サンストーン・最上の好転・ 2018年6月8日
サンストーンが出ています。
サンストーンは言わば勝利の象徴。
目的に対してがむしゃらに突っ走ると言う性質があるために、使い方に要注意です。(持ち主がヘトヘトでも容赦ありませんから)
実際のところ、使用者とよほどのフィッティングを取らないことには、セレニティアスでも作品中に使いにくいことがあります。(ですので一般商品のラインナップに少ないわけです)
ところで、このサンストーンのもう少し突っ込んだ働きとして「持ち主の眠れる才能を引き出す」ことがあります。
しかしこれも、もしかしたら「目的に突っ走る」ためにあらん限りのネタを総動員すると言うことかもしれません。持ち主としてはオロオロするばかりかも。
さてさて、カードの方は「太陽」。
これは最上位クラスに良いカードでしょう。言うことなしです。
心身ともに充足し、人生の意味を改めて見出すことができるほどに満ち足ります。
今までにあった様々な苦難は、自分自身の幸せに気づくための過程において必要だったことなのかもです。
未来は開けています。
植物が太陽を浴びてスクスク育つように、あらゆることが順調に運び、大きな実りを得ることになるでしょう。
さてさて、そこでなぜサンストーンが登場したのでしょう?
そもそもがこのストーンは勝利の象徴なのですが、今までに負けがこんだ人生を送っていると「素直に勝利を手にできない」正確になることがしばし。
そこでサンストーンは「持ち主のマイナス感情」完全に超えた部分で目的に突っ走ることをしてくれるわけです。
うむを言わさず「勝ちに行く」これがサンストーンです。
(正直なところ、持ち主の方がサンストーンに負けているかも・・・)
アート(芸術)について様々な話
今回も良いカードなので少し脱線を。
前回は人生に「教養」は必要だ、と言うことを書きましたが、実はアートはその教養を超えていると思うことを少し。
教養ということの半分くらいは「知識」でこと足りるのですが、アートとなるとそうは行きません。
アートとはなんぞや、と昔から問題なのですが、かなりな部分はどうやら「コミュニケーションの手段」ではあるよです。
それもかなり高度なものです。
というのは、アートは国(言語や文化)、そして時代をも超えてある人からある人へ情報が伝わります。
ところで、あるアートに触れた感想として「この絵はなんだ?よくわかんないな」とか「わけのわからん音楽やな」ということがありますよね。
で、人によっては言葉によって説明を聞きたがります。
しかしですよ、そもそもアートは「言語を超えた」コミュニケーションですから、それを言葉で説明しようとしてもなかなか成功しません。
できたとしても、その作品が生まれた背景を語る、といったことになり、作品そのものを言語で説明できはしません。
いや、何、そもそもが言語で尽くせないから絵描きが絵を描き、音楽家が音楽を作り、小説家が長い長い話を書かざるを得ないわけです。
ところで、教養ということは、これらのアートをなんとか言語化しようと試みることがあります。が、それは実際には単なる評論になるだけで、アートそのものを表してはいない可能性大。
アートは教養を超えたところにあって、そしてそれは一部の人間だけが理解できるかなり高度なコミュニケーション手段だと思えます。
さてさて、今週最後のコラムになりました。
それではまた次の日曜の夜、お会いしましょう。良い週末をお迎えください。
明日が良い日でありますように。