ロードナイト・愛情系でよい兆候・ 2018年7月27日
ロードナイトが出ています。
ロードナイトに期待するのは「愛情表現と母性」。
前回に引き続き、また愛情系。ロードナイトも典型的な愛情系関連のパワーストーンですね。
ロードナイトは意味辞典に書かれている以上に多くの愛情系の働きがあります。
そこで今回取り上げたい働きは「愛情を正しく使えるように導くこと」です。
それにはもちろん愛情の表現方法も含まれています。
愛情表現というのは、人によっては非常に困難を抱えていることがあります。
それというのも、元々がトラブルを抱えやすいのが愛情系だからでしょう。
そのトラブルのせいで愛情に関する屈折が多いのですね。
なお、簡単に記せば、感情のレベルが低いほどに愛情表現は難しくなりますよ。(あまりに感情のレベルが低いと愛情自体がないわけですが)
さて、カードは「カップの女王」。
良いカードです。
なんらかの愛情系に関する望みが叶い、実感できる暗示です。
また現状として愛し愛される状態や、とにかく満ち足りていることを強く望んでいる状態も表しています。
これは直感とか感受性といった感覚が強くなっていることを意味し、その中心にには母性があるようです。
そしてその愛や母性は根本的に協調性ということに関係し、問題の解決や良くはなかった人間関係の回復などにも影響があります。
感情のレベル、芸術、エネルギー
カップの女王のカードは直感や感受性という意味から芸術とも大きく関係します。
直感や感受性は正確性を期して書きますと感情のレベルとしてかなり高いところにあります。
直感の定義を正確に記しますと・・・
推理・考察など論理的思考によらず,感覚的に物事の真相を瞬時に感じとること。
(スーパー大辞林)
(ここで大事なのは「物事の真相を・・」の部分)
間違ってはいけないのは、感情のレベルが低い状態ではまともな直感や感受性はなく、それは単に「反応」であるということです。
例えば、恐怖に怯えている人の直感(実は反応)に従っていてはまともな選択はできないでしょう。それが災害時なら、かなり生存率が下がるでしょう。
また「信号が青ならそのまま渡れ」を反応的に得ていて、それを本当に機械的に実行するなら、信号無視の車がきていててもそのまま交差点に侵入で事故になります。直感が働いているなら、自分の側が青信号でも止まっているでしょう。
さて、今回話題にする「芸術」ですが、感情のレベルとしてはかなり最上位にあるのは確か。
エネルギーに依存することなく、エネルギーを自由に生み出すことができているのが芸術活動そのものです。
これ、本当に不思議なことです。
例えば音楽があります。目の前の生の演奏を聴くと、確かに演奏者が奏でる音はエネルギーとして聴衆に伝わります。(実はエネルギーなしでも伝わるのですが)
しかし、作曲者がそこにいる必要はなく「譜面」という記号がエネルギーの出し方を記していて、演奏者はそれに従っていることになります。
そして良い演奏者は、譜面に記された記号を自分なりの解釈でエネルギーに変換するという作業をしています。
ここを見ても、精神活動にはエネルギー以前にすることがある、ということを表しているようですよ。
いずれにしても、このような高度な作業をしているとき、感情のレベルはかな〜り、高いです。
怒っている演奏者、退屈な演奏者では良い音楽は作れないでしょ。ま、でも現実には「保守的」あたりの演奏者は多いでしょうか。それがつまらない演奏と言われるものかもです。
それから愛情系のロードナイトに照らしていえば、これら芸術家はどうやっても愛情ということと無縁ではいられないことがお分かりと思います。
優れた芸術、何年何百年もの時を超えて人々に感動を呼び起こすその芸術にはどうやっても深い愛情が関係します。(愛情がなければ「理解の三角形」も存在しないしょ)
さてさて、今週最後のコラムは芸術、感情のレベル、エネルギーの関係について少し考察しました。
今週末、場所によっては台風が通過します。万全の準備をいたしましょう。
それでは良い週末を。また次の日曜、更新いたします。
明日が良い日でありますように。