スギライト・素直に休もう・ 2018年2月20日

スギライト(Sugilite)
スギライト(Sugilite)

スギライト・素直に休もう・ 2018年2月20日

もう休み!休みです。カードはそう言っていますっ!

「ソードの4」

前回は何せとびっきりの完成系カード「世界」ですからねえ。そこに到達するにはかなりの頑張りが必要だったことでしょう。

そしてソードの4で「休みにしなよ」と言っているようです。

これまでの努力でボロボロになった心と体を癒してください。

そこでパワーストーンはもう典型的な癒し系としてスギライトを紹介。

スギライトはどちらかと言えば「心に働く系」ですね。

まあ、だいたい癒しを必要とするのは「心」であって、精神は思いのほか丈夫にできていますよ。

努力はいつも過程のこと、オリンピックに思うこと

今回はお休みですから、単によもやま話といたします。

前回のカード「世界」で努力が完全に報われる、との暗示を得ました。

そう「努力」ですよね。

「努力」は尊いようですが、何かを成そうと思えば当然必要になるアクションです。

当然必要ですから、それが尊いかどうかなんて本当は関係ないかもしれません。

でも「強いられる努力」と言うのはメンタル面に悪影響があることはどなたもお分かりと思います。

ただ、メンタル面というと一般的に「精神面」と訳したいところですが、実際に悪影響が出ているのは精神でなく「心」の方。(そしてアスリートなどは肉体です)

文字通り「心が折れそうになる」というのは精神ではなくてそれが「心」だということを示唆する表現でしょう。

さて、平昌オリンピックの最中ですので「努力」をアスリートたちを例に考察します。

彼らがしている努力は「肉体の自動化」が主たることになりそうです。タイムや演技に関して、それが思うように、むしろ自動的にこなせるようにすることが努力です。

これは精神が物質宇宙に対して何かを働きかける、ということに他なりません。

これを少し拡大して言えば「精神による物質宇宙の征服」です。

体を思う通りに動かせる、走らせる、コントロールする。これは物質宇宙の征服です。これを彼らはオリンピックと言うルールの元で行なっているわけですね。

これに関してはもう単純に、的確に自分にとって必要な努力を必要な分だけやった者勝ちと言う世界です。

そして、戦い合うのは同じ人間(物体として同じ程度の生物、物理的特性を持つ)ですから、トップクラスはその出来上がりとしてほとんど僅差でしかありません。スピード系競技など1/100秒の差です。

感情のレベル 参考資料

さて、それを見た私たちは彼らの努力に対して「よく頑張った!」と称賛しこそすれ、「大変だったねえ」と同情する必要はありません。

感情のレベルを落としてはなりません。

彼らのレース中、そして演技中、その精神状態はほとんど熱狂を通り超した部分、「静穏」にあります。

「静穏」は心の状態と言うよりむしろ「精神状態」に当てはまります。

トップアスリートたちは明らかにこの状態で戦っているようですよ。

「勝てなかったらどうしよう」とかと心配しているうちにはメダル候補には入らないことでしょう。

彼らは物質宇宙を征服するために努力を重ね、そして静穏の状態で戦っている・・・どのくらい静穏でいられるか、で、努力の結果をどれくらい出せるかが決まる。

そのように思えます。

明日が良い日でありますように。