ローズクオーツ・意識の変革・ 2018年8月20日
ローズクオーツが出ています
ローズクオーツに期待するのは「スタートラインに立つ時、気分を一新すること」です。
ローズクオーツと言えば愛情系の用途で使うことが多いのですが、実際にはそればかりの働きではありません。
今回の用途として「スタートラインに立つ時」に役立つ働きとして、物事を肯定的に捉え、過去の悪かった体験や当時の感情に左右される事なく、自由に発想し、良いイメージが頭の中に湧きやすくなるようにサポートすることです。
これ、実はローズクオーツの働きの中核部分にありますよ。
さて、カードは「審判」。
傾向として前回のカード「運命の輪」の延長にあるかもです。
審判のカードは特に意識の改革が起こることを暗示しており、ガラリと考え方が変わるような瞬間を表しています。
意識が変わるので、それはすなわち新しい人生のスタートを意味しています。
ここで、過去にある感情を早々に手放すことが重要で、それができるほどに再出発後の人生が決まります。
この部分に関してはローズクオーツの基本的は働きが大いに役立つでしょう。
まずいことをする原理
ここのところのコラムでは戦争を絡めて「してしまったまずいこと」が連載して止められなくなる(スパイラル・ダウン)ということを書きました。
今回はその発端であるところの、人はなぜ「まずいこと」をしてしまうか?を記しておきます。
■まずいことの定義
さて、その前提として「まずいこと」とは何であるかを定義しておきますのでこれを頭に入れてください。
参考になるのは「生存の多重円」です。(この図は重要です)
わかりやすいので日本のかつての戦争を取り上げます。
まず、戦争を(止められず)遂行する軍上層部の個人を取り上げます。
彼らの中には「自分の立場」を守るために、責任逃れをするケースが頻発します。
生存の多重円で言えば、中心の「自分」(ないしは家族)を守るために、グループ(組織や国)、人類などほかの生存を顧みなかったということです。
端的に言えば、「自分さえよければ他のことなど知ったことか!」
次に、同じ軍上層部には「国(これはグループ)」の生存だけを見て、その中に含まれる家族や自分(個人)という生存を顧みなかったパターンがあります。
「国さえ存続できれば、その中の個人や家族など知ったことか!」
これらの例を見てわかるように「まずいこと」というのは、限られたレベルでの生存だけを見て他の大多数のレベルの生存を顧みなかった、ということです。
以上、これが「まずいこと」の定義です。
■まずいことをする理由
これ、実は至ってシンプルです。ひと口に言って「判断ミス」です。
「当然でしょう!」と思われるでしょうが、まあ落ち着いて。
この判断ミスは知識の不足によることと、全くの過失によることの両方があります。
そしてそれが起こる前には必ず「混乱」があります。
その混乱を収めようとして「選択された方法」が間違っていた場合に「まずいこと」になるわけです。
少し長くなりました。今回はこの辺で。
明日が良い日でありますように。