クリソプレーズ・心機一転スタート・ 2018年3月12日
おお、週の初めに良いカード。
ワンドのエースです。
それに対するパワーストーンはクリソプレーズ。意味と効果として「自分で運命を切り開く力」。
さて、ワンドのエースはシンプルに「気分一新してスタートする」という暗示。
そしてアドバイスとして常識にとらわれず理想を目指してチャレンジせよとなります。さらには、その希望の火を絶やすことなく進めと。
最初のうちにはあなたの発想を理解できない人も多いのですが、それにめげずに行動していれば賛同者が出てくるはずと。
この種の自己実現系な話には、そのようなパワーストーンがつきものですが、クリソプレーズの場合は「途中で挫折しかけるのを防ぐ」と言ったニュアンスで使いやすいものです。
ですから、クリソプレーズが登場するのは道半ばのときに初志を支えるという使い方ですね。
スタート、そしてその後に際しての話題
スタートしないことには何も始まりません。
多くの場合、芸術家としての素養を持つ人はスタートがうまいです。何かをひらめき、作り出しますからね。(ただしそれで対価を得たり後始末するのは別な素質)
また、ビジネスマンとしての起業家も同じですね。
起業家がなんで起業できるのかといえば、それは単純に「リスクを取る度胸」のひと言につきます。
しかし、その「度胸」の中に「責任感」が伴っているかどうかは別問題です。
責任感がなく、度胸だけの人が起業すると、結構な割合で周囲に迷惑なことも起こり得ます。
ですから大成功している起業家を見て、彼らがなぜ大成功したのかといえば、そもそもが「リスクを取る度胸があった」のは確か。スタート地点ではそれだけです。
そしてスタートできない人は当然ながら、成功も失敗もありません。(が、しかしゲームもないでしょう)
さて、スタートして次に訪れるのは物事をチェンジしていくことです。これは言わば「維持管理」ということになります。
スタートした何かを続けていくのに必須のことです。これはスタートすることとはまた別な才能。
会社で言えば「良い番頭さん」が必要なわけです。
そこで、芸術家肌な人や度胸のある人はスタートしやすいわけですが、維持管理の能力がそれに伴うかというと全く別問題です。
スタート、そしてチェンジが伴って新しく始まったことが存続します。
そして最後は「ストップ」。
大きな目で見れば会社や事業の終了ですが、これらは定期的にストップの状態があります。決算とか、月に一度の棚卸も定期的なストップといえます。
そして、このストップに関してもそのスタートやチェンジとは異なる能力で行われます。
会社や事業の大きな方向転換のため、今までの部署を閉める、何かの方法を完全に捨てる作業、というのもストップの内に入ります。
スタート、チェンジ、そしてストップ、これらがぐるぐる回りながら個人やグループが生存します。
どの状態もうまくこなす、責任を持って行うことが大切なのは言うまでもありません。
スタートが下手だとダラダラとして立ち上がれず、チェンジが下手だと他の力によってストップさせられたり、ストップが下手だと収益の上がらない事業がそのまま続いていたり、成果のない練習を続けることになったりです。
そこでクリソプレーズに話題を戻しますと、どちらかと言えば「チェンジ」あたりに必要そうなパワーストーンであることがわかります。
カードとしても「最初に火を絶やさぬように進め」と。スタート後のチェンジについて語っています。
クリソプレーズを使って途中のチェンジを乗り切りましょう。初志を通すには、実は途中のチェンジをうまく乗り切るかどうかなのです。
現在のゲームがどの状況にあるのか、これを見極めて活動しましょう。
明日が良い日でありますように。