ロードクロサイト・やり過ごす・2019年10月16日
ロードクロサイトが出ています。
ロードクロサイトに求めるのは「待つこと」。
ロードクロサイトは自信や積極性を取り戻すといった作用が表に出ますが、それができるようになるには先に基本的に「癒し系」要素が大きいのです。(そんなストーンが多いですよね)
今回のカードではトラウマ系の刺激があるので、そちらをまずは処理するために使いましょう。
ロードクロサイトの恋愛系要素の根底にはやっぱり恋のトラウマの癒しが入っています。
で、「癒して待ち」です。
カード:月
ううむ、ちょっと注意なカード。
不安定さを表しています。
恐怖や不安に支配されやすい状態と言えます。
が、それらは心の深層にあるものの影響であり、反応です。
平たく言えば、過去の経験においてのマイナス要素が頭をもたげやすい状態です。
いわゆるトラウマとかコンプレックスという部類のことが当てはまるでしょう。
ここはちょっと踏ん張りどころ。
様々な感情が湧き上がるかもですが、それらは単に反応であって正しい現状認識とは異なるものです。
ここはちょっと「待ち」の状態でやり過ごすのも方法。
また自分自身で「今この感情が湧くのは気に食わない!」と思うように理性が勝つならそれはよしです。
通り過ぎてしまえば何でもなかったと思えるようなものですよ。
魂・心・身体
過去の出来事が現在に作用するのは多くの方が体験済みですよね。
過去の出来事はその場面場面がその時感じた五感を含んだ映像として心にしまいこまれており、それに操られると今現在の自分が影響を受けます。
はい、簡単に操られます。これが反応です。
過去に操られるくらいならまだしも、自分から過去の時間にはまり込みに行くという場合もあります。
ところで、「癒し系」というのはとりあえず今の症状だけでも何とかしようということに他ならず、いわば痛み止めのお薬のようなもの。
本当の癒しを求めるなら、自分自身で、反応する心を制御できるようになるしかありません。
実際のところ、セレニティアスがパワーストーンで目指しているのは単なる痛み止めとしての癒しでなく、自分で心を制御できるようになることです。
と、ここでちょっとした図式を示します。
魂(自分自身)
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心
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身体(自分自身が乗っている生体マシン)
人間はもしかしたら上のような構成になっています。
例えば、身体をケガをしたら痛いです。
すると心がそれを受けてちょっとした悲しみに陥り、それを知った魂がこれはまずいと判断します。
で、魂は悲しんでいる心を立て直し、ケガの手当てをし、そして当面はじっとしていようと指令を出し、心と体がそれに従います。
さて、過去の出来事に反応するのは「心」で、それを制御できる何かがあるとすれば「魂」しかありません。
で、魂が心の受け身になっている限り制御不能です。
転んで膝を擦りむいた子供が、膝を抱えて泣きわめいている状態に他なりません。
大人ならどうするか?
魂が判断して心を制御し、身体を手当てします。
これ、何を意味するか?
魂が心と身体に責任を持つことに他なりません。
魂が心に操られるのは無責任な受け身状態だからです。
明日が良い日になりますように。