(Hypersthene)
ハイパーシーン(Hypersthene)

ハイパーシーン・リーダーシップを発揮しよう・ 2018年4月23日

ハイパーシーンが出ています。(意味辞典に未記載)

これは「お尻叩き系」のストーンですね。「リーダーとしてさあやりなさい、突き進め」というときに使われるパワーストーン。

ハイパーシーンは特に、強く何かを成し遂げようと決心している人にお勧めで、そのためには捨てるべきものを捨てるという「断捨離系」にも使えます。

さて、カードは「皇帝」。

週の始めにふさわしいかもです。

思い描いていたことがようやくこの手でつかめるチャンスが到来しようとしています。(ただし、それをつかみ取るのは自分の実力でですよ)

そして、最高権力を表しているこのカードは大きな目標に向かって邁進する様子を示しています。

得たいものがあるならそのためにチャンスを待つのではなく、前向きに努力せよと告げています。

ただし、自分自身が権威主義的になって人を圧倒したりすることがないように。

そしてあなた自身が誰かの権威の影響下にあることを表していることも。

「努力」について少し深掘り

このコラムでは「努力」についてあまり肯定的でない書き込みがあります。

今回は「皇帝」のカードを題材にこれの復習編ですね。

さて、「努力」というのは道徳のコーナーとしては一応「尊い何か」として扱われることが多いです。

皇帝のカードでも「そのチャンスをゲットできるように努力せよ」と言ったお説教系と言えそうです。

「我慢してする何か」・・・努力というのはそんなニュアンスがありませんか?

これ、感情のレベルで言えば、せいぜいが「保守的」です。

思想的な「保守的」でなく、あくまで感情としての保守的ですよ。

感情のレベル 参考資料

それより低いレベルよりかなりマシと言えばそうですが、どうやっても保守的です。

感情のレベルとしての「保守的」は「責任」という分野においては意外にも「そこそこいい加減」と見て良いです。

これに関しては「え、なんで?」と思われるかもしれませんが本当にそうですよ。世の中の保守的な分野の何かや人々をよく観察してみてください。

保守的のレベルより上にある「強い興味」とか「陽気」と言ったレベルの方がよほど責任ある処理ができます。

保守的な何かは、新しい事案について「強い興味」を持つこともなく、それに対して「陽気」になったりはしません。

そして「努力」というのは「保守的」の範疇のものです。

これがまた、非常に非効率なことであるのを思い出してください。

保守的な状態の何かが努力の結果何かを成すのにどれくらいの無駄が生じつつ時間がかかっているか・・・

ここで皆さんにお尋ねしますが、自分が興味を持っていることに対して、それをどうこうするときに「努力」が必要だったでしょうか?

必要ないですよね。

興味があったのでパッとやってみるといったことではなかったでしょうか?

そして本当に興味があったなら、何かハードルがあったとしてもやすやすとそれを乗り越えてしまっていませんか?

ハードルをハードルとも感じていないくらいに。

一方、退屈であったり、保守的な仕事をしていると、そこには努力が必要になってくるでしょう。

そこで、その仕事をどうにかして興味あることに変えていく工夫をすることで必ずや効率が上がるでしょう。

その効率とは仕事が単に早くなるだけでなく、楽しくできる、ということにつながるようです。

思考としてのお試しに、以下のことはどうでしょう?

あなたが、役所で住民票の発行係をしているとします。これは普通に見るとかなり退屈そうで、保守的以外の何物にも見えません。

でも、この仕事を興味を持って少しでも楽しくするにはどうするか?

筆者自身が観察するところによれば、見たところ普通に考えれば「退屈そうな仕事」にも関わらず、興味を持って楽しくしている人は存在します。

さてさて、最後にハイパーシーンについて触れておきましょう。

このパワーストーンはひとくちに言えば「指導者の石」。

物事に対して誠実に、思慮深く、そして決断力を得られるというもの。そして隠れた働きとして「そんなことできっこないさ」という過去からの呪縛を解く働きも。

まず最初にするべきは、自分に対してそれをすることだと思えます。自分自身の指導者になることが先決。

明日が良い日でありますように。