クンツァイト・幻を追い出せ
クンツァイトが出ています。
このストーンに求めるのは「慈愛」。人間としての「完成度・成熟度」を高める作用ですね。
具体的には否定的なマイナス感情を取り除く働きがあります。
現実に対してウンザリすることだらけだとしても、そこらから自分ができることを見出して前進したいところ。
基本的に癒し系。元はスポデューメンの仲間です。
■クンツァイトと相性が良いストーン
クンツァイトが癒し系なら、プレナイトはその後にアクションを起こすために感情のレベルを引き上げる役目をさせます。
■カード:月
これは表裏どちらに出たとしても要注意系ですね。
しかし、月が象徴するのは要するに「幻」(まぼろし)なんですよね。
実際にはないことをあれやこれやと心配してしまうことを表しています。
これは前回のカードとも関連していて、出発前に心配し過ぎるな、ということと繋がりがあるようです。
不安のタネは元々がが全て自分自身で作ってしまうこと。自分で作ったことならば、自分で始末することができるはず。
でもそれができたとしたら問題は霧散してしまいます。
だってそもそもがみんな「幻」みたいなもんですよ。
■月のカードに思うこと
だいたいまあ、人は死ぬまで幻を見ているのかもです。
その人にとって真実であることが他の人にはそうでない、ということも多々あり。
また、真実らしきことを知ったところで「それが何?」ということもたくさんあり、むしろその方が多いかも。
例えば「大地は平面でなくて球だった!」とか「わ、太陽が地球の周りを回っていたんだ!」
それが真実としてもほとんどの人にとっては「それが何?」でしょう。
どっちを信じても人生が何も変わりはしない人の方が圧倒的に多いでしょう。
そして、真実らしいことがあったとしてもそれが価値を持つことは以外に少ないかもです。
でも多くの人が、自分が信じられることに基づき、それに向かって生きています。
ところでそこで、自分が作った幻に怒ったり悲しんだりするのは損ですね。というか、正気ではありません。
これは多いですよ。自分が作った幻と戦うことが多いのです。
できるだけその幻から遠ざかるには、その物事に直面するしかないですね。直面することによって幻は退散します。
心配するならアクションしましょう。
旅のことが心配なら、実際に旅に出てしまいましょう。
クンツァイトで幻を見るようなマイナス感情をなだめすかし、プレナイトで元気をつけて出発しましょう。
明日が良い日になりますように。