ハイパーシーン・リーダーシップ・2019年6月3日
ハイパーシーンが出ています。(意味辞典に未記載)
ハイパーシーンに求めるのは「リーダーシップ」。
リーダーが持つべきストーンとされるハイパーシーンです。
その働きは最初にマイナス要素をクリアすることから始まります。(これだけ見ればある意味は癒し系要素が先にあるかもです)
例えば、決断できない不安や引っ込み思案といった状況ではリーダーシップなんか取れないですよね。
ですからハイパーシーンは最初に不安や心配を取り除くことをします。
これらのマイナス要素は過去に蓄積した「負け試合」のガッカリ感とか屈辱といったこと。
これらに足を引っ張られず今現在するべきことにフォーカスできるようにしてくれるのがハイパーシーンですね。
リーダーシップと言うと、とにかく外に向かうエネルギーを強めるイメージがありますが、ハイパーシーンはまず自分の内面を整理し、それから余計なエネルギー漏れを防ぐといった働き方。
エネルギーといえば、過去の負け試合の感覚にグズグズしていること自体がエネルギーの消耗ですよ。
カード:ソードの王
普通に良いカード。
週の初めにさい先の良いスタートが切れそうですよ。
判断、決断に関して頭脳明晰にできるときを表します。
また、これまでの経験を新しいプロジェクトに向けて役立てるときとも言えます。
あなたのアイディアや采配でより助けになる知識や技術を持った賛同者を得ることも可能でしょう。
もしも難しい局面に出会っても落ち着いた判断からこれを乗り越えることができます。
そして自分が思いついたアイディアや判断はかなり高度なものになることもあり。このようなとき、その意味はこれこれしかじかであると、人々にわかるように伝える責任があります。
人々に対して公平な判断を心がけることでさらに大きく信頼を得られることになります。
引き受けること(その3)
引き続き「引き受けること」の続きです。
今回のカード、ちょうど「ソードの王」で、リーダーシップの象徴ですね。
「リーダーシップ」とは、そのまま物事を「引き受ける」ことに他なりません。
また、リーダーシップと言えば「人々を率いる」ニュアンスが大きいですよね。
実は、逆に「何らかのリーダーシップに従う」ということも「引き受けること」の一種です。
「よし、それじゃあその考えに従うことにしよう」といった具合に、能動的に従うこともありです。
それから、これはもっとも大切なことなのですが、誰もが「自分自身のリーダーシップを取る」こと。
例えば、誰かに従うにしても、その従った結果を「引き受ける」ということが大切です。
それができない人は「誰それのおかげでこんなことになった」という具合にいつも不平不満を言っています。
引き受ける能力は、実際のところ「感情のレベル」に大いに関係します。
(引き受けることをしないでいつも不平不満を言っている人が感情のレベルが高いわけがないですよね)
もちろん、感情のレベルの上の方にいる方が「引き受ける能力」が高いです。
ところで「引き受ける能力」ってそのまま「責任を負う」ということです。
ただし、何がなんでも全てが自己責任だというわけではありませんよ。
「いわれのない責任を負うわけにはいかない」と思えたなら、それに抗議するために立ち上がることは必要でしょう。(それができることこそが自己責任だと思えます)
明日が良い日になりますように。