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クンツァイト・幻を追い出せ・2021年4月7日

クンツァイト(Kunzite)
Kunzite

クンツァイト・幻を追い出せ

クンツァイトが出ています。

このストーンに求めるのは「慈愛」。人間としての「完成度・成熟度」を高める作用ですね。

具体的には否定的なマイナス感情を取り除く働きがあります。

現実に対してウンザリすることだらけだとしても、そこらから自分ができることを見出して前進したいところ。

基本的に癒し系。元はスポデューメンの仲間です。

■クンツァイトと相性が良いストーン

プレナイト

クンツァイトが癒し系なら、プレナイトはその後にアクションを起こすために感情のレベルを引き上げる役目をさせます。

■カード:月

これは表裏どちらに出たとしても要注意系ですね。

しかし、月が象徴するのは要するに「幻」(まぼろし)なんですよね。

実際にはないことをあれやこれやと心配してしまうことを表しています。

これは前回のカードとも関連していて、出発前に心配し過ぎるな、ということと繋がりがあるようです。

不安のタネは元々がが全て自分自身で作ってしまうこと。自分で作ったことならば、自分で始末することができるはず。

でもそれができたとしたら問題は霧散してしまいます。

だってそもそもがみんな「幻」みたいなもんですよ。

■月のカードに思うこと

だいたいまあ、人は死ぬまで幻を見ているのかもです。

その人にとって真実であることが他の人にはそうでない、ということも多々あり。

また、真実らしきことを知ったところで「それが何?」ということもたくさんあり、むしろその方が多いかも。

例えば「大地は平面でなくて球だった!」とか「わ、太陽が地球の周りを回っていたんだ!」

それが真実としてもほとんどの人にとっては「それが何?」でしょう。

どっちを信じても人生が何も変わりはしない人の方が圧倒的に多いでしょう。

そして、真実らしいことがあったとしてもそれが価値を持つことは以外に少ないかもです。

でも多くの人が、自分が信じられることに基づき、それに向かって生きています。

ところでそこで、自分が作った幻に怒ったり悲しんだりするのは損ですね。というか、正気ではありません。

これは多いですよ。自分が作った幻と戦うことが多いのです。

できるだけその幻から遠ざかるには、その物事に直面するしかないですね。直面することによって幻は退散します。

心配するならアクションしましょう。

旅のことが心配なら、実際に旅に出てしまいましょう。

クンツァイトで幻を見るようなマイナス感情をなだめすかし、プレナイトで元気をつけて出発しましょう。

明日が良い日になりますように。

クンツァイト・倫理観を取り戻す・2021年2月3日

クンツァイト(Kunzite)
クンツァイト(Kunzite)

クンツァイト・倫理観を取り戻す・2021年2月3日

クンツァイトが出ています。求めるのは「他者への思いやり」「心を純粋に」。

スポジューメンの仲間でピンク色の物をクンツァイトと呼びます。

非常に暖かい色をしていますが、見た感じ通りに穏やかで優しいエネルギーを持っています。

慈悲深く穏やかに人に接したい人にお勧めで、ヒーリングについても良い作用を持っています。

思いやりとか慈悲と言うのは、先に自分が癒されて穏やかでないとできませんよね。(とは言っても自分自身の決意次第でそれはできると思います)

クンツァイトに手伝ってもらい、否定的な感情をセーブして人に優しくなりましょう。

クンツァイトと相性が良いストーン

モスアゲート

モスアゲートは人付き合いの助けになるストーンですね。根本にあるのは人間的な成長です。

カード:ワンドの女王/リバース

普通に要注意なカードです。

が、これはひとつの戒め(いましめ)と受け取りましょう。

独りよがりな考えや策に溺れてトラブルに巻き込まれる暗示があります。

計画が完全に頓挫したり、人との関係性が切れて物事が動かないと言うことも。

これは自己過信や方策へのうぬぼれが元になっているかもです。

ここで改めて自分を見直し、心当たりがあるなら自発的に改善しましょう。

周囲の人への思いやり、自己中心的な考え、嫉妬心があるなら改めましょう。

感情のレベルを下げないように要注意です。退屈以下に下がらないように気をつけてください。

「嫉妬」を感情のレベルで深掘りする

「嫉妬」というのはいささか具合の悪いことで、自分自身も人にとってもマイナスになりますよね。

これを感情のレベルで見るとどこに位置するのか見てください。

資料:感情のレベル

・静穏      合理的
・熱狂       ↑
・陽気
・強い興味
・保守的
・満足
・退屈
・敵対心
・怒り
・秘めた敵意
・恐れ
・同情
・悲しみ      ↓
・無気力     不合理

「嫉妬」は上のスケールで言えば「秘めた敵意」あたりです。

まあ典型的にはTVドラマによく出てきます。表向きには良い人を装いながらも、陰謀を企てたり、また軽いところでは遠回しな皮肉を言うタイプです。

この「秘めた敵意」の上には「怒り」や「敵対心」がありますが、それらは秘められておらず、他から見てもわかるためにまだ話し合いの余地あり、コミュニケーションもまだあります。

しかしながら「秘めた敵意」まで下がると、嘘によってコミュニケーションが正常ではありません。もちろん、人を騙すことをしますから倫理的にもアウトです。

そして「秘めた敵意」の状態は表立って敵対しないがために一見はおとなしい人に見えることもあるために厄介です。

また、ネットでもよく言われる「冷笑系」の一部にはこれが混ざっているように思えます。(遠回しな皮肉が得意ですよね)

さて、この「秘めた敵意」のすぐ下には「恐れ」があります。

なんのことはない、実際にはほとんどが怖がっている弱虫なんですよ。

何を怖がっているのかと言えば、人の成功によって自分の生存性が脅かされているのではないかという感覚です。

「秘めた敵意」にいるくらいなら、ひとつ上の「怒り」にいる方がかなりまともです。気にいらないことがあるなら溜め込まず、わめいた方がまだ健全。

冷笑系よりも普通に怒っている人の方が信用が置けますよ。

明日が良い日になりますように。

クンツァイト・夢が実現する・2020年12月25日

クンツァイト(Kunzite)
クンツァイト(Kunzite)

クンツァイト・夢が実現する・2020年12月25日

クンツァイトが出ています。求めるのは「人との縁を大切に」「リラックス」。

クンツァイトは基本的に愛情系のストーンですね。

穏やかで優しいエネルギーを持っており、持ち主を慈愛で包みます。
(もちろん癒し系でもあります)

それがあれば、人との関係性を良好に保つことに困難さがなくなり、リラックスした状態で人付き合いできるようになるでしょう。

自分を愛するように人と接することで、自分と人を幸福にすることができます。

全体が幸福でなければ自分も幸福になれないことを知りましょう。

クンツァイトと相性が良いストーン

チャロアイト

精神的な浄化作用として癒し系ですね。不安や恐怖を取り除くことが得意です。

クンツァイトの慈愛をしっかり受け取れるようにベース部分を整える感じがあります。

カード:カップの10

これは最上級に良いカード。

夢に見ていたことが実現するなど幸運が訪れる兆し。

十分に満足がいく暮らし、愛情の充実などなど。

望んだ生活として、安住の地を定めたりと飛躍的に経済的な余裕が生まれることでしょう。

これらの結果を得られるのは、他でもないあなた自身が他に注いできた愛情がタネになっています。

これからも人々との縁を大切に、恩を忘れずに関係を育みましょう。

周囲への援助を惜しまず、社会的な貢献をすることで自己成長もあります。

難題はうまく解決され、心配事はすぐに吹き飛ぶでしょう。

ここで精神的なゆとりが生まれますから休息を取るのも吉。リラックスしてください。

ヘルプのトラウマを補足

前回は日本について「ヘルプできないことのトラウマ」がありはしないかと書きました。

今回は「ヘルプのトラウマ」について補足しておきます。

人間を始め、多くの生物は「仲間を助ける」という根源的な性質を持っているようです。

それがあって、種としての存続を可能にしているのでしょう。

ところが少なくとも人間の場合、心やその反応が邪魔し、この「ヘルプ」がスムースでなかったり、変にねじ曲がってしまうことがあります。

例えば、満員電車でお年寄りに席をゆずることを考えてみてください。誰でもが躊躇(ちゅうちょ)なくできるでしょうか。

また近頃では「マタハラ」と言って、元々はヘルプされるべき妊婦さんがハラスメントの対象となるといったおかしなことも起こっています。

なんでこんなことになるのか?

これは多くの人が「ヘルプに関するトラウマ」を抱えていることが考えられます。

それは多くの場合「誰かを助けることに失敗した」という嫌な経験が元にあります。

その出来事は、大事件もあり得るでしょうが、小さいことの積み重ねがあります。

例えば幼い頃、家族というグループへの参加意識が芽生えた頃、何か家の手伝いになることをしようと思ったことがないでしょうか?

自分で考えてやったり、親に言われてその手伝いをしたところ、それが失敗して叱られるといった出来事。

他には、本当に些細なヘルプを申し出たところ、にべなく断れれた時の感覚。これは「お前は不要だ」と存在を否定されたような気分があるかもです。

このような小さな出来事が家庭内、学校、職場で繰り広げられます。

そうして次第に(人によってですが)、小さなトラウマがチリと積もって「私は誰かをヘルプできない」という方向に固まることになります。

また、少しは大きな出来事として、誰かを本当に助け損なう事件に遭遇することもあるでしょう。

例えば、病気の家族を金銭的な理由で助けることができなかったとか。もっと良いアドバイスをしていれば、もっと的確に援助していれば相手が怪我をすることはなかっただろうとか。

この様な大きな出来事では、自分自身に罪を感じてしまうことになります(過失も含まれます)。

こうして自分自身に罪を感じ、それだけならまだマシですが、その罪を逃れようとするのも人情。するとその失敗を正当化するための理屈をひねり出します。

それは「相手が悪いのだ」です。

そして、新しく起こった「ヘルプするべき場面」でそれが起動します。

例えば、前述の「マタハラ」を見てください。

助けるべき人が電車に乗ってきます。助けなきゃいけないと思います。しかしできない・・・

「満員電車に乗ってくる妊婦さんが非常識だ」になります。

自分が過去に体験したヘルプの失敗記憶が蘇り(本人はそうと知らず)、そしてトラウマが刺激され、失敗の正当化から相手を攻撃するわけです。

それに打ち勝つには再びですが・・・

「合理性」「理性」「善意」「倫理」しかありません。

そしてもうひとつ。

誰かがあなたを助けようとしたとき、もしもそれが不要だと思ったとしても、先に言うことは「ありがとう」。

それから相手が納得するように助けが不要だと言うことを教えてあげましょう。これは相手に不要なトラウマを植え付けないためにです。

また相手がヘルプに失敗したとしても、ありがとうが先にあり、失敗をとがめないこと。

明日が良い日になりますように。

クンツァイト・愛情が実を結ぶ・2020年12月16日

クンツァイト(Kunzite)
クンツァイト(Kunzite)

クンツァイト・愛情が実を結ぶ・2020年12月16日

クンツァイトが出ています。求めるのは「愛情」「慈愛」。

クンツァイトは持ち主になる人を慈愛のエネルギーで包みます。

別名「慈愛の女王」ですね。

基本的に癒し系で、心の疲れを取り除き、明るい気分にしてくれます。

自分と他人を愛することができるようになり、自身の完成度、成熟度がますように作用します。

クンツァイトと相性が良いストーン

淡水パール

癒し系ですね。精神的な安定性をもたらします。精神安定こそが愛情の基礎にあります。

カード:女帝

良いカードです。

長い間に渡って育んできたことが相応の結果をもたらす暗示。

あなたが愛情を傾け、未来を信じて育てたことが実を結ぼうとしています。

今はまだその手応えを感じられずにいるかもですが、心配することはありません。近い将来、必ずや良い結果として現れます。

これは心の豊かさがあってのこと。

あなたの心にあったもの、注いだ分のエネルギーが目に見える形となって現れてくるのです。

自分を信じて深い愛情を注いだことによって状況が好転するのです。

身の回りでは穏やかで愛情あふれる状況になるだろうことが約束されています。

嘘を真実にする理由(陰謀論その2)

前回の記事では陰謀論にはまり込む理由の一端について書きました。

今回は「嘘」や「間違った」ことでも信じてしまうその他の理由を説明します。

混乱を収める

まずは「混乱を収めるためにする行動」を復習します。

人が何かで混乱したとき、それを収めるには・・・

「とにかく何かを取り上げること」

これはこのコラムで何度も書いてきました。

例えば、家に戻ってみると留守番していたワンコが家の中をめちゃくちゃにしていたとします。

家庭内のもろもろが床にぶちまけられている状況です。

手のつけようがありません。まさに混乱です。

うひゃぁ〜、と思いましたがふと手に取ったのは落ちていた洗濯物。

それからなんとなく、洗濯物とか衣類を片っ端から集めました。

これは、最初に何気なく手に取った洗濯物をきっかけにして混乱が収まる方向に向かっています。

そこで、次に集めたのがテーブルの上にあるべき小物類。

このようにして順次手をつけ、元の状態に近づきます。

ここで重要なのは、最初に手に取った洗濯物です。それを手に取ったのは深い考えがあったわけでなく、たまたま自分の足元の近いところにそれがあったに過ぎません。手に取ることが簡単だったのです。

陰謀論を信じて混乱を収める

さて、陰謀論にハマる前のその人は、大体が「自分では答えを出せない問題を抱えた混乱状態」にあります。

  • なんでこんなにコロナの感染者が増えるんだ!
  • あの人は正しいことを言っているのになんで選挙で勝てないのか!

例えばこのようなことで自分では答えを出せず混乱します。

もしもそこにこんなデータをポンと見せたらどうでしょう?

  • コロナなんてそもそも嘘。製薬会社が嘘の情報を流している。
  • あの選挙は投票の集計に不正があるんだよ。

ちょっと調べればアホみたいな話でも、自分の混乱を収めるには好都合です。

それが嘘だろうがなんだろうが、信じることにしてしまえば労をせず混乱は収まりますから。

また、自分がそのデータの言い出しっぺでなく、単に「拾った」だけなので責任回避もできますね。(そこそこな卑怯者ですが)

さらには、何せ誰かの悪巧みによって仕掛けられていることなので「簡単にはあばけない」ということにすればよし。証拠がなくても仕方がないというわけです。

いずれにせよ、都合の悪い現実に向き合えず、その上に責任回避できることを選択することが陰謀論にハマる道と言えそうです。

重ね重ねですが、感情のレベルが低いとハマりやすいです。それともうひとつ、重要なのは「責任を引き受ける」覚悟のなさが間違いの元になっています。

明日が良い日になりますように。