
こんにちは。スタッフの友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
晴れ時々曇り。まずまずの天候です。風が吹くと肌寒いという気候になってきました。
■ 増える噂と“見えない熊”の裏側を探る
甲府ではとうとう昇仙峡の県営駐車場でも熊目撃の情報があがりました。
いやしかし、こんな山奥なのですから、熊がいたって何の不思議もありません。いて当たり前ですわ。
確かに目撃情報や被害は実数として多いのでしょう。
ただし思いますに、今は多くの人が熊に関して注視しています。
そうすると「発見率」がおのずと上がってしまうことがないかと。
また、ことによっては熊ではない何かも「熊かも、いや熊だ、熊にしよう」という心理が働く可能性もあり。
このことはある一定エリアでUFOの目撃が多い理由と似ていることがあります。
「そうそう、私も見た!(あれはきっとUFOに違いない)」と。
証拠も裏付けもなく、見たという側への仲間入りするのです。
実際、熊目撃情報があったエリアで赤外線探知できるドローンを飛ばしてみると、鹿は発見できても熊が見つかりにくいということもあり。
ところで、西日本では熊の生息数に関してある程度は管理に成功しているようです。目撃情報や被害は東日本に比べてかなり少ないですよね。(今年はどんぐり豊作もありで)
というのも、熊の生息数を統計的に把握するため、捕獲した熊に発信機をつけて放し、GPSで動きを管理しているそうです。
そうなんです、人が目撃しなくても「いる熊はいる」のです。
管理しようと思えば、予算と人員がどうしても必要。
ちなみに、関西地方では明治時代に山の木を切り過ぎて「禿山」になり、どんぐりなんかありませんから熊は一時期は絶滅しかかったらしいです。
11月12日(水)は友次郎の大阪行きのために更新はお休みです。
次回は11月13日(木)午後10時以降の更新となります。
明日が良い日になりますように。