アメトリン・キャパを増やそう・2018年11月30日
アメトリンが出ています。
アメトリンに求めるのは「受け入れ、許す」こと。
意味辞典の方ではヒントになる記述があります。
アメトリンの本質として「相反するものを統合する」という働きがあります。
そりが合わない「A」と「B」をどうにかケンカせずに同居させることができるということですね。
これ、意味辞典の方では「ギャップを埋める」という表現になっています。
さて、カードは「法王」。
まずまず良いカードです。そしてアドバイスが。
ルールを守ってしっかりと歩もうとしています。
しかしながら、これまで歩んで来た道がそれで正しかったのかどうかと岐路にさしかかっていることもあり。
また、かたくなに守ろうとするルールによって周囲が見えなくなることには注意です。
もしも困難を感じていることがるのなら、それは「寛容になる」ことで状況は開けるようです。
「受け入れる」ことの考察
法王のカード、そしてアメトリンで寛容になる。
寛容になる、ということから「受け入れる」ことを考察します。
「受け入れる」というのは、気に入らないことがあってもガマンして従おう、という意味にとってしまうことが多いようです。
(受け入れているふりをして、実は放置するというのは別にしておきます)
確かに、人生にはガマンして当面を乗り切ることもありますが、それはあくまで「当面」であって、ずっと続けていてはまずいでしょう。破綻します。
そしてこの場合の「受け入れる」では必ず「努力」が伴います。だってガマンですからね。
よく言いますよね、何かが破局しそうなときの台詞として「何々のために努力したのに」と。
多いのが「あなたを理解しようと努力してきたのに」とかですね。
で、この「努力」というのは本質的に「受け入れる」にはほど遠いレベルにあります。
- 知っている(←受け入れる状態)
- 見ている
- 感じている
- 努力
- 考えている
この段階で見る「知っている」が本当に受け入れている状態です。
(この段階の図式は11月5日と11月6日に説明しています。)
ちなみに、「知っていないもの」をどうやって受け入れるのでしょう?
知らないままに認める(受け入れる)のは不可能です。
さてさて、これのヒントは少し前、11月27日の「なってみる」にあります。
「知っている」状態の最上級の状態は、その対象に自分が「なっている」ことなんですよ。
非常にシンプルな例を挙げて締めくくります。
例えばパートナーどうしでトラブルがあるとします。相手を受け入れられるように努力する、これは低レベルの単なるガマンであって、破綻することしばし。
そこで、「相手になります」。これは究極の100%の理解と言い換えてもいいですね。
そうすると何が起こるか??
不思議なことに、相手の方が折れてくれるという現象が起きるかもですよ。
これ本当です。
で、注意ですが「相手の立場になってみる」というのは、まだまだ「考え」「努力」のレベルのことです。
明日が良い日でありますように。