ブルーカルセドニー・夢を温存しておく/魔術師/リバース

2017年5月23日 ブルーカルセドニー・夢を温存しておく/魔術師/リバース

ううむ、昨日の延長上にあるようなカードです。

良し悪しで言うよりもアドバス色が強いと思いましょう。

組み立てた予定がうまく行かなくなってヤキモキしていることはないでしょうか?

やり方、タイミング、何が悪いのかは別にして、とにかくその目標からは遠くにいるようです。

ここは、今現在とらわれていることを一旦は手放すことです。そうしてから多角的に事態を見直してください。

行きづまり感解消のカギは「リセット」。

これは中止ではなくて「仕切り直し」「見直し」の意味ととらえてください。

このようなときにオススメのパワーストーンはブルーカルセドニー(意味辞典に未記載)。

ブルーカルセドニーに求めるのは「執着心を手放すこと」。物事に対しての「許容範囲」のレベルを最大値まで引き上げる作用を持つストーン。極端に相対するモノまでも受け止められる能力は大きければ、大きいほど、その身に吸収できるモノが無限に増えてきます。物事に対する「執着心」を取り除く作用にも優れているので、自分と他人とを比べる事がなくなってきます。

執着すること・手放すこと

何かに執着しないということは結構難しいです。

人が何かに執着する理由の一つとして「人は問題が好き」ということがあります。

何事にも執着しないということは、その周りには何も問題が起きないということです。

それではなぜ人は問題が好きなのか?

それは人生にはゲームが必要だからです。ゲームというのは何かと勝敗を争っている状態で、問題の解決がゲームそのものです。

ただ単に今まさに「生存している」ということが、実は「生存というゲーム」の勝者であることは確かです。

しかし人が生存できることが確実ならば、それ以上のゲームを欲します。

(もちろん、生存するために今まさに戦っている人もいますよ)

とにかく、人はゲームを欲します。

そのためには問題を作ります。どんなゲームでも、そのゲームがないよりはマシなのです。

ですから、どんな問題であろうがそれがないよりはマシなのです。ですから、問題がなくなると、人は自ら問題を作り出します。

例え話としては、どう見ても順風満帆で売り上げが伸びている会社があるとして、そのままやっていれば良いところを社長が問題を作り出します。どんな方面に問題を作るかはわかりませんが、とにかく問題を作り出します。

これを人は知らず知らずにしてしまうことが多いのです。

より良い生存へ向かうための問題であれば良いのですが、人が作り出す問題はそうとばかりは言えません。「ないよりはマシ」なのでどんな下らない問題でも作り出します。

さて、ここで「執着」について見ると、これは問題に違いないでしょう。それが問題でないならば、それは「執着」とは呼ばれないでしょう。

執着とは、多くの場合は作られた問題である可能性が非常に高いです。何もないよりよほどマシなので作られます。

しかしながら、多くのケースでは自分で作ったその問題に押しつぶされそうになっているようです。

執着は自分で作った問題に他なりません。自分で作った問題に押しつぶされるなんてバカなことですよね。

ちょっと信じられないかもしれませんが、その執着によってかなり辛いめにあっている人が少なくありませんよ。

自分で作ったのですから、その気になれば手放すこともできるのです。

まあしかし、手放すのが不得意な人が多いのも確か。誰も「手放すな」と強制していないのに手放せないのですよね。(この話続くかもです)

明日が良い日でありますように。