ハイパーシーン・自分自身のリーダーたれ・ 2018年2月2日
パワーストーンとしてはハイパーシーンが出てきました。
(意味辞典に未記載)
これもちょい前に出たストーン。(ううむ、直近に出た物は同じ話題を振れないので書きにくい)
と言えば、このページではまずタロットカードを引くのですが、ストーンの選択は「ストーンそれ自体の思し召し」です。
「それは私だ!」と言っているパワーストーンをピックアップします。
さて、カードは「女帝」。良いカードです。
実りを得られると言う良い暗示。
過去に蒔いた種が育って実をつけ、収穫できるまでになったようです。
このことは物質的な豊かさを意味していますが、元々は自分自身が愛情をもって接し、育み慈しむという精神の行為が元になっています。
でもここで、ハイパーシーンというストーンが出てくるのはちょっと不思議な気がします。
ハイパーシーンは基本的にリーダーシップを得る意味を持ったストーン。
どうやって「女帝」のカードと関連するのでしょうか?
自分の主人は自分であることを知る
リーダーシップというと、外部に向けての統率力のようなことを考えますし、日常的にはそのような意味で使われることが多い言葉ですよね。
でも、その前に自分自身を自分で引っ張るというリーダーシップがまず必要そうです。
このコラムで何度も出てくる「決定」とか、心を統制したりとか、これらは自分自身のために自分自身がリーダーシップをとることに違いありません。
そうでなければ自分自身以外の何かに対するリーダーシップなど取れるよしもないのです。(実際、自分を統制できないリーダーはどのみち失敗しています)
まずは「自分」。とりあえず自分自身。
ですから今回登場したハイパーシーンは、一般論として外を統制するまでに、自分自身が自分の主人となるようにリーダーシップを取ることが目的のようです。
それが内から生まれた愛情や豊穣を意味する「女帝」と関連づけられたのは、まず自分を愛せ、そして同じように他を愛することを率先してやりなさい・・・
そんな意味が込められているように思えてなりません。
世の中や歴史上のことで本当に偉大と思われる人々やその行いを見たとき、それは必ず、大きく揺るぎない「愛情」がそこにあるように思えます。
感情のレベルで言えば、最低でも「満足」の状態にいなければ愛情はありません。
また、愛情を注ぐためには生存の多重円でより外側まで思慮された考えや行動が伴う必要があるでしょう。
そして愛情がなければその対象を理解することもありません。
さて、今回は週の最後に「女帝」のカードで愛情に関する総集編のようになりましたね。
実際問題、愛情がこの宇宙で最も偉大なことのように思えます。
最後になりますが、まずは自分自身が自分のリーダーたること、これは愛情という課題にとって最初に解決したいことです。
それでは良い週末を。次は日曜の夜の更新になります。
明日が良い日でありますように。