ガーネット・努力の結果・2019年5月29日
ガーネットが出ています。
ガーネットに求めるのは「忍耐・努力」。
意味辞典の方では、きずな系や愛情係について触れていますが、その根本に「耐える力」があります。
実際ねえ、愛情系とか人間関係は「耐えること」が基本にあるかもですね。
ただ、ガーネットの場合は感情、肉体共に浄化作用を持っています。
ですから、何かを我慢したとしても、それがわだかまりにならないようにしてくれるのは便利です。
カード:ワンドの10
選者によってはあまり良い解説がないカードです。
どちらかと言えばアドバイス系。
カードデザインとして棒を10本抱えて佇む男です。
すでに色々な物を手に入れているのですが、それら抱えた物がプレッシャーになっていることがありげです。
また、これらの物を得るために失ったことについて思いを馳せているのかも。
得るには得たが、これは大変すぎる・・・もしかしたらそんな思いがあるようです。
ここらで、やり方をガラリを変え、気分転換をはかるのが良いようです。
でもね、実際にはこれまでの努力で大きな実りがあったはず。
それはそれで良かったではありませんか。
心の持ちようで人生を楽しむことを知りましょう。
努力の考察
このコラムではすでに何度か書いている「努力」のこと。復習を兼ね、ワンドの10やガーネットを絡めて復習です。
「努力」というのは尊いことではあるのでしょうが、実際に物事をなすのは努力を突き抜けた上のレベルにあることが行います。
例えば、スポーツ選手が練習として努力を重ねるのですが、勝敗の瞬間は「努力」とは次元の異なる精神活動があります。
例えば、好きなことに没頭しているとき、それは誰も努力だとは思っていませんよね。単に好きだからやっているのであって、苦しみながらそれをすることはありません。
この状態が「努力に勝る」瞬間です。
何かの努力はその先にある楽しみを知った瞬間にやっと報われます。
そんな報いがあることを知らされないままでは、それは「徒労感」の連続。それじゃあ努力や練習に身が入りません。
これって、非常にシンプルなことで、何かを努力するなら、その結果として何が得られるのかを知っていることが必要なわけです。
子供に勉強やスポーツ、何かのやり方を教えて練習させようとするとき、必ず「結果として得られこと」を先に知らせておくことが重要。
でなきゃ、練習させられる人々は、それを何のためにしているのかわからず、日々が徒労に感じるでしょう。
これって自分に対しても同じですね。今やっている努力、その結果として得られることを再確認して進みましょう。
明日が良い日になりますように。