2017年3月3日 ヘマタイト・価値観が変わる/カップの8
これはある意味、転換点を暗示するカード。
「人生の岐路」に立つかもしれません。
今までとはまったく違う「大きな変化」が訪れる人もいるでしょう。
これまで目指してきたことに興味を失ったり、価値観がガラリと変わったりということが起こるかもしれません。
これは人間関係においても同様、人との付き合い方が変わることもありえます。
価値観が大きく変わるとき、そこには痛みを伴う破壊が生じることもありますが、勇気を持って進んでください。新しいことを始めるにあたり、そのためには古いものを壊す必要があります。
あなたとってこれまでよりも真に価値あることを目指すべきなのです。前進することを恐れずに。
このようなときにオススメのパワーストーンはヘマタイト(意味辞典に未記載)。
ヘマタイトに求めるのは「起爆剤」としての働きですね。人生の岐路に立つとき、それは大きなエネルギーが必要でしょう。行く方向は出ているのに、するべきことはわかっているのにそれになかなか着手できないといったとき、ヘマタイトがあなたのお尻を叩いてくれますよ。
何事にもエネルギーなのか??
このページでも時おりは「するべきことにエネルギーを傾けよう」といった言い方で「エネルギー」という単語を使っています。今回の記事ではヘマタイトの働きの解説で使っていますね。
エネルギーを自由に使えたら、それは様々なことがはかどるように思えることでしょう。
しかし、エネルギーというのは「努力」の延長にあってそこから生まれます。
単純な例では「火を起こす」という作業で、マッチをする、ガスバーナーに点火する、大昔であれば一生懸命に摩擦で火を起こすといった作業が必要です。
これら、何かエネルギーを産もうとすれば、そこには必ず努力がついて回ります。
「努力」といえば、それはとりあえず「正しく、そして偉い、そして尊いかも」という感じがします。努力の末に何かが得られるという経験は確かにあり、そしてそのように教育もされています。
しかしながら、人はまったく努力なしに何かを成すことがあります。いいえ、これは多いのです。
例えば好きでやっている何かです。
好きなことをしている時には努力など必要ありません。しかしながら、努力なしにあなたが得ていることや外に影響を与えることはたくさんあります。
好きなことをしている時は時間を忘れ、そして自分が肉体を持っていることさえ忘れていることもあります。お腹が空いているはずなのに、そんなこと気にならないで何かをし続けるとか、徹夜でしている何かなど、それはたくさんありますよ。
このような精神状態のとき、それは感情のレベルでいうと「強い興味」のもっと上であって、すでに分類不能はところにあります。
これは例えば芸術や人との交わりの中での大きな感動を得ている状態もこれに当たります。強い興味などといったレベルではもう表現できませんよね。
さて、以上のように、何かを成すとき、その根本部分ではまったくエネルギーを使うことがない、ということを覚えましょう。
もちろん、「実務レベル」においては体を使ったりのためにエネルギーが必要なことはありますが、あなたがそれを「する」と決定すること自体にエネルギーは不要です。
あなたが好きなことをしているとき、努力はしないしエネルギーのことなどまったく気にしていませんよね。
最後に、人の思考は「質量、エネルギー、空間、時間」にまったく関係しません。
「質量、エネルギー、空間、時間」は努力のレベルにあり、もともとは次元の低い問題なのです。
参考資料:感情のレベル
明日が良い日でありますように。